コーリー・ポール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コーリー・ポール(Corey Paul, 1969年6月21日 - )は、アメリカ出身のプロ野球選手である。ポジションは外野手である。日本では1999年から2001年に西武ライオンズに所属した。
目次 |
[編集] 来歴
1999年に西武に入団した外国人打者アーキー・シアンフロッコ、グレッグ・ブロッサー、アラン・ジンターの3選手がいずれも全く打てず、チームも貧打にあえぎ、そのため外国人選手獲得期限ギリギリで西武ライオンズが緊急補強した選手である。この年は初打席でいきなり本塁打を放ち12本塁打の活躍を見せたが2000年にトニー・フェルナンデス、レジー・ジェファーソンが加入し第3の外国人扱いとなり序盤は2軍生活が続いた。ジェファーソンが早々に退団し、フェルナンデスも怪我が多かったためシーズン中盤に1軍に昇格すると勝負強さを発揮した。しかし翌2001年はアレックス・カブレラ、スコット・マクレーンのツイン・バズーカ砲の陰に隠れ1軍での出番はほとんどなく、2001年は1軍試合出場0であった。しかし2軍では格の違いを見せつけ、2000年、2001年と2年連続でイースタン・リーグの三冠王に輝いている。西武時代の背番号は63。2002年韓国プロ野球・現代ユニコーンズに入団し、イースタンリーグ三冠王の実績により4番候補として期待されたが、平凡な成績しか残せずこの年限りで退団した。
[編集] 略歴
- 身長・体重 1m85cm、93kg
- 投打 左/左
- 出身地 アメリカ合衆国・イリノイ州
- 球歴・入団経緯 ベルモント高 - グレンデール大- サリナス(独立リーグ) - グレイス(独立リーグ) - トライシティ(独立リーグ) - チコ(独立リーグ) - トライシティ - 台湾大連盟・声宝 - 西武ライオンズ(1999年途中) - 韓国・現代ユニコーンズ - ファーゴ・ムーアヘッド・レッドホークス(独立リーグ)
[編集] 日本プロ野球での戦歴
[編集] 通算成績
- 106試合 打率.251(307打数77安打)16本塁打 47打点 4盗塁