シールドライガー
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シールドライガー(SHIELD LIGER)は、タカラトミー(旧トミー)より発売されている『ゾイド』シリーズのひとつであり、またその背景設定に登場する架空の兵器である。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 機体解説
シールドライガー SHIELD LIGER |
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番号 | RPZ-02(旧) RZ-007(新) |
所属 | ヘリック共和国 チーム・ブリッツ(スラッシュゼロ) |
分類 | ライオン型 |
全長 | 21.6m |
全高 | 9.0m |
全幅 | 6.0m |
重量 | 92.0t |
最高速度 | 250km/h |
武装 | レーザーサーベル×2 ストライククロー×4 AMD2連装20mmビーム砲 対ゾイド3連衝撃砲 展開式ミサイルポッド×2 エネルギーシールド発生装置 |
中央大陸戦争時代、ゼネバス帝国軍のサーベルタイガーに対抗するべくヨハン・エリクソン大佐が生み出したヘリック共和国軍初の大型高速戦闘ゾイド。武装の面ではサーベルタイガーに劣るものの、最高速度、格闘性能ではそれを上回る。また、タテガミ部分には機体名称にもなっているEシールドが装備されており、敵のビーム兵器を弾き返すことが可能である。
共和国軍の防衛ラインであるハドリアンウォールに侵入してきたサーベルタイガーを破って初陣を飾り、コマンドウルフと共に中央山脈を越えてデスザウラーが開発されている帝国軍の研究所を襲撃し、アイアンコングを叩き伏せるなどの活躍を見せた。ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、第二次大陸間戦争でもゴジュラス同様、共和国軍の主力ゾイドとして扱われる。
[編集] Eシールド
エネルギーシールド
シールドライガーに初めて装備された防御用装備。エネルギーの壁を生み出し、ビーム攻撃を防ぐことが出来る。現行シリーズではブレードライガーや、ライガーゼロシュナイダー、バーサークフューラー、ガンブラスターなどに装備されている。アニメでは平気で実弾も跳ね返す万能装備とされているが、正式な設定としてはビームを弾くためだけの装備である。ただし、ビームの周波数を変えられたりするとすり抜けてしまう。
[編集] キット
キットの基本構成はサーベルタイガーの外装換えバリエーションモデルであり、歩行ギミック及び連動ギミック(下あごの開閉)も同機のものをそのまま受け継いでいる(このため、ファンによる「シールドライガーはサーベルタイガーのコピー改良型」という設定も存在する)。
一方、手動ギミックにおいては、キャノピーの開閉(前ヒンジ)及び尻尾の上下といった陣営・モチーフ動物の違いからくる変更にとどまらず、ビーム砲(背部)及びミサイルポッド(腰部)やEシールド発生装置(頭部上下)の展開・収納というプレイバリューの高いものが追加されており、外見以上に面目を一新している。
[編集] 機体バリエーション
[編集] シールドライガー・マークII
シールドライガー・マークII SHIELD LIGER MK-II |
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番号 | RPZ-07 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | ライオン型 |
全長 | 21.6m |
全高 | 11.5m |
全幅 | 6.0m |
重量 | 110.0t |
最高速度 | 240km/h |
武装 | キャノンビーム砲×2 エネルギータンク×2 レーザーサーベル×2 ミサイルポッド×2 連装ビーム砲 三連衝撃砲 各種センサー 冷却用ラジエーター 超高速駆動機構×4 エネルギーシールド発生装置 |
シールドライガーに二基のキャノンビーム砲など装備を追加した武装強化型。キャノンビーム砲はマッドサンダーの背部のそれと同型のもの(色は異なる)。シールドライガーの青い機体色に対してマークIIは白。爪、牙、キャノンビーム砲の色は金となっている。
トイズドリームプロジェクトよりキットが復刻、2005年06月22日頃、定価2500円で限定発売された。
(注:「II」は、ローマ数字の2である)
