ブギーポップシリーズの登場人物
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ブギーポップシリーズの登場人物では、上遠野浩平の小説『ブギーポップは笑わない』をはじめとするブギーポップシリーズおよびその関連作品に登場する架空の人物を列挙する。
()内はアニメ版および映画版の出演者。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 主人公
- ブギーポップ (アニメ:清水香里/映画:吉野紗香)
- 世界の危機に関わる異変を察知した時に自動的に現れる宮下藤花の別人格。「ブギーポップ(不気味な泡)」という名前は、世界の危機をきっかけにして無意識下から自動的に現れるその性質を、水底から水面へ浮かび上がる泡に喩えた自称。また「死神」や「世界の敵の敵」などとも呼ばれる。ワーグナーの『ニュルンベルクのマイスタージンガー』を口笛で吹きながら現れ、特殊なワイヤーを武器として戦う。
- 女子高生の間では都市伝説的な存在として知られている。
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藤花が瀕死の合成人間スケアクロウに遭遇した時に誕生。「死」と直面したことで幼い藤花の心に発生したトラウマが、一つの人格として別の方向性を持ったという解釈がなされているが、真偽の程は定かではない。その際にスケアクロウが身につけていた筒のような帽子とマントを愛用している。ほどなくしてフィア・グールと対面したときに、「世界の敵として死ぬときはこんな曲に送られたい」といわれたその曲こそが、いつも口笛で吹いている『ニュルンベルクのマイスタージンガー』である。
- 宮下藤花(みやした とうか)(アニメ:清水香里/映画:吉野紗香)
- 県立深陽学園に通う女子高校生。初登場時高校二年生。ブギーポップの衣裳を入れたバッグを持ち歩いているが、ブギーポップの人格が現れていた間の欠落した記憶は彼女の無意識下で整合性のある記憶に刷り返られているため、本人は自分がブギーポップだとは自覚していない。「ブギーポップは笑わない」のエピソードの中で後に大学受験に落ちた事が判明するが、アニメ版ではそれはブギーポップのせいだという事がわかる。
[編集] レギュラーキャラクター
- 霧間凪(きりま なぎ) (アニメ:浅川悠/映画:黒須麻弥)
- 炎の魔女と呼ばれる女子高校生。いわゆる“正義の味方”の様な存在。初登場時高校二年生だが、過去に一年間休学しているので藤花たちより一歳年上である。一人称は「オレ」だが、アニメ版では諸事情で「あたし」になっている。
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中学生の時に急激な“進化”が起こり、これに身体が耐えられず死にかけるが、スケアクロウが持ってきた進化薬によって成長が押さえられ一命を取り留めた。凪が“正義の味方”になろうと考えたのはそのスケアクロウとの会話に始まっている。
- 末真和子(すえま かずこ) (アニメ:長沢響/映画:清水真実)
- 県立深陽学園に通う女子高校生で凪のクラスメイト。初登場時高校二年生。中学一年生の時に自分が連続殺人犯の標的になっていた事を知ってから犯罪心理学などに興味を持つようになる。また、同様に何か事件が起こるとそれに首を突っ込もうとする(が、たいていの場合、彼女が実際に事件に首を突っ込める状況になった時には既に事件が収束している)。
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[編集] 『ブギーポップは笑わない』の登場人物
