ドンウォリー!

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ドンウォリー!は関西テレビが企画・制作し、フジテレビ系列で1998年4月14日～6月30日に毎週火曜日の22:00～22:54に放送されたテレビドラマである。(ビデオ、DVD共に未発売) ちなみにキャッチコピーは「探偵だろ！隠れろよな！！」

目次 1 キャスト 2 あらすじ 3 ドラマ内容 3.1 前半「1話～7話」 3.2 後半「8話～最終話」 4 週変わりゲスト 5 慎太郎という人物 6 テーマ曲 7 スタッフ 8 サブタイトル 9 補足 10 番組の入れ替わり

[編集] キャスト

• 吉岡慎太郎：近藤真彦 - 通称：吉岡さん、慎ちゃん、慎太郎
• 菱沼るり：菊池麻衣子 - 通称：るりさん、るり
• 内藤彩子：遠藤久美子 - 通称：彩ちゃん、彩
• 加地樹：中村俊介 - 通称：加地君、樹
• 望月正彦：川端竜太　　
• 水原千香子：梅宮万紗子　　
• 五十嵐勇：横山裕 - 通称：勇、いさむっち
• 雪ヶ谷ナエ：西村早苗
• 笠置智恵子：千葉早織
• 旗田真由子：石井苗子
• 古屋トシキ：ミッキー・カーチス - 通称：オタンコ

[編集] あらすじ

• 遊び人の吉岡慎太郎（近藤真彦）が多額の借金を抱え、その借金を全額返済してくれるという女性・旗田真由子（石井苗子）が現われて借金を返済する条件としてその人が経営する自転車屋を手伝う事になり自転車屋の上にある空き部屋を借りる事になるのだがその場所が元探偵事務所という理由から自分も探偵をやってみようということになり、探偵と自転車屋の2足のわらじをはきながら回りの人間を様々な事件に巻き込んでしまうというコメディドラマ
• 1話完結で毎回様々なゲストが出ることも魅力
• 元々江口洋介が主演することになっていたのだが、江口洋介がスキー場で足を折ってしまい、急遽近藤真彦が代役として出演する事が決まった。これに伴って同じく当初、相手役だった坂井真紀も降板、菊池麻衣子が代役に抜擢された。
• 俳優・近藤真彦としてはフジテレビドラマ主演は18年ぶり

[編集] ドラマ内容

全12話

[編集] 前半「1話～7話」

第1話

慎太郎が街にやってきて前の住人が探偵事務所をやっていた、という理由だけで探偵事務所を開業。「実際にはるりが勝手にそう思いこんでしまってチラシを配ってしまった」

第2話

金品を騙し取られた男（ユースケ・サンタマリア）が騙し取った女から金を取り返したいという依頼からはじまる。その他、痴漢の被害を受けた女性の父親から「娘を救ってくれた男性を探して欲しい」という依頼を受ける。「実際にはその父親を装ってた男が痴漢の犯人で、邪魔をした男を捜そうとしていた」

第3話

中学3年生の娘が失踪したということで父親から捜索依頼をされる、肝心な娘は、自分の進路などを勝手に決めてしまう親が嫌になって家出をしていて、知り合いの男のマンションに数人で暮らしていた。「樹君の失敗は、あったが慎太郎の気転をきかせた方法で無事に解決」

第4話

彩の友人が慎太郎の店で注文した自転車が何物かに盗まれた。慎太郎は浮気調査、彩の友人（藤木直人）の父親が経営するラブホテルで色々な会議をすることになるのだが彩とその友人が車でラブホテルの駐車場に入場する所を樹に目撃されてしまい誤解されてしまう。「誤解は解けて浮気調査も依頼主の自作自演で自転車泥棒も捕まって一件落着」