[編集] シールドライガーDCS
シールドライガーダブルキャノンスペシャル
RZ-007 シールドライガーにカスタマイズパーツCP-01 ビームキャノンセット(ビームキャノン×2、エネルギータンク×2、ビームキャノンブースター×2、ミサイルポッドアタッチメント)を装備した機体。カラーリング以外の形状は旧シリーズのシールドライガー・マークIIを再現している。シールドライガーの欠点である火力不足は解決されたが、逆に機動力が失われたため、通常機と連携して行動する。
[編集] シールドライガーDCS-J
シールドライガーDCS-J SHIELD LIGER DCS-J |
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番号 | なし |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | ライオン型 |
全長 | 21.6m |
全高 | 11.5m |
重量 | 115.0t |
最高速度 | 285km/h |
武装 | ビームキャノン×2 ビームキャノンブースター エネルギータンク×2 レーザーサーベル×2 ストライククロー×4 ミサイルポッド×2 ミサイルポッドアタッチメント AMD2連装20mmビーム砲 対ゾイド3連衝撃砲 対ゾイド30mm2連装ビーム砲 エネルギーシールド発生装置 |
シールドライガーダブルキャノンスペシャル-ジェット
黒玉(ジェット)のような漆黒のカラーリングが施された、シールドライガーDCSの出力強化型。動力機関の改良により、シールドライガーの機動性とDCSの火力を両立することに成功。しかし、その代償として操縦性が大幅に低下してしまった。そのためDCS-Jは7機のみの生産に終わり、レオマスター(共和国高速戦闘隊の中でも、最も優れたライオン型ゾイドの操縦技術を持つ7人のパイロット)の実質的な専用機となっている。なお、レイ・グレック中尉の機体はニクシー基地攻略の際に失われたが、他はパイロットがブレードライガーやライガーゼロに乗り換えるなどしたため、お蔵入りされている可能性がある。
成型色を変更したシールドライガー、カスタマイズパーツCP-01 ビームキャノンセット(こちらは成型色変更なし)を同梱したキットが、2000年05月25日頃、定価2400円で限定発売された。カラーリング以外の形状はシールドライガーDCSと同一。
[編集] スパークライガー
Eシールドの代わりに電位差発生装置を装備した改造シールドライガー。近距離の敵に電撃を飛ばし、コンバットシステムの機能不全を引き起こす。
[編集] デザートライガー
デザートライガー DESERT LIGER |
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番号 | なし |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | ライオン型 |
全長 | 21.6m |
全高 | 9.0m |
全幅 | 6.0m |
重量 | 92.0t |
最高速度 | 250km/h |
武装 | レーザーサーベル×2 ストライククロー×4 AMD2連装20mmビーム砲 対ゾイド3連衝撃砲 展開式ミサイルポッド×2 エネルギーシールド発生装置 |
重量バランスの調整、防砂フィルターの装備、熱対策を施した砂漠戦用シールドライガー。機体色はデザートイエロー。
初出はニンテンドーゲームキューブ用ゲームソフトZOIDS VS.シリーズの第二作であるゾイドVS.II。ヘリック共和国軍「試作機戦闘試験小隊ブルーユニコン」に配備されたが、何者かによって奪取されてしまう。キットはゾイドVS.II初回版デザートライガーセット(定価8800円、数量限定、初回版なのでヘルキャットノワールのキットも付属した)に同梱された。成型色の変更以外、通常のシールドライガーのキットと同一の形状である。
ヘビーアームズケーニッヒウルフのキットに付属したDVD『ZOIDS妄想戦記特別編』ではカスタマイズパーツCP-01 ビームキャノンセットを装備した状態で登場。こちらでの設定は、アンチジャミングウェーブシステムを搭載した実験機だった。
[編集] ブレードライガー
[編集] 機体解説
ブレードライガー BLADE LIGER |
