テキサス・スタジアム
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テキサス・スタジアム | |
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Texas Stadium | |
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施設統計 | |
所在地 | 2401 East Airport Freeway Irving, Texas 75062 |
起工 | 1967年 |
開場 | 1971年10月24日 |
所有者 | アーヴィン市 |
グラウンド | 人工芝 |
建設費 | 3500万ドル |
設計者 | |
使用チーム、大会 | |
ダラス・カウボーイズ(開場~現在)、 ダラス・トルネード(1972年~1975年) |
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収容能力 | |
65,675人 |
テキサス・スタジアム(Texas Stadium)は、アメリカ合衆国のテキサス州アーヴィンにあるスタジアム。現在はNFLダラス・カウボーイズの本拠地スタジアムである。
コットン・ボウルに代わるカウボーイズの新スタジアムとして1971年に開場。11月から12月にかけてはハイスクールフットボールの会場となり、1日に3試合行われることも珍しくない。さらにカレッジフットボールの試合でもたびたび使用されるなど、フットボールシーズンの間にはプロ・アマ問わず様々な試合が行われる。1972年から4年間はNASLダラス・トルネードの本拠地になったため、サッカーも行われた。
カウボーイズは2009年に同州アーリントンに完成予定の新スタジアムへの移転を計画している。既に2004年11月に住民投票が行われ、新スタジアム建設に公金を投入することが承認されており、そのために1ドルにつき0.5セントの特別消費税が住民に課せられることが決まっている。カウボーイズが新スタジアムへ移転した後のテキサス・スタジアムの利用法は決まっていない。
[編集] スタジアムの特徴
テキサス・スタジアムで特徴的なのは屋根である。客席の上を屋根が覆っているが、フィールドの上には屋根がない。元々は完全なドームにする予定だったが、屋根の重みにスタジアムが耐えられないことが判明し、さらに重みに耐えられるよう支柱を造り直す前に資金が尽きてしまったためこのような形状になった。この半屋根形式のスタジアムは欧州サッカーのスタジアムなどに多いが、アメリカでは珍しいタイプである。開場から40年近くがたち塗装が剥がれてきた2006年夏に初めて塗り直された。
フィールドの人工芝は開場以来長い間「テキサス・ターフ」というタイプのものを使用していた。これは性能はアストロターフと変わらない。しかし2002年シーズンからは「リアルターフ」という柔らかいタイプのものに貼り替えられた。
前本拠地: コットン・ボウル 1960 - 1971 |
ダラス・カウボーイズの本拠地 1971 - 現在 |
次本拠地: (新スタジアム) 2009(予定) - |