野比のび太
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野比 のび太(のび のびた)は藤子・F・不二雄の漫画およびアニメ作品「ドラえもん」の主人公である架空の人物。父である野比のび助、母である野比玉子の間のひとりっ子。1964年(昭和39年)8月7日生まれ[1]。で、しし座。
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[編集] 設定
[編集] 概要
- 原作では東京都練馬区出身の小学4年生[2]。アニメでは5年生で(大山のぶ代版アニメ中期以降。初期はアニメも4年生だった[要出典])、正確には○×小学校5年3組[3]。年代による成長は基本的にない。近眼のため眼鏡をかけている[4]。ただしアニメでは大人になっても眼鏡を掛けたままのときもある[5]。
- 知能水準も低く、運動神経ゼロ、怠け者でスケベ。生来の怠け者気質の為、のんびり昼寝を決め込んではママやドラえもんにどやされるのが常である。普段の運は恐ろしく悪いものの、悪運は強い。また普段の成績は悪いにも拘らず、ドラえもんのひみつ道具を利用(悪用? )する事に関しては時折天才的なひらめきを見せる。だが、その道具を利用することによって、死に掛けたことが何度もある。
- 映画版では上に述べた欠点が希薄になり、朗らかで友情に厚く、優しい性格であり、危機に強い精神力やここぞという時の機転を持つなど英雄的な資質の持ち主になる。正義感も強い。
[編集] 外見
- 一言でいえば「パッとしない」風貌。眼鏡も知的なイメージどころか気の弱さとひ弱さを更に強調してしまっている(しかし、連載初期の原作漫画において、ごくわずかな期間(1969~1970)では、鼻がとがっており、意外と端正な顔立ちであった。)
- 父ののび助よりは母の玉子に似ており、片岡家(玉子の実家)系の顔立ちかと思われるが、のび助の少年時代はのび太に瓜二つ(それどころか基本的に野比家代々の男性先祖はのび太そっくりの少年である)であり、未来における中年期以降ののび太は(恰幅がよくなったこともあり)のび助的な外見になっている(最初から大人として登場したのび太の祖父もどっしりした体格)ことから、やはり野比家の資質も大きく受け継いでいると考えられる。
- また、眼鏡を取った素顔は非常につぶらで小さい眼をしており[6]、のび太の先祖や子孫の少年たちが押しなべて裸眼でギョロ目(白目の部分がのび太のかけている眼鏡のフレーム並みに大きい)なのとは対照的である(が、『のび太とアニマル惑星』での眼は3の形だった)。
- 眼は片岡家、それ以外の体格等は野比家の遺伝という組み合わせだと思われる。身長はジャイアンより小柄で、スネ夫、ドラえもんより高くのび太を見下ろさない為の配慮。ただし、日本テレビ版アニメでの頃は、ドラえもんの方が少し高めであった。いわゆる中肉中背。正確には身長は140センチメートル[7]。大人ののび太の身長は176.9センチメートル[8]。
[編集] 性格
- 軽率。口下手でジャイアンを怒らせるようなことを言って殴られたり、できもしないことを公言したあとでドラえもんに泣きつくことが多い[9]。また、「できなかったら鼻でスパゲティーを食べる」「目でピーナッツを噛む」と断言し、結局はできない(不可能だったわけではなく、のび太の優しさが災いしたといえる)ため、ドラえもんに「目でピーナッツ噛み機を出してくれぇ」と懇願し「そんなものあるわけないだろ!」というやりとりをすることも。
- 気弱だが優しいという面もある。そのせいか動物によく懐かれ、犬(※ただし、猛犬に追い回される描写も多々ある)やネコはいうにおよばず蟻や幼木など、果ては石ころや台風にまで慕われてしまう。しずかの父は、のび太との結婚に迷うしずかに対し、この特徴をのび太の美点として挙げて励ましている。数少ないのび太の長所。
- ただし、どくさいスイッチや悪魔のパスポート等を安易に使ってしまう、短慮で自己中心的な性格も見られる。
- 自然を尊重する心を持っており、多くの大長編などで地球のために行動した。
- 意志が極めて弱く、怠惰でどんなことでもすぐ他者に頼る。
- さらに非常に傷付きやすく、ドラえもんのさり気ない一言で落ち込むこともしばしば(落ち込んだときは「壁に身体を向け、腕を組んで胡坐をかく」という姿勢が多い)。泣き虫で、のび太の号泣(号泣というより涙が噴水の如く上や横に飛ぶ)がドラえもんに道具を出させるきっかけになることが多い。
- のび助(父)のノンビリ、気弱、熱中しやすい部分と、玉子(母)の出不精、感情的、思い込みの激しい部分は、どちらものび太に影響を与えていると思われる。
- ドラえもんが出した、簡単にはあけることができない貯金箱をお金が欲しくなったときに無意識の内にあけるなど、窮すると実力以上の能力を発揮する。
- また心配性で、タイムマシンで過去や未来の真相を確かめに行くこともある。[10]