第5話

「慎太郎がデートクラブのようなところに電話をするところから始まる。そこに「お金さえあればなんでも叶う」と思いこんでる愛（大河内奈々子）がデート相手として現われ、樹に対し「彩を殴れば10万円あげる」や、慎太郎に「私を抱いてくれれば10万円あげる」などとすべてお金で動かそうとした時、愛の両親が現われ「娘の相手をしてくれてありがとうございます、俺にいくら払えばいいのでしょうか？」と両親までもがお金で解決しようとしてしまいさすがの慎太郎もブチ切れる。「なんでもかんでも金で解決するな!世の中には金で買えないもの…いくらでもあります」というセリフが印象的

第6話

過食症の女性から「自分の過食症を治してほしい」という依頼を受け、24時間体勢でその女性を見張る事になる。その仕事は、樹が引きうける「押しつけた」ことになり慎太郎は、「恋人が突然いなくなった」というケーキ職人の男性（鶴久政治）から依頼を受ける。「実際その2人が恋人同士で過食症というのがウソ、男性を困らせるためにその女性がしこんだこと」

第7話

とにかくウソツキで有名な男の子が現われる所から話が始まる。その男の子の母親が吉岡慎太郎の高校時代の同級生でその母親の再婚相手が「結婚詐欺師だ」と子供が訴えるのだが誰にも信じてもらえず、唯一その子のことを疑わなかった勇（横山裕）がその母親の店に向かうとちょうどその相手の男性が多額の金を持ち逃げしようとしてる所だった。勇と男の子の信頼が事件解決に結びついた

[編集] 後半「8話～最終話」

第8話

結婚間近の女性が「相手から別れるように言わせたい」という依頼を受けた所からはじまる。樹と彩は「婚姻届をポストに投函したあとに妊娠してない事がわかって婚姻届をとり返したい」というカップルの依頼を受ける。慎太郎は、最初に依頼を受けた女性の結婚相手の男性に対し結婚意志を無くさせるべくキャバクラなど若い女性がたくさんいるところに連れていったりして「世の中女はくさるほどいる」と思わせる計画だった。それがきっかけで2人は、強く結ばれる事になり、いい意味で仕事は失敗したということになる。

第9話

付き合ってる彼女が浮気をしてるかもしれない、という依頼を受ける所から始まる。依頼主の男性（橋龍吾）が付き合ってる定食屋の女性が浮気をしてるかもということで樹と一緒に彼女の部屋に忍び込みいろいろと探し回ったら、その男が今まで着けているのを見たことがないというハデな口紅や衣装などを発見してしまう。慎太郎は、その女性に対して、少しでも話を聞いてくれるように頼むが断られてしまう。そこで誠意を見せるべく慎太郎は、店の料理を次々に注文し食べ続ける。店の主人が慎太郎に「もういいから」と女性を説得する。結局ハデな衣装や口紅は、彼女が自分で買ったものだということが判明。

第10話

学校にはもう行きたくないという女子高生（清水千賀）が現われる所から話が始まる。 学校の教師（パンチ佐藤）が彼女を連れ戻そうと事務所にかけこんでくるのだが最初ヤクザだと思われてしまう。そこで教師が「今日中に学校にこないとお前は退学だ」と通告する。すると女性が「学校辞めて探偵になる」と言い張るのだが慎太郎の巧みな作戦により探偵をあきらめ学校に行くことを決意する。

第11話

慎太郎がぎっくり腰になってしまうところから話が始まる。 探偵志望の高校生秀人（相葉雅紀）が現われ様々な仕事をこなしていくのだが実は、秀人を医師にしようとしていた父親に嫌気がさし家を飛び出した家出少年だった。今回慎太郎はぎっくり腰のためあまり目立った出番がない。樹の父親（原田大二郎）が田舎から上京してきて秀人の父親ともみ合いになる。樹とは違って慎太郎に似たいいかげんな性格。「実は癌」だった。