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番号 | RZ-028 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | ライオン型 |
全長 | 25.9m |
全高 | 12.2m |
重量 | 124t |
最高速度 | 305km/h |
武装 | レーザーブレード×2 Eシールドジェネレーター マルチブレードアンテナ×2 ロケットブースター パルスレーザーガン×2 AZ2連装ショックカノン ストライククロー×4 レーザーサーベル×2 3Dデュアルセンサー コンプリッションリフリジェレイター×4 |
シールドライガーにオーガノイドシステムを搭載した機体だが、充分な予算を注ぎ込まれたジェノザウラーと違って急造した部分がある。そのため、機体のメインフレームはほぼシールドライガーと共通である。レーザーブレードはブレードライガーを象徴する装備で、重装甲をたやすく切り裂くことが出来る。劇中の描写としては、展開されたブレードが発光し触れた敵を切り裂くという、エネルギーで切れ味を鋭くしているという印象を受ける。アニメではその説明として、「ブレードから発せられるエネルギーには、電子レベルの微小な振動が起こっており、荷電粒子砲の直撃にも耐えられる」となっている。シールドライガーから武装の増加によって重量も増加してしまったが、オーガノイドシステムの力と、ロケットブースターによって最高速度は305km/hに至る。ただしオーガノイドシステムの影響で非常に凶暴化し扱いにくい機体となってしまったため、一部のエースパイロットでしか扱えない。よって後にジェノザウラー同様、オーガノイドシステムの出力を引き下げて安定性を高めた量産型が登場している。
キットはヘリック共和国新世代ゾイド第一号である。ディバイソン以外で唯一外装に金属パーツ(ダイキャスト製)が使用された(爪と牙)。アニメ『ゾイド -ZOIDS-』放映当時、主人公が搭乗していたことで大きな人気を博し、またその人気は一過性のものでは終わらなかった。こうした人気を反映してか、『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』では赤い機体色の「ブレードライガーLS(レオンスペシャル)」がライバル機として登場、『ゾイドフューザーズ』でも黒い機体色の「ブレードライガーBI(ブラックインパクト)」が登場し、それぞれキットが限定発売された。
強化パーツとして、ロケットブースターとビームキャノンが一体になったカスタマイズパーツCP-12 アタックブースターユニットがあるが、生産数が少なく現在ではネットオークションかまんだらけのような中古の玩具を扱う店でしか見かけられない。そういうところですら、見かけるのが極めて稀というレアアイテムと化している。アニメでは主人公バン・フライハイトが2回しか使用しなかった。
[編集] 作中での活躍
- アニメ
『ゾイド -ZOIDS-』第25話「新ライガー」にて初登場。主人公バン・フライハイトの愛機シールドライガーがジェノザウラーの荷電粒子砲の直撃を受け、ゾイドコアを破壊され石化してしまう。その後ジークとフィーネが石化したシールドライガーのコアと合体、光の繭エヴォリューション・コクーンと化することでシールドライガーはブレードライガーへと進化、レイヴンとの激闘の末、ジェノザウラーを撃破した。 2年後、レイヴン復活の際に荷電粒子砲対策のため強化Eシールドの装備、対ジェノブレイカー対策での速度調節による機動力の向上、更にジェノブレイカー戦後、バンの操縦技術の向上に刺激されたジークとの合体によるポテンシャルアップを経て、劇中最強クラスのゾイドとなった。最終決戦では、ヒルツの操る完全体デスザウラーに、自らををグラビティカノンから打ち出す危険な技で挑み、満身創痍になりつつも見事勝利した。なおアニメでは、機体を空中で回転させながら攻撃する技も披露している。
- 漫画
『機獣新世紀・ZOIDS』では、ジークハート、シャドーキーと呼ばれる特殊物質と巨大風力発電ゾイド「ウェンディーヌ」の力によってバンとジークが搭乗していたシールドライガーが突然変異的に進化して誕生したゾイドとして描かれている。初陣でレイヴンの駆るジェノザウラーと戦い、Eシールドと背中に配備されたレーザーブレードを利用して荷電粒子砲を破ることに成功、見事ジェノザウラーを撃破した。また、Eシールドを足元に展開しての水上戦、機体後方に展開し推進力として活用した水中戦(このときの水中戦で獅刃竜巻(ブレードツイスター)と呼ぶ技を披露している)もこなしている。ちなみに、漫画の中では一度も「ブレードライガー」とは呼ばれず、進化前から一貫して「シーザー」と呼ばれている。
