1905年
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世紀: | 19世紀 - 20世紀 - 21世紀 |
10年紀: | 1880年代 1890年代 1900年代 1910年代 1920年代 |
年: | 1902年 1903年 1904年 1905年 1906年 1907年 1908年 |
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1905年(せんきゅうひゃくごねん)は、日曜日から始まる平年である。
目次 |
[編集] 他の紀年法
- 干支:乙巳
- 日本(月日は一致)
- 清:光緖30年11月26日 - 光緖31年12月6日
- 朝鮮(月日は一致)
- 阮朝(ベトナム):成泰16年11月26日 - 成泰17年12月6日
- 仏滅紀元:2447年閏9月10日 - 2448年10月6日
- ヒジュラ暦(イスラム暦):1322年10月24日 - 1323年11月4日
- ユダヤ暦:5665年4月24日 - 5666年4月3日
- 修正ユリウス日(MJD):16846~17210
- リリウス日(LD):117687~118051
[編集] できごと
- 1月22日 - サンクトペテルブルクで血の日曜日事件発生
- 3月1日 - 日露戦争:奉天会戦(- 3月10日)
- 3月31日 - ドイツ皇帝ウィルヘルム2世がモロッコの港であるタンジールを訪問(タンジール事件)
- 4月3日 - アルゼンチンでボカ・ジュニアーズ創立
- 4月12日 - 阪神本線開業
- 4月23日 - フランスで社会党が結成
- 5月27日 - 日露戦争:日本海海戦(- 5月28日)
- 6月7日 - ノルウェーがスウェーデンからの独立を宣言
- 6月9日 - 米国大統領セオドア・ルーズベルトが日露講和を勧告
- 6月27日 - ロシアで戦艦ポチョムキンの水兵が蜂起
- 7月29日 - 桂・タフト協定が結ばれ、日本の韓国支配と米国のフィリピン支配を相互承認
- 7月 - ベトナム維新会による東遊(ドンズー)運動が始まる。日本へ留学生が派遣される
- 7月 - ドイツ領東アフリカでマジマジの反乱
- 8月12日 - 第2次日英同盟が調印
- 8月20日 - 孫文が東京で中国同盟会を結成
- 9月2日 - 清が科挙を廃止
- 9月5日 - 日露戦争:ポーツマス条約締結
- 9月5日 - 日露戦争講和条約に反対する民衆による暴動が発生(日比谷焼打事件)
- 9月10日 - 中川小十郎により私立清和普通学校が開学
- 10月8日 - シベリア鉄道が開通
- 10月9日 - 平民社が解散
- 10月16日 - インド総督カーゾンがベンガル分割令を発布
- 11月17日 - 第2次日韓協約が締結され、日本が韓国の外交権を掌握
- 10月17日 - 津田梅子らがYWCAを創立
- 10月26日 - ロシアのサンクトペテルブルクで労働者代表ソビエト会議が開催
- 10月30日 - ロシア皇帝ニコライ2世が十月宣言を発布
- 11月14日 - 幸徳秋水が米国に出発
- 12月11日 - イランで立憲革命
- 12月21日 - 第2次日韓協約に基づき韓国統監府を京城に設置 初代総監は伊藤博文
[編集] 日付不詳
- 6月 - アルベルト・アインシュタインが特殊相対性理論を発表。また同年、光量子仮説を導入。あわせて5つもの画期的な論文を発表し、物理学の奇蹟の年といわれる
- 奈良県鷲家口で捕獲されたのを最後に、ニホンオオカミが絶滅
- マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
- エルンスト・マッハ「認識と誤謬」
- 夏 - ゼーフェルトでエドムント・フッサールが、ゲッティンゲン大学とミュンヘン大学の学生を集めて研究会を開催。初めて、現象学的還元の思考を説明
- 上田敏『海潮音』
- 夏目漱石が「ホトトギス」で、処女作「吾輩は猫である」を連載開始
- イングランドでクリスタルパレスFC創立
- イングランドでチェルシーFC創立
[編集] 誕生
- 1月2日 - マイケル・ティペット、作曲家(+ 1998年)
- 1月3日 - 高松宮宣仁親王、日本の皇族(+ 1987年)
- 1月3日 - レイ・ミランド、俳優(+ 1986年)
- 1月7日 - 長谷川四郎、元農林水産大臣・建設大臣・衆議院副議長(+ 1986年)
