ニンテンドーWi-Fiステーション
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ニンテンドーWi-Fiステーション(ニンテンドーワイファイステーション)は、任天堂が提供する、同社のゲーム機で利用可能な無線LANシステム「ニンテンドーWi-Fiコネクション」を、店頭で行えるようにするために全国に設置されたアクセスポイントである。
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[編集] 概要
ほとんどの場合、「DSステーション」と呼ばれるニンテンドーDSの試遊台に無線ルーター等を仕込んだものである。その4つの機能、「試遊」「体験版のダウンロード」「追加データの配信」「すれちがい通信」「アクセスポイント」のうち「アクセスポイント」のことを「ニンテンドーWi-Fiステーション」と呼んでいる。これがあることにより、家に無線LAN環境やブロードバンド環境がない人でも、簡単にニンテンドーWi-Fiコネクションを楽しむことが出来る。また、2006年7月24日に発売された「ニンテンドーDSブラウザー」のアクセスポイントとしても使用可能。
岩田聡任天堂社長の抱える設置数の目標は1000台。光回線を導入できない店舗も存在するため、現在の設置台数は800台程度であるが、今後さらに増やしていく予定である。
なお、理論上では無線ルーターを試遊台の後ろに置き設定するだけなので、公式サイトなどでWi-Fiステーション(DSステーション)設置店舗に登録されていない店舗でも、オンライン接続が可能な場合がある。もし自分の行きつけのDSステーションがWi-Fiステーションの機能を果たしているかどうか知りたい場合は、遠慮なく店員に聞いてみると良い。
[編集] 主な設置店舗
- トイザらス各店舗:全国ほとんどの店舗で対応
- イオン各店舗
- イトーヨーカ堂各店舗:全国ほとんどの店舗で対応、独自の垂れ幕がある店舗もある
- Wanpaku各店舗:ファミコン時代から任天堂との仲は親密である
- ビックカメラ各店舗
- ソフマップ各店舗
- 上新電機各店舗(ジョーシンキッズランド)
- ヤマダ電機各店舗:「テックランド」店舗ではほとんどの店舗で対応
- 古本市場各店舗
※導入するかどうかは各店の環境、裁量に任されており、上記の店でも対応していない場合もあれば、上記に書かれていない店の中でも一部店舗で導入されている場合がある(メディアポリス御殿場店、アピタ静岡店など)。