- 非常に臆病であり、怖い話をするとすぐ失禁する。
- 基本的に、原作ではドラえもんに「のび太」と呼ばれるが、アニメではおもに「のび太くん」と呼ばれる。ドラえもんが激昂しているときは「のび太」になることもある。
[編集] 知力
- 勉強は大の苦手。10回の内1回(昔は5回に1回)は0点を取るらしい。彼が100点を取ることは母親の玉子が大粒の涙を流し感動する程珍しい。物事を把握することも不得意で、相手が説明してもほとんど理解できないことが多い。アニメでは、ドラえもんに「眼鏡を掛ける前(小学1年の頃)は優秀だったが、眼鏡を掛けだした小学2年頃から成績が急降下した」と嫌味を言われた。
- 漢字も苦手で自分の名前の「のび太」を「のび犬」と書くこともしばしば[11]。「大」の右上と内側の両方に点を書く場合もあるが本人曰く「両方に点があるならまあいいだろ」とのことで、叔父宛の手紙にそう書いてしまったのを投函前に気づいたがそのまま出した[12]。他にも「ミラー怪人」を「ミラー貝入」[13]、「血」を「皿」と[14]、「配」を「己酉」と[15]、「今日」の「今」を左右逆に、「日」を「目」に書き間違えている[16]。1+1=11、15-3=8、6×7=67、6×6=63 と答えたことすらある(「2/3÷0.25÷0.8=3と1/3」という難解な答えを正解に導いたこともあるが、まぐれだった)。「四二 (4×2) が、六。」と答えたこともある(13巻『宝さがしごっこセット』)。漢字だけでなくひらがなさえもしばしば間違う。
- しかし、中学一年生で習うはずの一次方程式を解いたことがあり、そのテストでは見事100点を取っている。また、ジャイアンに将棋で連勝するなど、実は意外とすごいのではないかと思わせる面もある[17]。ただし、その時は道具の効果が間接的に働いていたため、元々の実力ではないのかも知れない)。
- にも拘わらず、ドラえもんの道具「正確グラフ」による知力の計測結果は静香の1/6、スネ夫の2/7、ジャイアンの1/2であった(8巻『グラフはうそつかない』)。「人生やりなおし機」によって現在の知力・体力のまま4歳のときの人生をやり直すエピソードでは、「天才教育研究会」の分析により「小学2年生程度」と言われている。この時、やりなおし状態で行方を見守らせたところ小学4年生になっても能力は元のままだった[18]。積極的な努力はもちろん、まともな勉強を4~10歳の6年間サボり続けていたことになる。
- ○×問題のテストで20問全問間違えたことがある。
- 「テストは0点」のイメージが強いのび太だが、前述の1度きりの100点の他にも、意外な高得点を取ったこともある。28巻『大ピンチ! スネ夫の答案』では10点。20巻『アヤカリンで幸運を』では、しずかの幸運を分けてもらうことで30点。37巻『のび太の0点脱出作戦』では、「時門」で時間の流れを遅くしつつ試験勉強に励んで65点。39巻『具象化鏡』では65点。36巻『サカユメンでいい夢みよう』では、まぐれだがでたらめな解答で95点を取っている。
- 一部の映画やアニメでは、のび太が書いた解答が合っているのにもかかわらずバツになっていることもある[要出典]。大学生のときは、しずかと同じ大学に通ったらしく[要出典]、知力には成長のあとが伺える(人間性はあまり成長していなかった(20巻『雪山のロマンス』))。また成人後は、環境保護局の自然調査員になり、出木杉にも引け目を感じることなく親友関係を続けている。大人ののび太の台詞によると「ぼく自身、あとで苦労したからね」とのこと[19]。
- 割と応用力があり、コエカタマリンを移動手段として使うなど、秘密道具を持ち主のドラえもん以上に使いこなすことも多い。
- また想像力にも長けており、「幼稚園のプール」と言われただけで「子供を泣かして追い出される」ところまで想像したりする[20]。
- 義務教育後の進学歴は、「宇宙完全大百科」によると、高校はもののはずみで合格、大学は一浪後に補欠合格と記録されている(ドラえもんが来なかった場合は少なくとも三浪している)。
- 漫画と関係ない一般の教育書などで、「のび太・ジャイアン症候群」などと題して説明されることもある。[要出典]。
[編集] 特技
[編集] 睡眠
0.93秒で眠りにつくことが可能[21]。これは、オリンピックの睡眠・昼寝大会でも金メダルを獲得できるほどの速さだとされ、世界記録レベルらしい。
[編集] 射撃
