ゲーリー・トマソン
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ゲーリー・トマソン(Gary Thomasson, 1951年7月29日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身。昭和後期(1970年代-1980年代前半)のプロ野球選手。左投左打。ポジションは外野手。
[編集] 来歴・人物
1981年読売ジャイアンツに入団。王貞治引退の穴を埋める存在として期待されたが、打率2割6分1厘、本塁打20本はまだしも三振132(球団新記録、当時)と、大幅に期待を裏切り、「扇風機」「トマ損」などと呼ばれた。2年目の出場は47試合にとどまり、さらに藤田元司監督(当時)とトラブルを起こしたため、1982年限りで解雇。あまりの期待はずれぶりに、トマソンを紹介したドジャースと巨人の友好関係にヒビが入ったともいわれる。
その見事なまでの空振りの連続により、トマソンの名は赤瀬川原平らが発見した「不動産に付着して美しく保存されている」無用物の呼び名として転用された。
[編集] 通算成績
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