ガリー・スピード
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ガリー・スピード(Gary Speed、1969年9月8日 - )は、ウェールズ出身のサッカー選手(MF)。
ボルトン所属のベテランミッドフィルダー。中田英寿の同僚だったということもあり、日本でも度々名前が聞かれた。
[編集] プレイスタイル
ボールコントロールに優れ、正確なパスで攻撃に彩りを加えれば果敢な 攻撃参加から得点力も高いサッカーウェールズ代表MF。 年齢から来る衰えは隠せないものの献身的なプレーと豊富な経験を活かし 中盤に抜群の安定感をもたらす。 所属したニューカッスルではアラン・シアラーと共にチームの顔として活躍、 プレミアリーグを代表するプレーヤーであるのは言うまでもなく ウェールズ代表では個性の強い選手等を束ねるキャプテンとしてもプレーして 通算85試合出場中44試合でキャプテンを務めた。
[編集] 経歴
当時2部リーグ(現1部)にあったリーズ・ユナイテッドの練習生として キャリアをスタートさせ88/89シーズンにトップデビューを果たす。 翌シーズンより主力として活躍し1部昇格に貢献すると91/92シーズンには リーグ優勝に大きな役割を果たし、その名を知らしめる事となる。 リーズ在籍通算8シーズン248試合39得点の記録を残し、少年時代の 憧れだったエバートンへ移籍、ここでも素晴らしい決定力を見せ1シーズン半で 15得点の活躍を見せている。97/98シーズン途中に約850万ユーロで ニューカッスルへ引き抜かれ、移籍当初こそ不振に陥ったが、その後本来の 活躍を見せチームの中心的存在となって活躍、 クラブにタイトルをもたらす事は出来なかったが 1998、99年と2年連続してFAカップ決勝進出を果たしている。
ウェールズ代表としてもキャプテンとして活躍し、 2004年欧州選手権予選では後1歩の所で 自身最後の大舞台となるであろう本大会出場を逃したのは残念であったが 代表最後となったW杯欧州予選ポーランド戦において後半途中ピッチを去る際 スタンディングオベーションで迎えられ、その功績を讃えられ 惜しみ無い拍手がいつまでも続いた。
[編集] 所属クラブ
- リーズ・ユナイテッド(イングランド) 1988-1996
- エヴァートンFC(イングランド) 1996-1998
- ニューカッスル・ユナイテッド(イングランド) 1998-2004
- ボルトン・ワンダラーズ(イングランド) 2004-
ボルトン・ワンダラーズ - 2006-2007 |
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1 アル・ハブシ | 2 ハント | 4 ノーラン | 5 メイテ | 6 スピード | 7 ジャンナコプーロス | 8 カンポ | 9 ペデルセン | 11 ガードナー | 12 ウォーカー | 14 デイヴィス | 16 テイムリアン | 17 フォーチュン | 20 ヴァス・テ | 21 ディウフ | 22 ヤースケライネン | 23 タル | 24 オブライエン | 25 ファイエ | 26 ベン・ハイム | 28 ミハリーク | 29 ハルサーニィ | 30 ハワース | 39 アネルカ | 41 フォユート | 42 スミス | 44 アウグスティン | 46 ジェイミソン | 監督 アラーダイス | |
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