- 竹田啓司 (たけだ けいじ)(映画:川岡大次郎)
- 宮下藤花とつきあっている県立深陽学園の生徒。初登場時三年生。アニメ版では藤花の写真の中のみで登場。
- 登場作品:『ブギーポップは笑わない』『パンドラ』『歪曲王』『ペパーミントの魔術師』『ジンクスショップへようこそ』『Boogiepop Phantom』
- エコーズ (アニメ:松野太紀/映画:寺脇康文)
- 地球を調査するためにやってきた地球外生命体。地球人に変身して調査をするはずだったが、誤って未来の人類の姿になってしまい、彼を進化した人類であると勘違いした統和機構に捕獲された。そして彼のデータを元に合成人間がつくられた。正体は『ぼくらは虚空に夜を視る』に登場する地球外生命体・虚空牙によって送り込まれたものであり、彼がもたらした情報によって地球に虚空牙がやってくる事となる。町をボロボロになって彷徨っている所を紙木城直子に保護される。
- またアニメ版では彼が情報を送った際の光の影響によって数々の事件が引き起こされる。
- 登場作品:『ブギーポップは笑わない』『夜明けのブギーポップ』『Boogiepop Phantom』
- 百合原美奈子(ゆりはら みなこ)/マンティコア (アニメ:浅野まゆみ/映画:酒井彩名)
- エコーズを元に統和機構に造られた合成人間。エコーズと同じく変身能力を持ち、また体内で薬物を生成する事ができる。深陽学園の優等生・百合原美奈子を殺害し、その姿を借りている。
- 登場作品:『ブギーポップは笑わない』『Boogiepop Phantom』
- 早乙女正美(さおとめ まさみ) (アニメ:福山潤/映画:高野八誠)
- 深陽学園の1年生。自分の高校生活に飽き、自らの死を望んでいた時にマンティコアに出会う。普通の人間としては唯一マンティコアに協力し、最後はエコーズの自爆攻撃からマンティコアをかばって死亡する。
- 登場作品:『ブギーポップは笑わない』『パンドラ』『Boogiepop Phantom』
- 谷口正樹(たにぐち まさき)
- 凪の義理の弟。帰国子女。『笑わない』では顔見せ程度の登場だが『VSイマジネーター』では主人公を務める。織機綺とは毎日電話でやり取りするほどの相思相愛の仲だが寮に入れられているため、中々会えない。凪と同様に榊原弦に師事しており、格闘技に精通している。
- 登場作品:『ブギーポップは笑わない』『VSイマジネーターpart1/part2』『エンブリオ浸食/炎生』『ロスト・メビウス』
- 紙木城直子(かみきしろ なおこ) (映画:三輪明日美)
- 県立深陽学園の生徒。竹田啓司のクラスメイトであり、凪の親友でもある。ほれっぽく、親切で明るい性格。本人に自覚はないが、相手の考えを読み取る能力を持っている。マンティコアを探すエコーズを学校に匿っていたが、同じく学校に潜んでいたマンティコアに殺害される。田中志郎に好意を寄せていた。アニメ版では凪の回想の中で登場。
- 登場作品:『ブギーポップは笑わない』『夜明けのブギーポップ』『Boogiepop Phantom』
- 新刻敬(にいとき けい) (映画:広橋佳以)
- 県立深陽学園の生徒。初登場時二年生。風紀委員長をしているが、見た目が幼いため小中学生によく間違えられる。とても真っ直ぐな性格で機転も効く。また洞察力も大したもので、人の持つ矛盾を見抜いたりもした。竹田に惚れていたが、竹田は既に藤花と付き合っていたため振られてしまう。
- 登場作品:『ブギーポップは笑わない』『歪曲王』
- 田中志郎 (たなか しろう)(映画:笠原秀幸)
- かなり真面目な生徒で弓道部のエース。直子に告白されるも、その好意を受け止めるべきかどうか悩んでいた。
