ダイハツ・アルティス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アルティス(ALTIS)はダイハツ工業の自動車。ダイハツの車種の流れとしてはアプローズの後継に当たる車種でダイハツ車では最上級車種(フラックシップカー)にあたる。とはいえ、その中身は親会社であるトヨタ自動車のカムリのOEM車である。
また、用途はダイハツ本体や関連会社の重役のための車としての販売がメインで、一般ユーザーに販売されることはほとんど無い(親会社・トヨタのセンチュリーのような役割)。そのためか、ディーラーの看板にアルティスの車名がないことが多い。
目次 |
[編集] 歴史
[編集] 初代(2000-2001年)
2000年3月、新発売。カムリに搭載されていた2.5ℓ・V6エンジンは搭載されず2.2ℓの5S-FE型のみの搭載である。ボディもカムリに採用されていたワゴンはなく、4ドアセダンのみの設定である。初代は6代目カムリの後期モデル(1999年~2001年)がベース。
[編集] 2代目(2001-2006年)
2001年9月、フルモデルチェンジ。カムリのフルモデルチェンジに合わせて一新。エンジンは2.4Lの2AZ-FE型に変更。
2004年7月、マイナーチェンジ。内外装の変更。
[編集] 3代目(2006年-)
2006年1月、フルモデルチェンジ。エンジンは、引き続き2AZ-FE型が使用されるが、出力は先代より向上しており、カムリ同様に159→167馬力となっている。また、これもカムリ同様、横幅がトヨタ・セルシオ(=現レクサス・LS)並に拡大された。
なお、カムリとの違いはエンブレムのみ。リセールバリューはアルティスの方が劣る。が、希少性から考慮した場合、好条件を引き出せる可能性は否めない。
[編集] 備考
- アルティスは、トヨタ・カローラ9代目のアジア仕様車の車名です。