スタジオアルタ
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スタジオアルタ(STUDIO ALTA)は、新宿駅東口に建つビルである新宿アルタ(東京都新宿区新宿)7階のスペースアルタ内にある多目的スタジオ、またそれを運営する会社(株式会社スタジオアルタ)。 なお新宿アルタの完成当時は「新宿情報ビル・スタジオアルタ」という名称がついていた。
アルタの名前の由来は「新しく何かを生み出す」という意味の英語「ALTERNATIVE」が語源である。
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[編集] 新宿アルタ
7階のスタジオではコマーシャル、テレビ番組制作、映画の撮影などが行われている。特に、『笑っていいとも!』の生放送が行われていることで全国的に有名。司会者であるタモリさんの所などといった代名詞にもなっている。 完成当初はテレビ東京の番組も複数収録・生放送されており、生放送番組では「ザ・買物ゲーム」(日曜正午)や「レディス4」(月〜金16時、アルタ使用は月曜のみ)などがあった。
壁面に設置されているアルタビジョンは街頭ビジョンの草分けで、2001年12月に世界初の街頭ハイビジョン仕様になった(三菱電機製オーロラビジョン)。このアルタビジョンは3代目で、初代はモノクロ、1992年の2代目でカラーとなった(松下電器産業製アストロビジョン)。
1984年10月から1990年12月まで、平日の12:00~13:30は、同じ場所で2つの番組(前番組『笑っていいとも!』と後番組『ライオンのいただきます』)を生放送しており、前番組終了後の提供クレジットが入っている際、後番組のセットに変わっていく様が見ることができた。
2005年6月27日から7月22日までの間、スタジオ機器のデジタルハイビジョン化工事のため『笑っていいとも!』はお台場のフジテレビV3スタジオから放送された。
2005年7月25日スタジオ機器のデジタル化工事完了に伴い、屋上を含めビル内どこからでもハイビジョン収録・生中継が可能となっている。(フジテレビとは常時映像回線が繋がっている)
新宿アルタ(ダイビル)自体は1980年に竣工し、下層部(6階以下)は三越が運営するテナントビルで、主に若年層の女性向けの衣料・雑貨、ファストフード(ミスタードーナツ等)、飲食店、コンビニエンスストア(サンクス)等が入っている。1・2階は街頭イベントができるよう作られており、待ち合わせ場所としても用いられる。ビルができる前、当地には三越が出資していた「二幸」(「海の幸、山の幸」が由来)と呼ばれる食料品専門のショッピングセンターがあった。
[編集] 企業概要
- 商号
- 株式会社スタジオアルタ
- 代表者
- 代表取締役社長 宮本恵司
- 所在地
- 東京都新宿区新宿3丁目24番3号
- 資本金
- 1億円
- 株主
- 株式会社三越(60%)
- 株式会社フジテレビジョン(40%)(うち10%はフジテレビに合併された株式会社ニッポン放送(旧)が出資)
[編集] アルタショップ
- 池袋サンシャインシティアルタ
- 札幌アルタ
- 新潟アルタ