射撃に関しては、驚異的な命中率とスピードを併せ持ち、大長編作品を筆頭にその強さを見せつける。これは勉強中に鼻糞を飛ばした際、電球に偶然命中し、試しに的を作り飛ばして、その能力に気づいた[22]。ただ、のび太は射撃が得意だと正式に設定されたのは、てんとう虫コミックス12巻の『けん銃王コンテスト』で、実はそれ以前は下手だった。(「小学一年生」1970年2月号無題作品など)子供早撃ちではプロの殺し屋(ギラーミン)に一騎打ちで勝つ[23]。これに関しては本人も「僕が負けるはずがない」と自負するほどだが、同時に初対面であるギラーミンの技量を一目で見抜き、長期戦は不利と悟り一瞬でかたを付ける気で勝負した。ヤドリの親玉が憑依した巨大ゴーレムにわざと掴みあげられ、ヤドリがゴーレムから飛び出して襲いかかってくる瞬間を狙撃して見事に倒すなど、子供とは思えない度胸と実力を発揮している[24]。またモルグ街の悪者を1人で退治したこともあれば[25]、西部の星で保安官になったりもしている。この時、1個の空き缶にピストルの弾丸6発を全弾命中させるという離れ技もやってのけている[24]ちなみに悪者を退治した際に実弾を撃っており、弾丸は肩と右横腹に命中した。致命傷にはなっていない。ただしアニメ版『ガンファイターのび太』ではこの部分の描写が変更され、プラスチックの弾を馬の鼻の穴に当てることで悪者を倒しており、本物の拳銃に関してはその重さに驚いて実際には撃っていない。ドラえもんが未来から持って来た射撃ゲームで、パーフェクト3万点の世界記録を獲得したこともある。ただし、射撃の腕が絶対無敵というわけではなく、初期の作品では何度かドラえもんやジャイアンに早撃ちで負けたこともある。
[編集] あやとり
「おどるチョウ」「ギャラクシー」「銀河」「ほうき星」などという独自技を長期間かけて考案するほど、あやとりに入れ込む。ただしあやとりが好きなのは、こよなく愛しているというよりも「金もかからず、疲れないから」とのこと[26]。もしもボックスによってできた「あやとりの世界」では契約金3000万円で日本プロあやとり協会からスカウトされるほどの腕前[27]。総じて好きなことに関しては相当熱の入るタイプのようだ。
[編集] ピーナッツの投げ食い
連載初期は、特技としてピーナッツを連続で空中に放り投げ、すべて口で受け止めるという隠し技を持っていた(「たった一つの特技」と自称)が、友人たちの受けは今ひとつだった[28]。アニメ初期では4つ一気に食べていたが、最近では5つ一気に食べられる程に成長した。
[編集] その他
[編集] 家出
しばしば家出する。確認できるのは6回[要出典]で、そのうち5回[要出典]が、両親に怒られたことが原因。しかし、10分が1時間に感じられる「時間ナガナガ光線」を使って、3時間だけで家出したり(25巻『のび太のなが~い家出』)、珍しく1人で自分の力で暮らそうとしたときも、「ナイヘヤドア」を使ったりと[29]、ひみつ道具の力にも頼る。10年も無人島へ家出したことも[30]。そして、『のび太の日本誕生』では、ドラえもんたちみんなで7万年前の石器時代に家出している。そして、家出未遂は1回[19]。ちなみに、のび太は「家入り」を体験している[31]。
[編集] 日常生活
- 小遣いは毎月500円[32]。しばしば金欠状態で、親に小遣いの値上げをねだり、断られるたびにドラえもんに金を出す道具を依頼する。基本的には「お金を出す道具なんてないと、何度言ったらわかるんだ! 」と断られる[要出典]が、のび太をこらしめるためにドラえもんが道具を出すこともある(円ピツ、未来小切手帳など)。道具を使って金もうけをするというアイデアには富む。いつ小遣いをもらっているかは原作でものび太が「1週間に1回もらってるから」、玉子が「はい、今月分500円」と言ったりしていることからばらばらである。
- 自分がいつも朝遅刻して立たされたり、先生に叱られていることは自覚しており[33]、自己嫌悪に陥ることもしばしば。母の説教に対し家出することもしばしば。
- よく遅刻する理由は「学校が遠すぎるから」と自分では分析するが[34]、のび太の足では家から学校まで約15分の距離であるため[35]、単に寝坊が原因と思われる。
- 作者の藤子も少年時代にいじめられっ子だったため、「のび太は私自身なんです」「僕は子供の頃、かけっこも運動も苦手でクラスの友達からいじめられていたんです。ドラえもんののび太そのものだったんです」と語っている[36]。
- 歌手の河合可愛(かわい かわい)、丸井マリ、星野スミレ、伊藤翼の大ファン。
- ジャイアンのファンクラブ会長(押し付けだが)[37]。
[編集] 好物
- 柏餅[38]
- ケーキ[39]
- 刺身[40]
- しるかけごはん[41]
- スパゲッティナポリタン[42]
- たらこのおにぎり[43]
- 梨[44]
- ブドウ[45]
- ホットケーキ[46]
- マスタードーナツ[47]
- 餅[48]
- チーズバーグ[49]
- カップ麺[50]
- 卵焼き[51]
- すき焼き[52]
大長編では冒険中の食事シーンでカレーやハンバーグ、お子様ランチ、スパゲッティなどのファミレス的な料理を食べていることが多い。
[編集] 苦手なもの