ゾイド公式ファンブック2巻以降に登場。ヘリック共和国軍のレオマスター(シールドライガーDCS-J参照)の一人である「クレイジー・アーサー」ことアーサー・ボーグマン少佐がオーガノイドシステム未調整のテスト機に搭乗した。南エウロペ大陸ガリル遺跡における実戦テストでガイロス帝国軍リッツ・ルンシュテッド中尉のジェノザウラーと遭遇戦を行うも、この時は決着がつかずに終わっている。その後、ジェノザウラーはジェノブレイカーへの改造が施され、ブレードライガー量産機(オーガノイドシステムの出力を調整したもの)を撃破。この報告を受けた共和国軍技術班は、対抗措置としてアーサー機にカスタマイズパーツCP-12 アタックブースターユニットを装備させる(この仕様はブレードライガーABと呼ばれる)。西方大陸戦争の最終局面に至り、アーサー少佐のブレードライガーとリッツ中尉のジェノブレイカーは再び邂逅する。しかし一騎打ちを繰り広げる両機に、暴走し行方をくらませていたデススティンガーが襲い掛かった。ジェノブレイカーと共闘するものの、デススティンガーの尾を胴体に突き刺されたブレードライガーはゾイドコアに致命的な損傷を負ってしまう。最期を悟ったアーサー少佐とブレードライガーは敵であるリッツ中尉とジェノブレイカーに後を託し、自ら囮となり散った。
[編集] 機体バリエーション
[編集] スレイヤーライガー
ジェノブレイカーへの対抗措置として、北エウロペ大陸ロブ基地にてテストされたブレードライガー強化案の一つ。バーニアを内蔵し前後に可動する大剣を背部に装備し、ジェノブレイカーのフリーラウンドシールドをも切り裂くことが出来るという。
[編集] ブーストライガー
ジェノブレイカーへの対抗措置として、北エウロペ大陸ロブ基地にてテストされたブレードライガー強化案の一つ。背部の大型のブースターで突撃し、頭部の大型レーザーブレードで敵を貫く。最高速度は350km/hに達するという。
[編集] ブレードデストロイ
ジェノブレイカーへの対抗措置として、北エウロペ大陸ロブ基地にてテストされたブレードライガー強化案の一つ。火力を徹底的に強化した強襲用の機体。背部に様々な火器が増設されている。作例ではカスタマイズパーツCP-03 ビームガトリングセットやガンダム試作3号機(デンドロビウム)のプラモデルの部品などを流用。
[編集] スナイパーライガー
ジェノブレイカーへの対抗措置として、北エウロペ大陸ロブ基地にてテストされたブレードライガー強化案の一つ。背部に装着された長砲身のライフルと高性能照準機で、10km先の標的を精密射撃することが可能。
[編集] ブレードライガーKS
ジェノブレイカーへの対抗措置として、北エウロペ大陸ロブ基地にてテストされたブレードライガー強化案の一つ。ステルス性を持たせた夜間戦闘仕様。カラーリングは通常機で青と白だった部分がそれぞれ黒と青に変更されているが、他に外形的な差は無い。共和国情報部で採用され、ケイ・イスルギ少佐が搭乗。
[編集] ブレードライガーAB
ブレードライガーアタックブースター
ジェノブレイカーへの対抗措置として、北エウロペ大陸ロブ基地にてテストされたブレードライガー強化案の一つであり、正式に採用されたもの。火力、最高速度、運動性を同時に強化することが可能なカスタマイズパーツCP-12 アタックブースターユニットを装備。アタックブースターユニットは、AZハイデンシティビームキャノンと高機動ロケットブースターが一体になった兵装である。
[編集] ブレードライガーLS
ブレードライガーLS BLADE LIGER LS |
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番号 | なし |
所属 | チーム・フリューゲル(スラッシュゼロ) |
分類 | ライオン型 |
全長 | 25.9m |
全高 | 12.2m |
重量 | 124t |
最高速度 | 305km/h |
武装 | レーザーブレード×2 Eシールドジェネレーター マルチブレードアンテナ×2 ロケットブースター パルスレーザーガン×2 AZ2連装ショックカノン ストライククロー×4 レーザーサーベル×2 3Dデュアルセンサー コンプリッションリフリジェレイター×4 |
ブレードライガーレオンスペシャル
アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』に登場する赤いブレードライガー。修行の旅の途中でシールドライガーを失い彷徨っていたレオン・トロスの新たな相棒となり、ガンスナイパーNSを駆るナオミ・フリューゲルとチームを組む。「ブレードライガー 限定 レオン・トロス専用機」として2001年08月02日頃、定価2200円で限定発売された。成型色の変更以外、通常のブレードライガーのキットと同一の形状である。
[編集] スナイプライガー
スナイプライガー SNIPE LIGER |
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番号 | RZ-028+ |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | ライオン型 |
全長 | 不明 |
全高 | 不明 |
重量 | 不明 |
最高速度 | 不明 |
武装 | 設定画記載の物のみ ロングバレルリニアランチャー ゴジュラス用バスターキャノン(ショートバレル)×2 肩部マイクロミサイルランチャー×4 対人用ミニガトリング チャフディスペンサー×8 |
『ゾイド妄想戦記』の前身的ウェブコミック「バックスvsマヤ編」に登場する砲撃戦用の改造ブレードライガー。ヘリック共和国軍閃光師団(レイフォース)所属、パイロットはソニア中尉。スラッシュライガーとのコンビネーションで成果を残し、また、詳細な機数は不明だが数機が配備されたという。背部のロングバレルリニアランチャー(砲身は中折れ式)は「グラビティブリット」という砲弾を発射する。本来レーザーブレードが設置されていた展開式アームには、砲身長を短縮したゴジュラス用バスターキャノン(カスタマイズパーツCP-10 ゴジュラスキャノンセット)が接続されている。通常機の胸部に装備されたAZ2連装ショックカノンを対人用ミニガトリングに換装。四肢の爪(ストライククロー)以外の格闘用装備は見受けられない。機体色はオレンジ。肩部ミサイルランチャーなど、形状はライガーゼロパンツァーを想起させるものとなっている。
[編集] スラッシュライガー
スラッシュライガー SLASH LIGER |
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番号 | RZ-028+ |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | ライオン型 |
全長 | 不明 |
全高 | 不明 |
重量 | 不明 |
最高速度 | 不明 |
武装 | 設定画記載の物のみ レーザーブレード改×2 ブーストポッド×2 バイトファング レーザーシザース×2 AZ3連装ショックカノン テールナイフ |
『ゾイド妄想戦記』の前身的ウェブコミック「バックスvsマヤ編」に登場する近接戦用の改造ブレードライガー。ヘリック共和国軍閃光師団(レイフォース)所属、パイロットはロック中尉。軍に制式採用された機種ではなく、メカニックあるいはメーカーへの個人的オーダーの産物らしい。機体に負担のかかる改造によって電気系統が不安定で癖があるため、特定のパイロットにしか扱えない。通常機の胸部に装備されたAZ2連装ショックカノンが3連装に強化されているが、それ以外の射撃装備は見受けられない。機体色は青紫色。大型化したレーザーブレードと一体のブーストポッドなど、形状はライガーゼロシュナイダーを想起させるものとなっている。
[編集] ブレードライガーミラージュ
ブレードライガーミラージュ BLADE LIGER MIRAGE |
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番号 | 05 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | ライオン型 |
全長 | 25.9m(プロイツェンの反逆より) |
全高 | 12.2m(プロイツェンの反逆より) |
重量 | 124.0t(プロイツェンの反逆より) |
最高速度 | 330km/h(プロイツェンの反逆より) |
武装 | レーザーブレード×2 Eシールドジェネレーター マルチブレードアンテナ×2 ロケットブースター パルスレーザーガン×2 AZ2連装ショックカノン ストライククロー×4 レーザーサーベル×2 3Dデュアルセンサー コンプリッションリフリジェレイター×4 アタックブースター(AZハイデンシティビームキャノン、高機動ロケットブースター)×2 |
