トヨタ・グランドハイエース
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グランドハイエース(GRAND HIACE)は、トヨタ自動車が生産していた3ナンバーサイズのワンボックス型ミニバンである。
[編集] 概要
1999年8月のグランビアのマイナーチェンジ時に、ハイエースシリーズの最上級モデルとしてトヨペット店で販売される(東京地区は東京トヨタが併売、大阪地区は当時の大阪トヨタのみ販売)
トヨペット店では、スポーティーな外観を持つ一回り小さい姉妹車のツーリングハイエースも販売されていた。
基本的にはグランビアと同じ車である。ライバルである日産・エルグランドを強く意識し、また最上級モデルとして相応しい高級感を出すため、クラウンを思わせる豪華なグリルやモールを装備していた。そのためか、見た目の印象はグランビアよりも派手である。また、6年ぶりに復活したハイエースシリーズのエンブレムが中央に装着されている。
また、ロングボディ・ハイルーフモデルも用意されており、こちらはJRVA「日本RV協会」加盟のビルダー向けに「キャンピングベース車」として供給されていた。
搭載されるエンジンは、3000ccのSOHCインタークーラーディーゼルターボと3400ccV6DOHC。
キャッチコピーは「なにもかもがグランドだ。」「BIG SCALE WAGON」。CMには上条恒彦「だれかが風の中で」(ドラマ「木枯し紋次郎」の主題歌)が使われた。
生産終了後、アルファードが後継モデルとなる。