コアマガジン
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コアマガジン(Coremagazine Co.,Ltd.)とは、日本の出版社の一つ。
白夜書房の系列出版社で、主にアダルト・サブカルチャーを中心とした雑誌・書籍を発行する。また、高田馬場駅前に直営書店「コアブックス」を運営する。
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[編集] 略史
- 1985年5月、白夜書房のアダルト部分の一部を統括する形で「少年出版社」が創立
- 1995年3月、「コアマガジン」に社名変更し、白夜書房が発行していたアダルト・サブカルチャーの雑誌・書籍発行部門と統合。この社名変更の折、実は決定していた社名『ごきげん出版社』が存在した。だが、各方面よりの強い反対により、この社名になることは叶わず、コアな雑誌社、若しくは世の中の核になる出版社という意味で『コアマガジン』と命名された
- 2006年10月、警視庁少年育成課、同社が発行していた「裏BUBKA」にて児童ポルノの映像を一部修正し同雑誌付録のDVDに二次転載したとして児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、同誌元編集長を逮捕。同社についても同月中に書類送検した
[編集] 主な発行誌
- ブブカ(BUBKA)
- 裏BUBKA(休刊、元編集長が児童ポルノを同誌に転載したとして逮捕された)
- @BUNTA
- @BUNTA DX
- BURST(休刊)サブカルチャー誌
- BURST HIGH
- TATTOO BURST
- 素人写真投稿誌
- ニャン2倶楽部
- ニャン2倶楽部Z
- ニャン2倶楽部ライブWindowsDVD
- ニャン2倶楽部うぶモード
- 美少女コミック誌
- コミックメガプラス(コミックメガキューブの後継、前身誌に漫画ブリッコ→漫画ホットミルクがあった)
- 漫画ばんがいち(コンビニ販売用美少女漫画雑誌、創刊当初は漫画極道というアウトロー系漫画誌だった)
- コミックメガストア
- コミックメガストアH
- 美少女ゲーム誌
- メガストア
- G-type(アニメ中心)
- Voice-type(アダルトボイスドラマ雑誌。V-typeが第2号よりタイトル変更)
- マッドマックスシリーズ
- 実話マッドマックス(@BUNTA増刊号)
- 劇画マッドマックス
- 爆撮マッドマックス
- その他
- お買い得のクドい顔-レム色の回文-(レム色(お笑い芸人)が編集した回文のネタ本。クイズマジックアカデミーでも参考にされているとの話がある)
- 2ちゃんねるぷらす(休刊)
- 2ちゃんねるアーカイブ
- PSPで動画&音楽を楽しむ本 http://www.coremagazine.co.jp/book/psp.html
- スーパー写真塾
- 恋愛体験CANDY KISS(廃刊)
[編集] 直営店「コアブックス」
コアブックスのアンテナショップで、旧まんがの森高田馬場店。まんがの森は1990年代以降男性向け成年コミックの取り扱いを縮小したが、コアブックスは逆にメインの商品として扱っている(コアマガジンの商品だけでなく、他社の商品も取り扱っている)。
特に成年コミックにおいては直筆サイン入り単行本をプレミアなしで販売するなどファンに支持された(現在直筆サイン本はあまり扱っていない)。
- 1F 単行本・雑誌・画集など
- 2F ビデオ・DVDなど
[編集] 雑記
メガストア同様、美少女ゲーム雑誌を発行している、大手出版社であるエンターブレイン、メディアワークスと手を組み、『まじれす!!~おまたせ♪リトルウイング~』(キャラクターデザイン: みさくらなんこつ)の共同開発およびタイアップを行った。
この関係は、同社の発行誌である裏BUBKAやコミックメガプラス等の情報提供等においても活かされている。
2002年6月に販売した「ブブカスペシャル7」にてモーニング娘メンバーらのプライベート写真を無断で掲載したとして訴えられ、東京高裁で896万円の賠償命令が下った。
コアマガジンの最寄駅である高田馬場駅のそばに「ぶぶか」というラーメン店があるが、コアマガジンとは関係がない。