ジョン・ギボンズ
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ジョン・ギボンズ（John Michael Gibbons：ジョン・マイケル・ギボンズ、1962年6月8日 - ）はトロント・ブルージェイズの監督。右投げ右打ち。アメリカ・モンタナ州グレートフォールズ出身。守備位置は捕手。
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[編集] 経歴
1980年、ニューヨーク・メッツにドラフト1巡目(全体の24位)で指名を受け入団。
1984年にメジャーデビュー。1986年には初ホームランを放つなど順調に見えたが、1988年にドジャースに移籍、1989年にはテキサス・レンジャーズへ、1990年にはフィラデルフィア・フィリーズとチームを転々。メジャーの舞台に戻ること無くこの年限りで現役を引退した。
1991年からはメッツに戻り4年間マイナーでコーチなどの経験を積み、1995年にキングスポート・メッツ(ルーキーリーグ)で監督に就任。初年度からいきなり優勝に導く。
1996年からの2年間はのセントルーシー・メッツ(A)の監督に。96年も優勝に導き、監督としての才能を発揮。
1998年からはビンガムトン・メッツ(AA)の監督に。1999年からはノーフォーク・タイズ(AAA)の監督を3年間務めた。
2002年からはメッツを離れ、ブルージェイズのブルペン捕手に。シーズン途中の6月からは打撃コーチに就任する。 2004年8月、カルロス・トスカ監督が成績不振により解任され、監督代行として残りのシーズンの指揮をとった。 2005年からは正式に監督に就任。2006年シーズン、激戦区のア・リーグの東地区で2位に導いた手腕が評価され、2008年まで契約延長されるなどギボンズに対する周囲の評価は高い。
[編集] トラブル
監督としての手腕が高い一方で非常に退場が多い。瞬間湯沸し器の異名があるほどである。また選手とのトラブルも多く、シェイ・ヒレンブランドがギボンズを公然と批判してシーズン途中でジャイアンツへ放出されている。
テッド・リリーとは投手交代のタイミングでマウンド上で口論。ベンチ裏でも口論を始め、選手全員が仲裁をしにベンチ裏に消えダッグアウトに誰もいなくなるという異常事態に発展した。試合後は両者共に謝罪したが、リリーはシーズン終了後、FAでカブスへ移籍した。
また起用法で不満を漏らしたベンジー・モリーナもシーズン終了後にジャイアンツへ移籍している。
[編集] 監督としての成績
| 年度 | チーム | クラス | 試合 | 勝利 | 敗戦 | 勝率 | 順位 | プレーオフ | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1995年 | Kingsport Mets | ルーキー | 59 | 41 | 18 | .695 | 1位 | リーグ優勝 | |
| 1996年 | St. Lucie Mets | A | 133 | 71 | 62 | .534 | 3位/1位 | リーグ優勝 | |
| 1997年 | 135 | 54 | 81 | .400 | 4位/6位 | ||||
| 1998年 | Binghamton Mets | AA | 142 | 82 | 60 | .578 | 2位 | 第1ラウンド敗退 | |
| 1999年 | Norfolk Tides | AAA | 140 | 77 | 63 | .550 | 3位 | ||
| 2000年 | 144 | 65 | 79 | .451 | 3位 | ||||
| 2001年 | 142 | 85 | 57 | .599 | 1位 | 第1ラウンド敗退 | |||
| 2004年 | Toronto Blue Jays | MLB | 50 | 20 | 30 | .400 | 5位 | 8月より監督代行 | |
| 2005年 | 162 | 80 | 82 | .494 | 3位 | ||||
| 2006年 | 162 | 87 | 75 | .537 | 2位 | ||||
| メジャー通算 | 374 | 187 | 187 | .500 | |||||
| マイナー通算 | 895 | 475 | 420 | .531 | |||||
[編集] 選手としての成績
| 年度 | チーム | 試合 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四死球 | 三振 | 打率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1980年 | NYM | メジャー出場なし | |||||||||||||
| 1981年 | メジャー出場なし | ||||||||||||||
| 1982年 | メジャー出場なし | ||||||||||||||
| 1983年 | メジャー出場なし | ||||||||||||||
| 1984年 | 10 | 31 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 | 11 | .065 | |
| 1985年 | メジャー出場なし | ||||||||||||||
| 1986年 | 8 | 19 | 4 | 9 | 4 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 5 | .474 | |
| 1987年 | メジャー出場なし | ||||||||||||||
| 1988年 | LAD | メジャー出場なし | |||||||||||||
| 1989年 | TEX | メジャー出場なし | |||||||||||||
| 1990年 | PHI | メジャー出場なし | |||||||||||||
| 通算 | 18 | 50 | 5 | 11 | 4 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 9 | 16 | .220 | |
[編集] 関連項目
カテゴリ: アメリカ合衆国の野球選手 | ニューヨーク・メッツの選手 | 野球監督 | MLB監督 | 1962年生