勉強、宿題、運動など殆どの活動。お使いや草むしりなどの面倒くさいのも苦手。ジャイアンの歌声(のび太だけに限らず)。魚は全般が嫌いで[53]、特に鰯が苦手[54]。野菜はニンジン[55]、ピーマン[56]が嫌い。幽霊や怪談も苦手[57]。今はそうでもないが、かなりの風呂嫌いで、1、2週間に1度入る程度という時期があった[58]。 また、ひみつ道具(タケコプター、空中シューズなど)で空を飛ぶ(歩く)ことが多い割には、自分で「高所恐怖症」と言っている[59]。ヘビ、毛虫、クモ、カマキリなど一部の虫も苦手[60]。ゴキブリを嫌うことはない[61]。 口下手であり、思った事や言い分を相手に伝える事も不得意で(特に大人相手だと萎縮して何も言えないことが多い)、誤解され易く、かなり損をしている(しずかを怒らせたことさえある)。飲み薬も嫌い[62]。
[編集] 名前
のび助が「すこやかに大きく、どこまでも、のびてほしい」と願いを込めて命名した[1]。しかし、この名称は本人も嫌悪しており、これをネタにいじめられることがある[要出典]。野比家の一族は代々「のび――」と命名されることが多い(通字)。
なお、映画パラレル西遊記のOPに、のび太は「乃比太」という漢字か出現した。ただし、中国語圏の訳名は「大雄」。
[編集] 歌唱力
最低レベル。スネ夫には「ジャイアンよりひどい」と評されるほど[63]。歌手の丸井マリと中身だけ入れ替わった際には、あまりのひどさに口パクでの歌番組収録を余儀なくされている[64] 。また、母親からも歌声を「うなり声」と間違えられたことがある[65]。だがそれらは過去の話であり、今ではそれほどひどいものではない [66]。
[編集] 技術
- あやとり、射撃に関しては鬼才的な才能を持つ(前述参照)。ゴム風船のスペースシャトルを工作したこともある[67]。また、あやとりをたしなむためか、指先が器用なのか鉄道模型の寝台車にベッドを組み込むといった細かい作業もこなしている[68]。これらのことから興味のある分野の工作は得意だと判断される。
- しかし、自分を「ぶきっちょな人間」と評したり[69]、機関車の模型を作り方を間違えて壊したこともある(手先が不器用というより、組立説明書をよく読まないという怠惰な正確の影響が強いようだが)[70]。また、絵は大の苦手。犬を描くが、スネ夫に大笑いされる。また、美術評論家であるしずかのおじさんに自分の絵を評価してもらうが、幼稚園の頃描いたものだと勘違いされ、ドラえもんには犬の絵をネコの絵と勘違いされたり[71]、幼稚園のころ描いた絵を「今とあまり変わらない」と言われたりする。『のび太の創世日記』では、ドラえもんが恐竜の絵をトカゲの絵だと勘違いしている。自分でも絵の下手さは自覚しており、しずかをモデルに人物画を書いた際には誤魔化してしずかに見せず、後で自分の絵を「こんな絵を見せたらどんなに怒るか」と評している[72]。
- 字も下手で、低学年並み。戦艦大和の全体像を描いたときは下手くそだったが、舳先だけを描いたものは上手である[73](※個人の主観)
- またアニメでは、初期よりも器用さが低下している描写がある。
- 初期の頃は、足の指で器用にインベーダーゲームらしき物をしていた[74]が、最近ではゲームをしてもすぐに終わってしまう[要出典]。
- 結局、出来不出来の差が激しいため器用なのか不器用なのかは判別不能である。しかし全体的には指先を使うものが得意だと思われる。(あやとり、射撃から)
[編集] 幼少時
小さい頃、他の子は1歳の誕生日にはすでに立って歩いてたのに、のび太は1歳半になっても歩けなかったというエピソードもあり、母親の玉子が「のび太はなにもかも遅くてとっても心配だった(中略)、多少人より遅くてものびのびと元気に育ってくれればそれでいい、健康で思いやりのある子に育ってくれればそれで十分だって・・・すっかり忘れていたわ、私」と振り返っていた[75]。
[編集] 運動能力など
- 軽い物でもなかなか持つことができず、脆弱な身体能力しか持たない。ドラえもんの道具「正確グラフ」によると、筋力はジャイアンの3/10、スネ夫の3/7、しずかの3/5(ただしすぐ後のコマでは1/2となっている)。持久力も低くマラソンでもすぐ息切れする。泳げず、スキーではすぐ転んで雪だるまになる。跳び箱も鉄棒もできない。ただし、竹馬はドラえもんと練習をして何とか乗れるようにはなった[76]。自転車に乗れない(大長編『魔界大冒険』で魔法の世界を作り出したときはほうきに乗れないという設定になっていた)。しかし、あるときは、水中メガネも浮き輪も何もつけず、水着だけで長時間水中にもぐっていたことがあり、しかも水中で会話までしていた[77]。
- その割にはクリスマスプレゼントに自転車をねだったり、スケボーやローラースケートを欲しがるなどのシーンがあるため、運動に全く興味が無いわけではないらしい。
- おばあちゃんからもらったけん玉もはじめはヘタだったが[78]、練習の末に「もしかめ」と呼ばれる技をマスター。ちなみに、そのけん玉はすぐ糸が切れるほど古いものだった[79]。