- 登場作品:『ブギーポップは笑わない』『歪曲王』
- 木村明雄(きむら あきお) (映画:沢木哲)
- 素行もあまりよくなく、周りから浮いていた直子とよく一緒につるんでいた。直子に対して自覚すらしていない特別な感情があったようである。数年後、懐かしくなって学校を訪れた時にエコーズやマンティコアの戦闘の爪あとを目撃する。
- 登場作品:『ブギーポップは笑わない』
- 木下京子(きのした きょうこ) (アニメ:田村ゆかり)
- 県立深陽学園の生徒。初登場時二年生。末真和子の友人で、『笑わない』ではマンティコアが作った薬物を摂取していたが、霧間凪によって止められた。『VSイマジネーターpart1』では衣川琴絵に末真和子を紹介するが、本人は出てこない(『part2』で彼女と思しき人物が衣川琴絵の事で和子に謝る場面がある)。
- 登場作品:『ブギーポップは笑わない』『VSイマジネーターpart2』『Boogiepop Phantom』
- 草津秋子(くさつ あきこ)
- 登場作品:『ブギーポップは笑わない』
- 霧間誠一(きりま せいいち)
- 作家。霧間凪の父親。彼の著書を読んだ人間がMPLSとして覚醒する危険性があるとして、モ・マーダーによって殺害される。
- 登場作品:ほぼ全て。著書の名前だけの場合もある。
[編集] 『VSイマジネーターPart1・Part2』の登場人物
- 飛鳥井仁
- 予備校で講師のアルバイトをしている美大生。人の心をバラの形で見ることができ、そのバラの欠落している部分によってその人の心に何が欠けているかが分かる。水乃星透子と出会い、彼女の意志を継ぐべくイマジネーターとして行動し、ブギーポップと対峙した。後の話では亨や凪らと協力しており、「提案者」と名乗ってブレイン的な役回りをする機会が増える。
- 登場作品:『VSイマジネーター』『ペパーミントの魔術師』『ビートのディシプリン』
- 織機綺/カミール
- 統和機構の合成人間。特殊な能力は具わっていないが、他の合成人間にはない生殖器(女性器)が存在する。『VSイマジネーター』での登場当時、深陽学園の男子生徒達を利用して、合成人間が妊娠できるかどうかの実験を行っていた。当初は無口・無表情と感情の起伏が少なかったが、谷口正樹と出会い、彼に心を開く事によって次第に普通の少女らしくなっていく。現在は凪の部屋に居候しながら料理学校に通っている。正樹が瀕死の重傷を負った際は1人で看病するなど一途。『ロスト・メビウス』では主人公を務める。アニメ版では一瞬だけ登場。
- 登場作品:『VSイマジネーター』『夜明けのブギーポップ』『エンブリオ浸食/炎生』『ロスト・メビウス』『Boogiepop Phantom』
- スプーキーE(-エレクトリック) (アニメ:中田譲治)
- 統和機構の合成人間。手から電磁波を発生させる事が出来、これを応用して他人の脳に電磁波を流し洗脳や記憶の操作を行う事ができる。飛鳥井仁と対決し、仁の能力で心のバラの刺=攻撃性を奪われ敗北、その後自殺した。スプーキーE自身は『VSイマジネーターPart2』で死亡しているが、後の作品の特に回想編などで度々登場し、様々な事件に関わっている。『ペパーミントの魔術師』ではマルコ・ダンブロッシォと名乗っていた。
- 登場作品:『VSイマジネーター』『パンドラ』『ペパーミントの魔術師』『エンブリオ浸食』『Boogiepop Phantom』『ビートのディシプリン』
- 衣川琴絵
- 飛鳥井仁の親戚で実家が不動産業を営んでいる、そのため裕福な家柄である。飛鳥井仁のことを”仁兄さん”と呼び慕っている。
- 登場作品:『VSイマジネーター』
- 安能慎二郎
- 谷口正樹・織機綺と同級生
