ビリーケン・キッド

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ビリーケン・キッド
プロフィール
リングネーム	ビリーケン・キッド
本名	非公開
ニックネーム	サルバドール・デ・インフィエルノ
身長	170cm
体重	83kg
誕生日	1973年11月27日
出身地	大阪府大阪市通天閣
所属	大阪プロレス
デビュー	2002年2月2日ツバサ&ブラックバファロー戦(パートナーはスペル・デルフィン)

ビリーケン・キッドは、日本のマスクマンのプロレスラー。身長170cm、体重83Kg。大阪プロレス所属。あだ名は「ビリー」。モチーフは通天閣に祭られている幸運の神ビリケン。ビリーケンキッドはリングネームで、その正体、本名は非公開であるが、ビリーケン・キッドのマスクを被る前の姿は、ルチャリブレ日本やプロレスリング華☆激に所属していた「飛影」だとする説がある。

[編集] 経歴

1995年メキシコに留学。1996年からルチャドール「ブラック・パワー」のジムに入門。メキシコのルチャリブレ団体AAA（トリプレア）に所属し1997年デビュー。地方巡業の安いギャラに耐えつつトレーニングに励む。

2000年にメキシコで修行した日本人ルチャドール達でユニット”ルチャリブレ日本”が結成され参加。これを期に帰国し、華☆激を主な舞台として活躍する。

ビリーケン・キッドとしての経歴

2002年1月、大阪プロレスに登場。正規軍に所属しルードユニットFLUxx（フラックス）と抗争を繰り広げる。

2003年5月にツバサと組んでタッグフェスティバルに優勝。大阪タッグチャンピオンの座に挑むも王者村濱武洋＆獣神サンダー・ライガー組に敗れた。しかし12月、タイガースマスクとのタッグで見事に勝利し新王者となった。しばらく後に発表になったタッグチーム名は「ザ☆虎ビリー」この後、挑戦者チームとの体格差やタイガースマスクの故障に悩まされるが苦戦ながら4度の防衛に成功している。

2004年8月、トリプルスレッドルールで行われた大阪シングル王者選手権で勝利し二冠を達成する。だが10月“ビッグボス”MA-G-MAに敗れシングルの座を失い、12月にはタッグ王者のベルトも失う。

2005年2月、ペロと組み再びタッグ王座に返り咲く。4月末でペロ（現：高井憲吾）が大阪プロレスを離脱したためベルトは返上している。

2006年1月、試合中に味方であるタイガースマスクを椅子で殴打し正規軍を離脱、新ルードユニットを結成しリーダーとなる。一ヶ月後に発表したルードユニット名は”ベンダバル”（スペイン語でジブラルタル海峡に吹き付ける偏西風の意味）。それにあわせて従来の黄色いコスチュームから黒を基調としたコスチュームに変える。2月、ブラックバファローと組んで選手権試合を制し新タッグチャンピオンとなる。

2007年2月12日大阪ハリケーンにて、タイガースマスクに破れ、大阪プロレス選手権王座墜落。

2007年3月24日ベンダバル同門対決に破れ、秀吉（プロレスラー）と政宗（プロレスラー）によりベンダバルを追放される。

[編集] 得意技

メキシコで修行しただけありルチャの動きを取り入れた独特のムーブや技を得意とする。入り方が複雑であったり、段階を踏む技、ロープを利用するテクニカルな技に特色がある。身が軽く卓抜した空中バランス持ち、スープレックス系の投げ技をバク宙して着地する姿をよく見せる。

ベルティゴ 

ベンダバルを結成してからの新フィニッシュホールド。相手を背後から肩車してから落とすみちのくドライバー2

ファイヤーバード・スプラッシュ 

いわゆる450°スプラッシュ。コーナーポストから一回転してプレスする。

ビリケンドライバー 

リバースゴリースペシャルの状態から前にずらしてライガーボムのように叩きつける。

ビリドッギングヘッドロック 

ヘッドロックに相手を捕らえトップロープへ跳び、反動を利用してターンしてから叩きつけるブルドッギングヘッドロック。

ビリケンダスト 

エプロンからロープを挟んでドラゴンスリーパーに相手を捕まえ、ロープを飛び越えるように前方回転し、スタナーを決める。

こうもり吊り落とし 

ルチャの痛め技コウモリ吊りに似た状態から落とす技。落とす形はシュバインとほぼ同形だが入り方が複雑。向かい合った状態から相手の股の間に頭を入れ、自分の背中へ相手が来るように持ち上げる。相手の両足を頭上でまとめ左足首のあたりを左腕で掴む。右腕は相手の首から頭部を抱えるようにして固定。ここから落とす。

ラ・エスパルダ 

逆さ押さえ込み。相手の片腕をとり反転させてからリバースフルネルソンに捕らえての逆さ押さえ込み。高速で横縦に回転するため相手は何が何やらわからなくなるとの事。押さえ込み状態から横へ回転しさらに押さえ込む変形のラス・エスパルダスもあるが、こちらは2004年天王山、対タイガースマスク戦で使用したのみとなっている。

ビリンコ・バスター 

コーナーポスト両側のトップロープを掴み開脚倒立、コーナーに座り込んだ相手に対し股から股間をぶちあてる。屈辱技のブロンコバスターの変形と言えるが、ビリンコバスターは威力重視の技になっている。

[編集] その他

• 小柄ながらビルドアップされた肉体をもち特に大胸筋は目を引く。メキシコ時代は貧乏でプロテインにも事欠く状態であったが、ゆで卵の白身を１日１kgほど食べトレーニングする事で身体作りに励んでいた。大阪プロレスに来てからは同僚のGammaと共にさらに身体作りに励んでいる（Gammaは現役プロレスラーでありながらボディービル大会で入賞する筋肉の持ち主）。あまり筋肉を付けすぎると重くてファイアーバードスプラッシュの時に上手く回れない為、兼ね合いが難しいらしい。
• 見た目だけでなく丈夫な身体を作り上げており負傷の多い大阪プロレスの中では目立った怪我もなく闘い続けている。健脚の持ち主で一駅くらいは余裕で歩くとの事。
• 誠実で堅い性格のためか、試合運びやマイクアピールもやや堅い時がある。が、大阪プロレス名物の笑い重視の試合になるとラテン系の超ハイテンションなレスラーになる。人格が豹変するのか無理をしているのか地なのかはファンの間でも意見が分かれるところである。
• 趣味の一つが貯金であり「小金をせっせと貯めている」と試合中にえべっさん（初代）に暴露されている。
• 大阪プロレスで行われるシングルトーナメント戦「天王山」では毎回のように準決勝どまりである。
• 大阪プロレス生え抜きの選手ではないためなのか、サポートや二番手位置に甘んじる事が多い。