ドラえもん3 のび太の町SOS!
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ドラえもん3 のび太の町SOS(どらえもんすりー のびたのまちえすおーえす)は、2000年7月28日にエポック社から発売されたニンテンドウ64(N64)用ゲームソフト。ジャンルはアクションゲーム。ドラえもんのN64用ソフトとしては3作目にして最終作であり、システム・グラフィック面で一気に変更が加えられた。
[編集] ストーリー
8月の終盤、夏休みの宿題をしていたのび太は、ふと空を見上げると隕石が3つに分かれるのを目撃した。急いで隕石が落ちたところへ向かってみると、しずかちゃん・ジャイアン・スネ夫の三人がその破片を持って集まっていた。その破片をくっつけてみると突然閃光が走り、のび太たちは町ごとほかの惑星へ転送され、さらに謎の機械兵によって、町の人たちは得体の知れないスライムの中に閉じ込められてしまった。唯一のび太以外にドラえもんが無事であったが、ほかの3人が行方知れずとなってしまった。 ドラえもんとのび太は3人と地球に戻る方法を探す為、その惑星を探索することを決意した。
[編集] 登場人物
静香・ジャイアン・スネ夫は序盤では敵側に洗脳されボスとして登場、倒した後キャラとして使用出来る。
22世紀の猫型ロボット。狸と間違われることを大変嫌う。
昼寝と射撃、綾取りは得意だが、その他の事はからっきし駄目な少年。失敗ばかりするが、責任感と心の優しさは誰にも負けないほど持ち合わせている。
バイオリンと入浴が趣味の女の子で、のび太たちのアイドル的存在。ボスでは巨大なお風呂場での入浴中に覗きをされたと勘違いして激怒し豹変してドラえもんを襲う、攻撃方法は水を操る。
五人組の中ではガキ大将的存在の巨躯の少年。歌が趣味だがその腕前は壊滅的。普段は我侭で乱暴者だが、仲間のことをとても大切に思い、いざという時は身を張って仲間を助ける仁侠的な精神の持ち主である。序盤ではボスとして登場。
お喋りでナルシストだが寂しがりやな少年。マザコン気味で、逆境に立たされると「ママー!!!」と叫ぶ。普段はジャイアン(剛田武)と共にのび太を虐めるが、やはりのび太のことを友達として大切に思っているようである。また、のび太よりは少々劣るが、射撃の名人という設定がある。序盤ではボスとして登場。
ドラえもんの妹で、ドラえもんよりもはるかに優秀。ドラえもんをサポートするためにたびたびタイムテレビでドラえもんの行動を垣間見ている。今回は異変に気付き、ドラえもんのために道具を持って駆けつけた。
以後ゲームオリジナルキャラクター
- バグル帝王(声優:小原乃梨子)
のび太たちの町を始めとして様々な惑星の都市や集落を自身の支配する惑星に強制転送した張本人。転送してきた都市の技術レベルを調査し、転送元の星を侵略しようと目論んでいる。
- ノビル(声優:小原乃梨子)
のび太たちの転送された惑星に住む地上探索が趣味の男性。現在は行方不明となっている。
- レイナ(声優:野村道子)
ノビルの双子の妹。最初はバグル軍によって監禁されているがのび太とドラえもんに救出される。行方不明のノビルを案じている。
- ツー博士
バグル軍によって監禁されている。転送装置の開発者で人の良い博士。
- カー博士
バグル軍によって監禁されているツー博士の兄。偏屈だが悪人ではない。
[編集] システム
前々作: ドラえもん のび太と3つの精霊石 |
前作: ドラえもん2 のび太と光の神殿 |
ドラえもんニンテンドウ64用ゲームソフトシリーズ ドラえもん3 のび太の町SOS! |