- 野球の成績は打率1分[80]、防御率は2試合2イニングで405.0[81]、エラー多数という惨憺たるもの。ただし、この防御率は失点を全てのび太の自責点として計算した場合のものであり、エラー絡みの失点も含まれると考えられるので、実際の防御率はもう少し下がると思われる。4巻『石ころぼうし』では、普段は右打ちなのに左打席に立ち(しかし持ち手が逆)、ヒット性の打球を放った。しかし、このときののび太はかぶると誰にも相手にされなくなる石ころぼうしをかぶって打席に立っていて、右打席にはジャイアンが立っていたため、ジャイアンは球を見逃していたにもかかわらず、ジャイアンのヒットということになってしまった。
- だが、ジャイアンに怒鳴られたときは垂直跳びで1メートルを記録したり、サメや肉食ガメに追われた際に驚異的なスピードで泳ぐ、非常時には火事場の馬鹿力を発揮できるらしい(ジャイアンやスネ夫によく「逃げ足だけは速い」と言われる)など。また、サメがしずかを襲った時もドラえもんに「およげるの?」と言われて我に返るまでは普通に泳げていた。一度だけだが故障したドラえもん(体重は129.3キログラム)を背負って走ったことすらある(他にも、背負ったわけではないがドラえもんを持ち上げてタイムカプセルに入れようとしたり[82]、逆さにして揺さぶって道具を出そうとしたり[要出典])。「ムードもりあげ楽団」で自分を怒らせジャイアンに喧嘩を売り、ジャイアンに「殺される」と言わせたこともあり、感情が高ぶればその能力は一気に跳ね上がるものだと思われる。
[編集] 将来
- 大学受験にも就職にも失敗し、自ら会社を設立する。しかし自分で使用した花火の不始末により、社屋が火災に遭い、さらには倒産。孫の孫の代にまで残る借金を残し、さらには粗暴なジャイ子と結婚する運命にあった(と、セワシがアルバムで説明したが、真偽は不明。[83]。
- ドラえもんの登場により、将来はあこがれていたしずかと結婚することになる。環境保護局の自然調査員に就職[84]映画アニメドラえもん・ドラミちゃん」)と、大幅に変化している。優等生だったしずかと同じ大学に入ったと思われる描写[要出典]や、大人ののび太の台詞[19]。などから、青年期には(おそらくドラえもんが帰った後)人並みになるために非常に苦労をしたと思われる。
- 未来には#子孫も登場する。
[編集] 家系
[編集] 親
[編集] 先祖
- 父方の祖父
- のび助の父。野比家には珍しい気骨ある人柄。頑固で厳格だが、人一倍子供をかわいがる父親だった。自らの優しい面を息子に知られるのはしつけ上良くないと考え、妻を経由してマンガ本を買ってあげたりする[85]。のび太が生まれる前に他界したが、タイムマシンで未来から来たのび太を孫と認め可愛がる。[86]。
- 父方の祖母
- のび助の母。のび太が幼稚園のときに亡くなる。心が優しく面倒見が良かったため、のび助にとっても最愛の母であった。のび太はタイムマシンでよく会いに行き、その際も疑うことはなく、「5年生になったのびちゃん」として認識している[87]。
- 母方の祖父
- 玉子の父。健在[88]。
- 母方の祖母(声優:高村章子[89])
- 玉子の母。倒れたこともあるが、健在[90]。
- のび吉(のびきち)
- 明治~大正頃の人物で、のび太の曽祖父。明治43年(1910年)にハレー彗星の大接近を体験し、子孫の時代に備えて庭に浮き輪を埋めた(33巻『ハリーのしっぽ』)。のび吉の母は彗星接近で世間がパニックになっている中、ひとり冷静にのび吉の杞憂を否定した。
- のび左エ門(のびざえもん)とのび作
- 文政9年(1826年)元日、お年玉のありかを記した宝の地図を書いた親子。のび左エ門が父、のび作が子。のび助の6代前の先祖[91]。
- のびろべえ
- 150年前の先祖。「ホラのび」として知られ、うそつきで有名。実はのび太とドラえもんに「ホラを吹いて欲しい」とむりやり現代へ連行されたのびろべえが、現代を(未来社会と認識できず)「仙人の国」、飛行機や車を「鉄でできた獣や鳥」、テレビを「絵が動く魔法の箱」、高層ビルを「山より高い石造りの建物」……といったように自分の時代の住民に話したため「ホラ吹き」のレッテルを貼られた[92]。なお「150年前」は、のび左エ門とのび作の親子がいたころでもある。
- のび平
- 戦国時代、1580年ごろの人物[93]。のび太同様、気弱な性格だが、ドラミに眼鏡を貰ってからはたくましく成長する。
- のび作
- 戦国時代ごろの先祖。狩人をしているが、イノシシなどのどうもうな動物は相手にしないという、とても臆病な性格。鼻水を垂らしている。骨川家との因縁はすでにこのころから存在していた。のび太とドラえもんが歴史を改変して彼を戦国大名の家老にしようとしたが、本人はそれを拒否し狩人としての生活を選んだ。野比家の家宝(ドラえもんが置いていった、使い過ぎてボロボロになったスーパーてぶくろ)を子孫に残す。のび太曰く「だめなひと」[94]。のび左エ門の息子も同名だが別人物。
