サバ州立鉄道

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サバ州立鉄道は、マレーシアサバ州のサバ州鉄道部（Sabah State Railway Department）が運営しているボルネオ島唯一の鉄道路線である。現在は、コタキナバルのタンジュン・アル(Tanjung Aru)とテノム(Tenom)を結ぶ線路を旅客列車と貨物列車が運行している。なお、北ボルネオ鉄道は、サバ州立鉄道の線路の一部区間をを使用して運行されている蒸気機関車が牽引する観光列車のツアー名称であり路線名ではない。

[編集] 路線データ

駅数：13駅（起終点を含む）
軌間：1,000mm
複線区間：全区間単線
電化区間：全区間非電化
閉塞方式：

[編集] 運行形態

[編集] 概略

[編集] 列車番号

英字2桁＋数字3桁で表す。
- 英字の2桁目で進行方向を表す。
  - 南行(S:Menuju Ke Selatan)：Tanjung Aru→Tenom
  - 北行(U:Menuju Ke Utara)：Tenom→Tanjung Aru
- 数字の上1桁で始発駅を表す。
- 進行方向は英字の2桁目で表すので、数字下2桁は南行・北行いずれも01～連番である。

旅客列車

南行	北行	始発駅
PS101～		Tanjung Aru
PS201～	PU201～	Papar
PS301～	PU301～	Beaufort
PS401～	PU401～	Halogilat
	PU501～	Tenom

[編集] 車両

[編集] 歴史

[編集] 概略

[編集] 年表

1896年（明治29年）- 北ボルネオ会社(British North Borneo Company)によって、Beaufort～Weston間(32Km)開業。
1902年（明治35年）- Beaufort～Jesselton間が開業。
1905年（明治38年）- Beaufort～Tenom間(48Km)が開業。
1906年（明治39年）- Tenom～Melalap間(16Km)が開業。
1914年（大正3年）- the North Borneo Railway設立。
1944年（昭和19年）～1945年（昭和20年） - 第二次世界大戦で日本軍によって壊滅的に破壊される。
1949年（昭和24年）～1960年（昭和35年） - North Borneo Railwayによって復旧工事が行われる。
1963年（昭和38年）- Beaufort～Weston間廃止。
- 9月16日-イギリス保護領サバとマラヤ連邦が併合しマレーシア連邦になる。
- - サバ州鉄道部(Sabah State Railway Department)設立。
1970年（昭和45年）- Tenom～Melalap間廃止。
1974年（昭和49年）- Jesselton～Tanjung Aru間廃止。
2000年（平成12年）- 北ボルネオ鉄道運行開始。
2001年（平成13年）6月- テノム渓谷の橋で列車の脱線事故が起こり、同列車に乗っていた邦人観光客2名が軽傷を負った。
2006年（平成18年）7月～ - 改良プロジェクト開始。（総額RM3億／レール取替・9新駅建設・4駅改良・鉄橋補修）
2007年（平成19年）1月1日～ - 改良プロジェクト開始にともなう北ボルネオ鉄道1年間の予定で運休。

[編集] 駅一覧

MAIN LINE
駅名	発音	キロ程	所在地	電話番号
Tanjung Aru	タンジュン・アル	0	Kota Kinabalu	6-088-26 2536
Putatan	プタタン	7	Kota Kinabalu	6-088-76 4491
Kinarut	キナルー	15	Kota Kinabalu	6-088-75 0533
Kawang		22	Kota Kinabalu	6-088-75 0015
Papar	パパール	33	Papar	6-088-91 3514
Bongawan		57	Papar
Membakut		67	Papar	6-087-88 7537
Beaufort	ビューフォート	85	Beaufort	6-087-21 1518

GORGE LINE
駅名	発音	キロ程	所在地	電話番号
Beaufort	ビューフォート	0	Beaufort	6-087-21 1518
Saliwangan	サルイワンガン	16
Halogilat	ハロギラット	21
Rayoh	ラヨー	29
Pangi	パンギ	39
Tenom	テノム	49	Tenom	6-087-73 5514