ジョホールバル
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ジョホールバル(ラテン文字:Johor Bahru、ジャウィ文字:جوهر بهارو)は、マレー半島最南端に位置する、マレーシア・ジョホール州の州都で、首都クアラルンプールに次ぐ第二の都市。人口は約85万人。中国風の地名は「新山」という。ユーラシア大陸最南端の地でもある。ジョホール・バールとも呼ぶ。
ジョホール海峡を挟んだ対岸にシンガポールがあり、相互往来は盛んである。実際、シンガポールへの観光ツアーにも、このジョホールバルが組み込まれている事が多い。
太平洋戦争の初期に山下奉文将軍率いる日本軍が英領であるシンガポールの占領を目標とし、1942年の2月8日にジョホール水道を渡った。
1997年11月16日、1998年FIFAワールドカップに向けた最終予選で、日本代表がイランチームを打ち破り、初の本大会出場を決めたラーキンスタジアムがある(ジョホールバルの歓喜)。