オーガノイドシステムを調整することで操作性を改善したブレードライガーに、アタックブースターを標準装備した少数生産機。白い機体はレオマスター(シールドライガーDCS-J参照]])の一人、ピーター・アイソップ大尉の愛機。ゾイドバトルストーリーにおいては、ゾイド公式ファンブック4巻のニクス大陸における戦闘でその姿が確認できる。
初出はウェブコミック『ZOIDS妄想戦記』「親子ゲーム」。こちらではヘリック共和国高速戦闘隊のエースチーム、別名ミラージュ高速戦闘隊に配備されたブレードライガーである。機体色はチームカラーにリペイントされたもので、アタックブースターを装備しているのが「幻の俊足」ことピーター・アイソップ大尉機とされている。カラーリングは本体が白と赤、アタックブースターが黒。
成型色とシールを変更したブレードライガー及びカスタマイズパーツCP-12 アタックブースターユニットを同梱したキットが、2003年03月27日頃ハピネット加盟店にて定価3500円で限定発売された。カラーリング以外の形状はブレードライガーABと同一。
[編集] ブレードライガーミラージュカノンスペシャル
アーケードゲーム及び家庭用ゲームソフト『ゾイドインフィニティ』シリーズにて、ニカイドス島に住む古代ゾイド人の少女カノンが搭乗するブレードライガーミラージュ。カラーリングは本体が白とピンク、アタックブースターが通常のものと同じ青。
『ゾイドインフィニティ』がアーケードでの稼動を開始した2004年に、「ゾイドインフィニティ全国始動キャンペーン」の一環として抽選で300名にキットがプレゼントされた。キット箱表面での名称は「ブレードライガーミラージュカノン仕様」。カラーリング以外の形状はブレードライガーABと同一。
[編集] バスターブレード
バスターブレード | |
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番号 | なし |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | ライオン型 |
全長 | 27.7m(プロイツェンの反逆より) |
全高 | 13.4m(プロイツェンの反逆より) |
重量 | 157.0t(プロイツェンの反逆より) |
最高速度 | 200km/h(プロイツェンの反逆より) |
武装 | 外観から判断可能なもの レーザーブレード×4 Eシールドジェネレーター マルチブレードアンテナ×2 ロケットブースター パルスレーザーガン×2 AZ2連装ショックカノン ストライククロー×4 レーザーサーベル×2 3Dデュアルセンサー コンプリッションリフリジェレイター×4 バスターキャノン×2 ビームキャノン×2 |
背部にバスターキャノン(カスタマイズパーツCP-10 ゴジュラスキャノンセット)、後脚のコンプリッションリフリジェレイターの外側にカスタマイズパーツCP-01 ビームキャノンセット、頭部側面のEシールドジェネレーター最上段の延長線上にブレードがそれぞれ増設されている。格闘戦時には砲塔を強制排除することが可能。カラーリングはストライククロー付近のレッグガード以外の装甲で青と白を逆転させたもの。ゾイドバトルストーリーにおいては、ゾイド公式ファンブック4巻のニクス大陸における戦闘でその姿が確認できる。
[編集] ブレードライガーBI
ブレードライガーBI BLADE LIGER BI |
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番号 | なし |
所属 | チーム・ブラックインパクト(フューザーズ) |
分類 | ライオン型 |
全長 | 25.9m |
全高 | 12.2m |
重量 | 157.0t |
最高速度 | 200km/h |
武装 | レーザーブレード×2 Eシールドジェネレーター マルチブレードアンテナ×2 ロケットブースター パルスレーザーガン×2 AZ2連装ショックカノン ストライククロー×4 レーザーサーベル×2 3Dデュアルセンサー コンプリッションリフリジェレイター×4 |
ブレードライガーブラックインパクト
アニメ『ゾイドフューザーズ』に登場した黒いブレードライガー。ラスターニ率いるチーム・ブラックインパクトが三機編制で使用している。
2004年09月30日頃ハピネット加盟店にて定価2500円で限定発売された。成型色とシールの変更以外、通常のブレードライガーのキットと同一の形状である。