カルロ・マッツォーネ
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カルロ・マッツォーネ(Carlo Mazzone, 1937年3月19日 - )は、イタリア・ローマ出身のサッカー監督。
[編集] 来歴・人物
現役時代はディフェンダーとして活躍。その後、指導者への道を歩み、キャリアのラストを飾ったアスコリで監督デビュー。1971-72シーズンにチームをセリエCからBに昇格させ、1973-74シーズンにはクラブ創設以来初のセリエAへと導く。
残留と昇格のスペシャリストとされ、マイナーチームの指導にかけては奇跡的な結果を残す。ローマ時代では、フランチェスコ・トッティを、ブレシア、ボローニャ時代にはロベルト・バッジョを、ペルージャでは中田英寿を指導した。選手の自主性を重んじるタイプで、多くの敬意を払われている。
中田の能力を認め、彼の現役引退時には「サッカーがしたくなったらいつでも戻って来い。私の獲得リストには常に残しておく。」と最大級の賛辞を送った。
[編集] 監督経歴
- 1971-1975 アスコリ
- 1975-1978 フィオレンティーナ
- 1978-1980 カタンツァーロ
- 1981-1985 アスコリ
- 1985-1989 ボローニャ
- 1989-1990 レッチェ
- 1990-1991 ぺスカーラ
- 1991-1992 カリアリ
- 1993-1996 ローマ
- 1996-1997 カリアリ
- 1997-1998 ナポリ
- 1998-1999 ボローニャ
- 1999-2000 ペルージャ
- 2000-2001 ブレシア
- 2003-2004 ボローニャ
- 2006.1-7 リヴォルノ
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