- 石器時代における先祖と思しき人物
- のび太によく似た人物。他の原始人が毛皮を身につけているのに対し、彼だけは素っ裸であり、言葉も話さない。[95]
[編集] 親戚
- のび郎
- のび助の弟。のび太の親戚の中でも最も頻出する。メガネをかけている。のび太によく多額のおこづかいをくれる。好きな動物はゾウ[96]。インドに何年も滞在したりしている。のび太の部屋に突然現れることもある(『税金鳥』)。のび太はのび郎おじさんと呼んでいる。のび助と一緒に昔の近所の地図を作るが、喧嘩になってしまった[97]。
- のび三郎
- のび助の弟。かつて柿の実を食べ損ねたことがあった[98]。名前はアニメ『タイム・ルーム』より)。
- ムナシ
- のび助の弟。売れない映画俳優。お正月にのび太にお年玉を借りに行ったこともある[99]。
- のび助の妹
- デート中の、のび助に小遣いをせびった[100]。北海道のおばさんと同一人物であるとの説[101]はあるが、確証はなし。
- 北海道のおばさん
- 毎年たくさんのお年玉をくれるおばさん。国鉄の運賃が上がって来られなかった年もあった[102]。
- すみれ
- 最近結婚した、のび太のいとこ[103]。北海道のおばさんの娘であるとの説[104]あり。
- のび枝
- のび太のいとこ。[105]。
- 玉子の兄と思しき人物
- 玉子の母親の世話をしていた[106]。
- 玉夫
- 玉子の弟。気が弱く、引っ込み思案[107]。車のセールスマンをしている[108]。
- 五郎
- 野比家近くのアパートに住む大学生で、のび太の従兄弟[109]。空腹のあまり食事を求めのび太の家に来ることもある[110]。血筋は不明。
- のぶ子
- のび太郎の母。もともと別作品「ドラミちゃん」の登場人物だったが、単行本に収録する際に人物設定を玉子に修正したため、顔が玉子の顔に書き換えられた。よって現在では存在しなかったこととされている。玉子よりぽっちゃりしている。
- のび太郎
- ドラミが居候した家の子。のび太の母方のいとこ。外見はのび太に瓜二つ。別作品「ドラミちゃん」の話が単行本に収録される際、のび太郎をのび太に変更したため、のぶ子同様に存在しなかったこととされている。
- 岡山のおじさん
- のび太にきび団子を送った[111]。
[編集] 子孫
- ノビスケ
- 実子
- 孫
- 36巻『のび太の息子が家出した』で2コマだけ登場。ノビスケの息子。のび太の性格は孫の代にまで受け継がれている。ノビスケと違いのび太に似ておらず、髪の毛は黒ではない。セリフは「パパったらおこりんぼうで」のみ。
- 曾孫
- セワシの父。映画『2112年ドラえもん誕生』では口ひげを生やしている。セワシがドラえもんを気に入ったため居候させることに決めた。原作では11巻に1コマ『22世紀のトーキョー』だけ登場。名前は「のび三」であるとの説[112])あり。
- セワシ
- 玄孫
[編集] 声優
アニメでの声優は1973年の日本テレビ版では太田淑子(その後太田氏は2005年3月までテレビ朝日版でセワシの声を担当する)、1979年より放送中のテレビ朝日版では日本テレビ版でのび太のママの声を担当した小原乃梨子(一時期の代役は丸山裕子。幼少時(1歳)も小原乃梨子。)、2005年4月より、大原めぐみ。 なお丸山は日本テレビ版にも別役で出演した。なお、丸山裕子が代役を担当した回(1979年7月23日~7月28日放送分の第97話~第102話)はビデオには未収録となっているため聴くことは難しい。
[編集] のび太の家
2階建ての一軒家で、借家。アニメにおいて野比家の窓は1986年ごろまでは1階・2階とも木の窓だったが、1987年ごろには1階の部屋の窓だけサッシに変更され(ただし、1989年公開の「のび太の日本誕生」では1階の窓も木という描写がある)、1994年4月1日放送から2階ののび太の部屋の窓もサッシへ変更された。
階段の位置も玄関入ってすぐの所に変わっている。ふすまの模様も多々あり、一様ではない(各時期のアニメ作品を参照)。
2005年4月15日からのアニメリニューアルで原作重視となったための関係で、原作の絵にあわせるため、のび太の部屋の間取りが変更された。1979年4月2日から2005年3月18日までのアニメではのび太の机から見て右側が出入り口のふすまとなっていて、窓は出窓。ドラえもんの寝る場所はのび太の机からむかって後ろの位置にある押入れだった。しかし現在のアニメでは原作と同じ位置に修正。向かってのび太の机の右側が押入れとなり、出窓は雨戸がついた窓になり、部屋の出入口はのび太の机の真後ろに変更。戸もふすまから普通のドアになっている。 また、机も以前のスチール(色の)机から原作と同じ木机に変更され、デザインも最新のものになっている。 ただし、床は原作と違って緑のじゅうたんになっている。