- 登場作品:『VSイマジネーター』
- 榊原弦
- 霧間誠一の友人で格闘家でありながら本を著すほどの文才を持ち合わせる。霧間凪・谷口正樹の師匠でもある。
- 登場作品:『VSイマジネーター』『パンドラ』『エンブリオ浸食』
- 水乃星透子/イマジネーター
- 県立深陽学園の生徒。人の死が見える能力「ストレンジ・デイズ」を持つ。穂波顕子と組んで人を夢の中に閉じ込めようとするが、ブギーポップに追い詰められ自殺。しかしその後霊体化して、飛鳥井仁を第2のイマジネーターとして計画を続行しようとするが、飛鳥井仁がブギーポップに敗退したのちに消滅。しかし、遠い未来の世界で本人の意図とは無関係にやはり霊体のような存在として再生される。
- 登場作品:『VSイマジネーター』『夜明けのブギーポップ』『ハートレス・レッド』『ビートのディシプリン』『わたしは虚無を月に聴く』『機械仕掛けの蛇奇使い』『ソウルドロップの幽体研究』『鉄仮面をめぐる論議』
[編集] 『イン・ザ・ミラー パンドラ』の登場人物
- 海影香純
- 鏡や瞳など、景色を映す物の中に未来の景色を見る事が出来る「イントゥアイズ」の能力を持つ。麻薬が原因で友人を亡くしており、それ以来麻薬やそれを扱う者を目の敵にしている。
- 登場作品:『パンドラ』『ホーリィ&ゴースト』
- 七音恭子
- 未来の香りを感じる事が出来る「アロマ」の能力を持つ。香純に密かな恋心を抱いている。14歳だが、香純たちには年齢を隠している。
- 登場作品:『パンドラ』
- 天色優/ユージン
- 統和機構の戦闘型合成人間。指先から人間の構造組織を破壊する液体を出す「リキッド」の能力を持つ。MPLSの探索中に香純たちに出会い、彼らを監視するために「天色優」という名で仲間となる。未来を予知する能力を持つ香純たちに取り入るため、未来の状況が文字として体に現れる「スティグマ」という能力があると嘘を付いている。香純たちと行動をともにしているうちに、次第に本当の仲間と感じるようになる。大勢の敵の攻撃を受け生死不明となるが、その後の作品でも名前だけ度々登場する。また、フォルテッシモ(後述)の元相棒だった。
- 登場作品:『パンドラ』『歪曲王』
- 神元功志
- 未来の音を口で再現する「ウィスパリング」の能力を持つ。能力の使用中は本人の意識が無くなるので、未来予知の結果は別の人が聞かなければならない。両親は新興宗教の教祖で様々な人から金を騙し取っていて、そんな家族が嫌で自立しようとしていた。辻とは旧知の仲。辻希美(後述)を敵の攻撃からかばって死亡した。
- 登場作品:『パンドラ』
- 辻希美
- 未来の光景を描く「オートマティック」の能力を持つように見せかけているが本当は何も特別な能力を持たない普通の少女であり、そのことを香純たちに隠している。希美は小学生の頃から神元功志に恋をしていて、「オートマティック」は功志と共通の秘密を持とうとしてとっさに作った嘘の能力である。九連内朱巳とは同級生に当たる。
- 登場作品:『パンドラ』『ハートレス・レッド』
- 数宮三都雄
- 未来の状況などを抽象的に感じる事が出来る「ベイビィトーク」の能力を持つ。能力名の由来は、「ふわふわしそう」や「びりびりしそう」など抽象的にしか表現出来ない為に「赤ん坊がバブバブ言ってるのと同じ」という事からついたもの。香純たちを敵の攻撃からかばって死亡した。
- 登場作品:『パンドラ』
- キト
- 統和機構に対立する組織が作り上げた生体兵器。体内にあるウィルスを持っており、キトの生命活動が停止するとウィルスを抑える免疫抗体が死滅し、恐ろしく感染能力の高いウィルスがばら撒かれる。その範囲は日本全土を死滅させる程度。ユージンが調べた所によると、二次性徴を無事に迎えればウィルスは死滅するらしい。