- 1月8日 - ジャチント・シェルシ、作曲家(+ 1988年)
- 1月8日 - カール・ヘンペル、思想家(+ 1997年)
- 1月11日 - マンフレッド・リー、小説家(+ 1971年)
- 1月14日 - 福田赳夫、大蔵官僚・第67代内閣総理大臣(+ 1995年)
- 1月16日 - 伊藤整、小説家(+ 1969年)
- 1月18日 - ジョゼフ・ボナンノ、マフィア・コーサ・ノストラ幹部(+ 2002年)
- 1月20日 - ハーバート・ボウデン、イギリスの政治家(+ 1994年)
- 1月21日 - クリスチャン・ディオール、ファッションデザイナー(+ 1957年)
- 1月22日 - 椋鳩十、小説家・児童文学者(+ 1987年)
- 1月26日 - マリア・フォン・トラップ、ミュージカルサウンド・オブ・ミュージックのモデルとして有名な人物(+ 1987年)
- 2月2日 - アイン・ランド、小説家(+ 1982年)
- 2月6日 - ヴワディスワフ・ゴムウカ、ポーランドの指導者(+ 1982年)
- 2月7日 - ポール・ニザン、小説家(+ 1940年)
- 2月8日 - 李承燁、北朝鮮の政治家(+ 1953年)
- 2月12日 - 巽聖歌、児童文学者・歌人(+ 1973年)
- 2月14日 - セルマ・リッター、女優(+ 1969年)
- 2月20日 - 本庄陸男、小説家(+ 1939年)
- 2月21日 - 木村義雄、将棋の棋士(+ 1986年)
- 2月25日 - 筑波藤麿、日本の皇族・華族・靖国神社宮司(+ 1978年)
- 3月1日 - 川又克二、日産自動車の社長(+ 1986年)
- 3月23日 - ジョン・ランドール、物理学者(+ 1984年)
- 3月26日 - アンドレ・クリュイタンス、指揮者(+ 1967年)
- 3月26日 - ヴィクトール・フランクル、精神科医・心理学者(+ 1997年)
- 3月30日 - 織田幹雄、陸上選手(+ 1998年)
- 4月2日 - セルゲイ・リファール、舞踏家(+ 1986年)
- 4月4日 - ウジェーヌ・ボザ、作曲家(+ 1991年)
- 4月9日 - J・ウィリアム・フルブライト、アメリカ合衆国の政治家・フルブライト奨学金設立者(+ 1995年)
- 4月13日 - ブルーノ・ロッシ、実験物理学者(+ 1993年)
- 4月13日 - 水田三喜男、元大蔵大臣・城西大学創立者(+ 1976年)
- 4月18日 - ジョージ・ヒッチングス、薬学者(+ 1998年)
- 4月20日 - 辰巳柳太郎、俳優(+ 1989年)
- 5月12日 - 鈴木敬信、天文学者(+ 1993年)
- 5月14日 - 四世井上八千代、日本舞踊家(+ 2004年)
- 5月14日 - 前川國男、建築家(+ 1986年)
- 5月14日 - ニコライ・チーホノフ、ソビエト連邦首相(+ 1997年)
- 5月15日 - 福田蘭堂、音楽家(+ 1976年)
- 5月16日 - ヘンリー・フォンダ、俳優(+ 1982年)
- 5月19日 - アルベルト・シュペーア、ナチス・ドイツの軍需相・建築家(+ 1981年)
- 5月23日 - 鈴木竹雄、法学者(+ 1995年)
- 5月23日 - 宮本三郎、画家(+ 1974年)
- 6月13日 - フランティシェク・バルトシュ、作曲家(+ 1973年)
- 6月13日 - 陳雲、中華人民共和国の政治家(+ 1995年)
- 6月21日 - ジャン=ポール・サルトル、哲学者(+ 1980年)
- 6月29日 - 入江相政、侍従長・エッセイスト(+ 1985年)
- 7月17日 - エドガー・スノー、ジャーナリスト(+ 1972年)
- 7月18日 - 松田解子、小説家(+ 2004年)
- 7月27日 - レオ・ドローチャー、メジャーリーグの野球選手・監督(+ 1991年)
- 7月28日 - 山口利夫、柔道家、プロレスラー(没年不明)
- 7月29日 - ダグ・ハマーショルド、第2代国際連合事務総長(+ 1961年)
- 8月1日 - 水谷八重子 (初代)、女優(+ 1979年)
- 8月20日 - 成瀬巳喜男、映画監督(+ 1969年)
- 9月6日 - ワルサー・ミュラー、物理学者(+ 1979年)
- 9月10日 - 武内俊子、童謡詩人・児童文学者(+ 1945年)
- 9月18日 - グレタ・ガルボ、女優(+ 1990年)