のび太の机は東向き[113]設定。
大山版ドラの設定ではのび太の部屋ののび太の机の隣のふすまの横の柱にのび太が小さいときにつけた小さいきずがあった[114]。
[編集] 服装
上は夏半袖、冬長袖の襟付きシャツが多い(コミックス、アニメ作品参照)。下は半ズボンにブリーフ。ハーフパンツにトランクスは着用しない。ただし、二代目アニメ版では、一時期(一話か)マーブルカラーのトランクスを着用。大長編ドラえもんではオリジナルの服(のび太のイニシャル、『のび太の魔界大冒険』では右胸部分にNの字が入った物など)を着ている。ポケットにはスプレー缶が2個入ったり、タケコプターが6つほど入る(『のび太とブリキの迷宮』では4つ)。いずれもポケットは膨らまない。
[編集] 住所
以下のような変遷を辿っている。
- 都心から電車で1時間余りの住宅街(アニメ第1作の設定)(1973年)
- 最寄り駅は生田駅(神奈川県川崎市多摩区生田、小田急小田原線)(1974年「小学二年生」による)
- 骨川家(東京都練馬区月見台すすきヶ原3-10-5[115])から東に70メートルの地点[116](1977年)
- 東京都中練馬区3-14-?[117](1980年)
- 〒176-00(当時は5桁) 東京都練馬区月見台…[118](1981年)
- 後楽園球場から西北西(その方向に東京都練馬区がある)に野比家の近所[119](1981年)
- 東京都田無市(現:西東京市)大字田無1234[120](1990年)
- 多摩地区(1996年当時では東京都田無市がこれに含まれれていた)[121](1996年)
また将来の野比家は「トーキョーシティー・ネリマブロック・ススキガハラストリート」にあるとされている。(21巻収録『未来の町でただ一人』)
多くの表現で東京都練馬区、および東京都田無市と出ていることから、この2者が有力とされる。
[編集] 脚注・出典
- 「x巻」は、てんとう虫コミックス「ドラえもん」の単行本での収録巻数を指す。
- ^ a b 2巻『ぼくの生まれた日』
- ^ これが基本であるが、掲載学年誌ごとに年齢設定は適宜変化
- ^ 大山のぶ代版アニメ『おしゃべり切手』ほか
- ^ アニメでは小学二年から掛け始めたとされる→『人生やりなおし機』より。のちに近眼はのび太が大人になり努力して矯正した(16巻『りっぱなパパになるぞ』
- ^ 『雪山のロマンス』、『のび太の息子が家出した』(アニメ版のみ)より
- ^ 玉子も同様であるが、現在ほど近眼が進行していなかった結婚前の時期は比較的大きな瞳であった(1巻『プロポーズ作戦』)のに対して、14巻『台風発生機』では眼は+の形をしている
- ^ アニメ『おねがい小づち』
- ^ 書籍「THIS IS ANIMATION 映画ドラえもん 感動名作選 帰ってきたドラえもん・のび太の結婚前夜」より
- ^ 「恐竜丸ごとの化石を発掘してやる!」『のび太の恐竜』、「今、すごいものを作ろうとしているんだ! 」5巻『地球製造法』など
- ^ おもに、『あの頃に戻りたい! (文化庁表彰作品)』『悪い子バンド!? 』『ブラックホールペンとホワイトホールペン』『あの窓にさようなら』『ゾウとおじさん』『いいことポイントカード』『変身リングとカード』『ことわざゲーム』『のび太のワンニャン時空伝』などで活躍。いずれもアニメ
- ^ 8巻『ライターしばい』、15巻『ポータブル国会』など
- ^ ただし「のび犬」と書くミスに関しては本人も気にしている模様。23巻『透視シールで大ピンチ』)
- ^ 33巻『鏡の中の世界』
- ^ 8巻『ライターしばい』
- ^ 『のび太の魔界大冒険』
- ^ 16巻『音のない世界』
- ^ 44巻『腹ぺこのつらさ知ってるかい』
- ^ 15巻『人生やりなおし機』
- ^ a b c 36巻『のび太の息子が家出した』
- ^ 3巻『ソウナルじょう』
- ^ 30巻『ねむりの天才のび太』。ちなみに初期は3秒だった(7巻『小人ロボット』)
- ^ プラス2巻『夢中機を探せ』
- ^ 『のび太の宇宙開拓史』
- ^ a b 『のび太と銀河超特急』
- ^ 24巻『ガンファイターのび太』
- ^ 8巻『カネバチはよく働く』
- ^ 15巻『あやとり世界』
- ^ 2巻『ロボ子が愛してる』
- ^ 15巻『ナイヘヤドア』
- ^ 14巻『無人島へ家出』
- ^ 9巻『デンデンハウスは気楽だな』
- ^ 22巻『税金鳥』
- ^ 23巻『オキテテヨカッタ』
- ^ 39巻『四次元若葉マーク』
- ^ 21巻『ひろびろ日本』
- ^ NHKアーカイブ『映像ファイル あの人に会いたい』
- ^ 33巻『フィーバー!! ジャイアンF・C』
- ^ 11巻『おすそわけガム』
- ^ 42巻『断ち物願かけ神社』
- ^ 10巻『のび太の恐竜』