- 登場作品:『パンドラ』
- 羽原健太郎
- 登場作品:『パンドラ』『歪曲王』『夜明けのブギーポップ』『エンブリオ炎生』
[編集] 『歪曲王』の登場人物
- 寺月恭一郎
- 巨大企業MCEの社長。その正体は統和機構の合成人間である。統和機構が経済を都合良く操るために会社を設立したが、その規模が大きくなって目立ちすぎるようになったため、統和機構に処分される。死ぬ直前にこの作品の舞台となるムーンテンプルを建設する。
- 登場作品:『歪曲王』『ペパーミントの魔術師』『メモリアノイズの流転現象』
- 橋坂静香
父が分からないまま、子供を産んでしまう。その際、寺月に父になって欲しいと迫るが、養育費となる莫大な金を渡されるだけだった。その後、女手一つで真を育てる。
- 登場作品:『歪曲王』
- 橋坂真
五歳。静香の息子。父の姿を全く知らず、自分の想像の中で父は怪獣だと思い込んでいる。
- 登場作品:『歪曲王』
- 篠崎譲
- 登場作品:『歪曲王』
- 歪曲王
ブギーポップの同類。自動的で主体が無い。人それぞれの「隠された歪み」を引っ張り出す能力を持つ。人の精神の中に入り込み、その人間の心残りとなっている人物に化けて出る。そのため、歪曲王の姿は人の数だけある。
- 登場作品:『歪曲王』
- ゾーラギ
真が想像した自分の父。歪曲王の力で現れる。身長は数十メートル、六つ足で町を破壊して回る。ブギーポップと互角に戦った。他の作品には出てこないが『夜明け』はゾーラギが破壊した世界が舞台。
- 登場作品:『歪曲王』
[編集] 『夜明けのブギーポップ』の登場人物
- 黒田慎平/スケアクロウ/岸田一朗 (アニメ:近田和生)
- 統和機構の合成人間。人の顔色を見るだけでその人の健康状態を知る事ができる能力をもつ。MPLSの探索が任務で、探偵事務所を隠れ蓑にしている。寺月恭一郎の身辺調査中に入院中の凪に出会い、“進化”により死にかけていた彼女を救うため統和機構の施設から薬品を盗み出す。これにより凪の命は助かったが、スケアクロウ自身は反逆者としてモ・マーダーに殺害される。死の間際、初めて出現したブギーポップと邂逅する。その後、アニメ版では如月真名花の能力によって凪の身辺を「岸田一朗」の名で探ってた瞬間の彼が復活。記憶をなくしながらも凪と邂逅するが、マンティコア・ファントムに乗っ取られてしまい、最後は再びブギーポップと邂逅、記憶を取り戻し、マンティコア・ファントムを道連れにする形で消滅する。
- 彼の殺害後、隠れ蓑として使っていた探偵事務所は霧間誠一の著作権等を管理する事務所として、霧間凪が借りている。
- 登場作品:『夜明けのブギーポップ』『Boogiepop Phantom』
- 来生真希子/フィア・グール (アニメ:伊藤美紀)
- 県立総合病院の精神科の新米医師。スケアクロウが持ち出した薬品(進化薬)を拾い、それを自らに使用し超人的な肉体と相手の弱点を見抜く能力を手に入れた。その能力を活かして他人を思いのままに操り、最終的には統和機構に影響を及ぼすまでになっていた。他人の“恐怖”を喰らうようになり、特に精神的に強い人間が恐怖に染まった時の脳髄を求めて連続猟奇殺人を引き起こす。凪の脳髄を求めて凪を襲うが、逆に凪の高圧スタンガンで致命傷を受け逃走、ブギーポップにとどめをさされた。また、アニメ版では進化薬を様々な人間に使用していた。
- 登場作品:『夜明けのブギーポップ』『Boogiepop Phantom』
- 佐々木政則/モ・マーダー
