サスカトゥーン
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サスカトゥーンの風景 | |
(写真:サスカトゥーン市街) |
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位置 | |
基礎データ | |
国 | カナダ |
州 | サスカチュワン州 |
都市名 | サスカトゥーン (英:City of Saskatoon) |
創設日 | 1883年 |
緯度 経度 |
北緯 52度07分00秒 西経 106度37分59秒 |
標高 | 海抜 504 m |
面積 | 148.34 km² 5,192.22 km² (広域圏) |
人口 - 都市 - 広域圏 |
(2001年) 196,811 人(国内17位) 225,927 人(国内17位) |
時間帯 | 中部標準時(CST)、UTC-6 夏時間は採用していない。 |
市外局番 | +1-306 |
公式サイト | www.Saskatoon.ca |
サスカトゥーン(英:Saskatoon)は、カナダのサスカチュワン州に位置する都市。人口約206,500人、郊外を含む大都市圏では人口約236,000人(2005年現在)で、カナダ17番目の都市である。1980年代半ばに州都であるレジャイナを抜いて以来、サスカチュワン州では最大の都市である。2006年で市制100年を迎えた。
七つの川が交差する地形にあり、「ハブ・シティ」、「橋の町(City of Bridges)」というニックネームで知られている。市の名前は、先住民族のクリー語でサスカトゥーン・ベリーに由来する。
目次 |
[編集] 地理
カナダの中央に位置するプレーリー(大平原)地帯の真ん中にあり、サスカチュワン州の中南部を通る「アスペン・パークランド」の生物帯に位置する。平原にあるため、土地の高低差はほとんど無い。気候はおおむね乾燥したサバンナ気候で、冬の摂氏マイナス40度から夏の摂氏40度など夏冬の寒暖差が大きい。
[編集] 歴史
1883年にトロントのメソジスト教会の信者が、トロントの酒の商売から逃れるためにこの地に定住した。1906年にはリバーデール地区、ヌタナ地区も含め人口が4500人を超え、市制施行された。1956年にはサザーランドも合併。
1980年代半ばに人口で州都であるレジャイナを抜いて以来、サスカチュワン州では最大の都市となっている。
[編集] 交通
[編集] 空港
- サスカトゥーン・ジョン・G・ディーフェンベーカー国際空港(Saskatoon John G. Diefenbaker International Airport)
- 2004年に改装したサスカチュワン州最大の空港。年間乗降客は90万人を超える。空港コードはYXE。運営はサスカトゥーン空港公団(Saskatoon Airport Authority)。サスカチュワン大学卒のカナダ第18代首相ジョン・ディーフェンベーカーにちなんで名付けられた。
[編集] 高速道路
- 高速道路では「イエローヘッド・ハイウェイ」でアルバータ州、マニトバ州と繋がっている。
- 「サークル・ドライブ」と呼ばれる環状道路が1980年代半ばから建設中で、現在約3/4のみフリーウェイとして完成している。
[編集] 鉄道
長距離鉄道としてカナダ太平洋鉄道(CPR)とカナダナショナル鉄道(CNR)の路線がサスカトゥーンを通っている。旅客部門の運営を引き継いだVIA鉄道(VIA Train)が路線を持っており、「ハブ・シティ」の異名の通り州内各地を結んでいる。
[編集] 産業
サスカトゥーンは穀物の集散地で、小麦、大麦、ライ麦、オート麦、亜麻の種子、キャノーラ など、カナダの輸出用穀物の半数以上を出荷している。様々な農業関連事業も盛んである。
天然資源も豊富で鉱業も盛ん。特にウランの世界最大の輸出を担っており、また利用可能なカリの世界の2/3の埋蔵量がここサスカトゥーン地域にある。
食物加工産業もサスカトゥーンの新しい重要な産業である。
[編集] 教育
- サスカチュワン大学(University of Saskatchewan [1])
- SIAST(Saskatchewan Institute of Applied Science and Technology [2])
など
[編集] 文化
- メンデル・アート・ギャラリー
- 西部開発博物館
- サスカチュワン鉄道博物館
[編集] スポーツ
サスカトゥーンを本拠地とするプロスポーツチームは以下の通り。
- アイスホッケーのカナダ西部リーグ(WHL)のサスカトゥーン・ブレイズ(Saskatoon Blades)
- クレディ・ユニオン・センター(Credit Union Centre、元サスカチュワン・プレース)を本拠とする。
[編集] 姉妹都市・提携都市
サスカトゥーンは下記の都市と姉妹都市提携を締結している。
[編集] 外部リンク
- サスカトゥーン市公式サイト (英語)
- サスカトゥーン観光局公式サイト (英語)
- サスカトゥーン地域開発公団 (英語)