バル (商業施設)

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バル（VAL）は、東日本旅客鉄道（JR東日本）の子会社である宇都宮ステーション開発が経営する駅ビルである。開業当時は小山ステーション開発が経営していたが、2004年（平成16年）4月1日に宇都宮ステーション開発（株）と合併し、消滅した。なお、同社は宇都宮駅ビル「パセオ」も経営している。

栃木県小山市の小山駅構内のVAL小山と茨城県古河市の古河駅構内のVAL古河の2店舗がある。

「VAL小山」は小山駅の新幹線高架下を利用した3階建ての店舗となっている。「ファッションランド・小山駅ビル」の愛称で新駅舎の完成後の1979年（昭和54年）に開店した。2004年12月には隣接する小山駅西口再開発ビル「ロブレ」との連絡通路が完成した。

東北新幹線橋脚耐震工事のため、2006年（平成18年）5月より各フロア毎に全面閉鎖されている。第1期工事として2006年5月～10月に1階南側を閉鎖した。第2期工事として2006年10月～2007年（平成19年）2月に1階北側を閉鎖した。2007年2月より同年6月にかけて2階と3階の南側一部を閉鎖している。

「VAL古河」の生鮮食料品売り場ではマチナカとしてSuicaが決算手段として利用できるほか、小山・古河の両店舗で利用額1,500円以上の場合はデビットカードサービスによる決算も可能である。