最終話

探偵事務所に突然入り込んできた男性（武田鉄矢）。阿部と名乗っており、慎太郎が使ってる探偵事務所の本当の持ち主だと。「君たちは、私の探偵事務所を違法に占拠してるのだから出ていけ」と言っていたが、それがウソだということが判明。実は、詐欺グループの1人で組織の金を盗み仲間に追われてる身だった。最後に事件も無事解決し、家族とも逢えて一件落着。そして翌日に控えた慎太郎とるりの結婚式…慎太郎が失踪したためすべてオシャカに…

[編集] 週変わりゲスト

• 第1話 神田うの(しつこいスカウトに追われてるところを慎太郎に助けられる)
• 第2話 ユースケ・サンタマリア(金を騙し取られたかわいそうな男役)
• 第3話 坂東英二(独身の蕎麦屋の店主)池内博之の出演もあり
• 第4話 藤木直人(彩子の大学の先輩、彩子に相談事をするのだが自分の父親の経営するラブホテルに入るのを樹に目撃されてしまい誤解される）
• 第5話 不明
• 第6話 鶴久政治（元チェッカーズ）過食症の女性と付き合ってるケーキ職人役
• 第7話 不明(若い頃のマッチの写真がうつるシーンあり)
• 第8話 不明
• 第9話 橋龍吾（橋幸夫の息子）定食屋の女性に恋する一途な男性
• 第10話 パンチ佐藤(高校の先生役、不登校になった生徒を学校に来させるべく一生懸命な先生役)
• 第11話 原田大二郎（樹の父親、樹に似てなくて慎太郎にそっくりでかなりいいかげんな性格、実は癌を患う）
• 最終話 武田鉄矢（詐欺師、家族を幸せにするべく組織の金を盗み出し仲間から追われている）

　

[編集] 慎太郎という人物

1. 慎太郎は不真面目なのか？
   • 「収入の少ない事、面倒な事は、やりたがらない慎太郎」
     • 「しかし、相手の気持ちを1番に考え結果解決に結びついているので不真面目というわけではなく、やや真面目」
2. 慎太郎は女性に弱いのか？
   • 「若い美女をみるだけでクラクラしてしまうほど」
     • 「結論：かなり弱い」
3. 「慎太郎はお金に弱いのか？」
   • 「金品を騙し取られた依頼人、というだけで捜査を断ったり、るりに対し「もっと金持ってそうなやつ見つけてこいよ」や「小さく仕事して大きく稼ぐ！」などと言っている所からするとかなりお金に弱そうだが」、「何でも金で解決する親子に対して「なんでも金で解決するな！」と怒ったり「世の中にはお金で買えないものがいくらでもあります」と言ってるところから見ると”お金に弱いだけではない”
     • しかし他人カバンに入ってた500万円の札束から1枚ずつ抜き取るなどしてるので正直微妙

結論. 「お金に弱いのではなく、お金に汚くセコイ」

[編集] テーマ曲

• 主題歌「KING and QUEEN」近藤真彦
• 挿入歌「ekou」MASCHERA

[編集] スタッフ

• 企画：山崎一彦、濱星彦
• 脚本：奥寺佐渡子、吉本昌弘、友澤晃、鈴木貴子
• プロデュース：大平雄司、和田豊彦
• 演出：楠田泰之、中島悟、江口正和
• 制作：関西テレビ、AVEC

[編集] サブタイトル

1. 帰って来た絶好調男に代官山は大騒ぎ！
2. 美女と痴漢に大災難
3. 家出した美少女
4. 恋する美人妻を追え！
5. 大金をバラまく女
6. 太り過ぎた女
7. 美人母子と結婚サギ師
8. 挙式寸前！ドタキャン女
9. 抱かせない女
10. 囮になった美人女子高生
11. ボク探偵になりたい
12. 最後の依頼人

[編集] 補足

このドラマは、当初の企画では江口洋介の主演によるドラマが企画されていたが、江口が急病によりドラマ出演を降板したため、近藤真彦を急遽代役に起用、企画段階を大幅に変更して制作された。

[編集] 番組の入れ替わり

関西テレビ・フジテレビ系 火曜夜10時枠の連続ドラマ
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