- 9月20日 - 杉本健吉、画家・イラストレーター(+ 2004年)
- 9月30日 - ネヴィル・モット、物理学者(+ 1996年)
- 10月3日 - 平林たい子、小説家(+ 1972年)
- 10月6日 - 円地文子、小説家(+ 1986年)
- 10月6日 - ヘレン・ウィルス・ムーディ、テニス選手(+ 1998年)
- 10月8日 - 森清、実業家・衆議院議員(+ 1968年)
- 10月20日 - フレデリック・ダネイ、小説家(+ 1982年)
- 10月23日 - 厳家淦、元中華民国総統(+ 1993年)
- 11月15日 - 原民喜、小説家・詩人(+ 1951年)
- 11月15日 - 浪越徳治郎、指圧療法創始者(+ 2000年)
- 11月27日 - 嵯峨根遼吉、物理学者(+ 1969年)
- 12月9日 - ダルトン・トランボ、脚本家・映画監督(+ 1979年)
- 12月10日 - 前尾繁三郎、第58代衆議院議長(+ 1981年)
- 12月13日 - 島田正吾、俳優(+ 2004年)
- 12月17日 - シモ・ヘイヘ、軍人、狙撃手(+ 2002年)
- 12月24日 - ハワード・ヒューズ、実業家・映画製作者・飛行家(+ 1976年)
- 12月30日 - 稲垣浩、映画監督(+ 1980年)
[編集] 死去
[編集] 1月
- 1月4日 - セオドア・トマス、指揮者(* 1835年)
- 1月14日 - エルンスト・アッベ、天文学者・数学者・物理学者(* 1840年)
- 1月30日 - 立花種恭、下手渡藩主・三池藩主・華族・初代学習院院長(* 1836年)
- 1月31日 - 副島種臣、武士・官僚・外務卿(* 1828年)
[編集] 2月
- 2月17日 - セルゲイ大公、ロマノフ朝皇族(* 1857年)
- 2月18日 - フレデリック・イーストレイク、英語教育家(* 1856年)
- 2月26日 - マルセル・シュウォッブ、作家(* 1867年)
- 2月27日 - ジョージ・バウトウェル、マサチューセッツ州知事・アメリカ合衆国財務長官(* 1818年)
[編集] 3月
- 3月6日 - ジョン・レーガン、アメリカ連合国財務長官・アメリカ連合国郵政長官(* 1818年)
- 3月15日 - マイアー・グッゲンハイム、グッゲンハイム家家長(* 1828年)
- 3月24日 - ジュール・ヴェルヌ、小説家・SF作家(* 1828年)
- 3月24日 - ピエトロ・タッキーニ、天文学者(* 1838年)
- 3月28日 - 黄遵憲、詩人・外交官(* 1848年)
[編集] 4月
- 4月13日 - 田口卯吉、経済学者・歴史家・衆議院議員(* 1855年)
- 4月13日 - 鳥尾小弥太、軍人・貴族院議員・華族(* 1847年)
- 4月16日 - 小幡篤次郎、教育家・思想家(* 1842年)
[編集] 5月
[編集] 6月
- 6月2日 - 津田出、武士・官僚・軍人(* 1832年)
- 6月3日 - 小笠原貞孚、安志藩主(* 1850年)
- 6月7日 - 岸田吟香、新聞記者・実業家・教育家・(* 1833年)
- 6月8日 - レオポルト・フォン・ホーエンツォレルン=ジグマリンゲン、ホーエンツォレルン家家長(* 1835年)
[編集] 7月
[編集] 8月
- 8月4日 - ヴァルター・フレミング、細胞学者(* 1843年)
- 8月6日 - 丸毛利恒、幕臣・彰義隊隊士(* 1852年)
- 8月8日 - フランツ・ルーロー、ベルリン工科大学学長・技術者(* 1829年)
- 8月19日 - ウィリアム・アドルフ・ブグロー、画家(* 1825年)
[編集] 9月
[編集] 10月
[編集] 11月
[編集] 12月
[編集] 日時不詳
[編集] ノーベル賞
- 物理学賞 - フィリップ・レーナルト (Philipp Eduard Anton von Lenard)
- 化学賞 - アドルフ・フォン・バイヤー (Johann Friedrich Wilhelm Adolf von Baeyer)
- 生理学・医学賞 - ロベルト・コッホ (Robert Koch)
- 文学賞 - ヘンリック・シェンキエヴィチ (Henryk Sienkiewicz)
- 平和賞 - ベルタ・フォン・ズットナー (Baroness Bertha Sophie Felicita Von Suttner)