- ^ 8巻『ぼく、マリちゃんだよ』
- ^ アニメ『未来の町が危ない!!』
- ^ 34巻『水たまりのピラルク』
- ^ 41巻『無人島の大怪物』、アニメ『変身リングとカード』
- ^ 16巻『パパもあまえんぼ』
- ^ 19巻『無敵コンチュー丹』、アニメ『セワシレポート』
- ^ アニメ『パパだって甘えんぼ』
- ^ 2巻『タタミの田んぼ』
- ^ アニメ『テストにアンキパン』
- ^ プラス1巻『ぼくを止めるのび太』
- ^ 42巻『断ち物願かけ神社』
- ^ 44巻『十円なんでもストア』
- ^ 42巻『断ち物願かけ神社』
- ^ アニメ『グルメフォーク』
- ^ 31巻『やどり木で楽しく家出』
- ^ アニメ『おつかいバッグ』
- ^ 2巻『怪談ランプ』、21巻『ドラキュラセット』、37巻『しかしユーレイは出た! 』など
- ^ プラス2巻『ドロン巻き物』
- ^ 21巻『未来の町にただ一人』
- ^ 27巻『○□恐怖症』
- ^ 9巻『ウラシマキャンデー』、17巻『モアよドードーよ永遠に』
- ^ 5巻『のろのろ、じたばた』ほか
- ^ 13巻『ちく電スーツ』
- ^ 8巻『ぼく、マリちゃんだよ』
- ^ 藤子不二雄ランド1巻『未来から来たドラえもん』
- ^ 『のび太と竜の騎士』
- ^ 25巻『のび太のスペースシャトル』
- ^ 39巻『のび太の模型鉄道』
- ^ プラス1巻『ぼくを止めるのび太』
- ^ 4巻『してない貯金を使う法』
- ^ 3巻『そっくりクレヨン』
- ^ 41巻『いつでもどこでもスケッチセット』
- ^ 5巻『つづきスプレー』
- ^ 19巻『天井うらの宇宙戦争』
- ^ 大山版テレビアニメ「南の島へ出かけよう」1992年4月3日放送
- ^ 1巻『走れ! ウマタケ』
- ^ 31巻『海坊主がつれた!』
- ^ 40巻『架空人物たまご』
- ^ 『のび太のワンニャン時空伝』
- ^ 35巻『空ぶりは巻きもどして・・・』。打率測定をしたのはスネ夫であるため、彼の陰謀とも考えられる
- ^ 7巻『ジャイアンズをぶっとばせ』で1イニング13失点、33巻『あの道この道楽な道』で1イニング77失点
- ^ 26巻『タイムカプセル』
- ^ 1巻『未来の国からはるばると』
- ^ 書籍「(コロコロコミックデラックス
- ^ 14巻『夢まくらのおじいさん』
- ^ 名は「のびる」とされている書籍「最新ドラえもんひみつ百科」、「決定版ドラえもん大事典」
- ^ 4巻『おばあちゃんのおもいで』、16巻『パパもあまえんぼ』
- ^ アニメ『グルメテーブルかけで食べ放題!! 』
- ^ (大山のぶ代版アニメ『ママのダイアを盗み出せ! 』(1979年)
- ^ プラス1巻『グルメテーブルかけ』
- ^ 4巻『のび左ェ門の秘宝』
- ^ 14巻『ホラふき御先祖』
- ^ 映画『ドラミちゃん アララ・少年山賊団! 』
- ^ 1巻『ご先祖さまがんばれ』
- ^ 7巻『石器時代の王さまに』
- ^ 5巻『ゾウとおじさん』
- ^ 41巻『いつでもどこでもスケッチセット』
- ^ 40巻『タイム・ルーム 昔のカキの物語』
- ^ 藤子不二雄ランド2巻『宝さがし』
- ^ 1巻『プロポーズ作戦』
- ^ 雑誌「ぼく、ドラえもん。」第11号
- ^ 15巻『ポータブル国会』
- ^ 27巻『細く長い友だち』
- ^ 「ド・ラ・カルト」
- ^ 学生21巻『まねコン』
- ^ プラス1巻『グルメテーブルかけ』
- ^ 2巻『正直太郎』
- ^ 32巻『ほしい人探知機』
- ^ 10巻『アパートの木』
- ^ 42巻『目は口ほどに物を食べ』
- ^ 3巻『おはなしバッジ』
- ^ 日本ドラえもん党著「ドラえもんの真実」
- ^ 35巻『地球下車マシン』による。大山のぶ代版アニメ『地球下車マシン』では西向きという
- ^ アニメ「南の島へでかけよう」
- ^ 15巻収録『不幸の手紙同好会』
- ^ 藤子不二雄ランド4巻『物体瞬間移動機』
- ^ 大山のぶ代ら声優陣シリーズのアニメ作品『タイムマシンでお正月』(1980年1月1日放送、ビデオソフト未収録)
- ^ 24巻収録『虹谷ユメ子さん』
- ^ 27巻収録『ポラマップスコープとポラマップ地図』
- ^ 大山のぶ代ら声優陣シリーズのアニメ作品『ペーパークラフト』(てんとう虫コミックス42巻収録『深海潜水艇たった二百円!!』のアニメ化作品。1990年3月16日放送、ビデオソフト未収録)
- ^ 大山のぶ代ら声優陣シリーズのアニメ作品『エイプリルフール』(てんとう虫コミックス11巻収録『化石大発見!』のアニメ化作品。1996年3月29日放送、ビデオ「ドラえもん テレビ版スペシャル特大号」春の巻5、およびDVD「ドラえもん コレクション・スペシャル」春の5に収録)
[編集] 参考文献
[編集] 書籍
- 藤子・F・不二雄『ドラえもん』全45巻 小学館、1974年 - 1996年