- 統和機構の戦闘型合成人間。手から振動波を発する能力を持つ。暗殺を主な任務としており、これまでに霧間誠一、スケアクロウ、キョウ兄ちゃんなどを殺害している。凪を監視するためだけに凪の「連続猟奇殺人事件の調査」に手を貸すが、来生真希子が凪を狙っていることを知り、これを食い止めるため来生真希子を襲撃するが失敗、逆に殺害される。なお、来生真希子が起こした一連の事件は彼が犯人という事にされている。『ビートのディシプリン』ではピート・ビートの戦術指導役として登場。アニメ版では黒田の回想で彼を殺害する姿がシルエットで登場している。
- 登場作品:『夜明けのブギーポップ』『エンブリオ侵食』『ビートのディシプリン』『Boogiepop Phantom』
- ピジョン
- 統和機構の合成人間。高速移動の能力を持つ。スケアクロウに対して恋心を抱いており、彼を殺害したモ・マーダーを憎んでいた。そこを来生真希子につけ込まれ、来生真希子を狙ったモ・マーダーの攻撃を引き受けるための壁として利用された。このときのモ・マーダーの攻撃で死亡した。
- 登場作品:『夜明けのブギーポップ』
- 篠北周夫
- 糖尿病で県立総合病院に入院していた会社員。入院中は恐怖喰らいと化した来生真希子によって恐怖を味わわされる日々を送っていたが、実は彼女に肉体を改造されていた。
- 登場作品:『夜明けのブギーポップ』『ビートのディシプリン』
[編集] 『ペパーミントの魔術師』の登場人物
- 軌川十助(きがわとすけ)
- 統和機構の合成人間でノートリアスI.C.E,(悪名高い失敗作の意、I.C.E.はIncomplete Errorの略)と呼ばれる失敗作。緑色の肌をしていて血が青い。物凄い再生能力と、「人が自分自身で見ないようにしてきた心の痛みと同化する」能力を持つ。ブギーポップシリーズの中でも最も強い能力の一つ。経緯は分からないが、軌川展助に幼少の頃から保護されていた。彼の見た目のため展助氏は自分の家の部屋から全く外に出さず(もっとも、このことは本人も納得していた)あまりにも世間知らずで子供っぽい性格。アイスクリーム作りに天才的な才能を見せる。そこを寺月恭一郎に見込まれ、アイスクリームチェーンメーカーの社長になる。その後、様々なことに巻き込まれ精神的に成長した。ブギーポップは彼を”世界の敵”になりえる危険人物として監視していたが、彼に「世界に対して能力を行使する気が無い」ことを見抜き、彼を見逃した。
- 登場作品:『ペパーミントの魔術師』『ビートのディシプリン』
- 楠木玲(くすのきれい)
- お菓子作りの天才で、若いながら様々な経験をつんだ女性。十助に負けず劣らず、かなりメチャクチャな性格だった。十助のパートナーとして、見いだされる。後に副社長になる。十助とはかなり仲が良かったが、いきなり退社してしまう。
- 登場作品:『ペパーミントの魔術師』
- 蝉ヶ沢卓(せみがさわすぐる)/スクイーズ
- 統和機構の戦闘型合成人間。見えない攻撃をほぼ無音で正確に狙撃できる。蝉ヶ沢卓という名で社会に溶け込んでいる。プロのデザイナーとして活躍している。この時はオカマ口調。
- 登場作品:『ペパーミントの魔術師』『エンブリオ浸蝕』『ハートレス・レッド』
- 景山(かげやま)/キャプテン・ウォーカー
- 統和機構の殲滅型合成人間。自らの気化した汗で人間の生体組織を破壊する能力を持つ。密集した所なら一瞬でその場にいる人間を皆殺しに出来る。景山という名で軌川十助の側近を演じていたが、本当は監視する役割だった。
- 登場作品:『ペパーミントの魔術師』
- 軌川典助(きがわのりすけ)
- 成功して裕福な男。独身で十助以外の家族もいなかった。この作品は彼の死から始まり十助の回想以外にはほとんど出番が無い。
- 登場作品:『ペパーミントの魔術師』
- 律子(りつこ)
- 十助のアイスクリームチェーン店のアイスが大好きなただの女子高生。巻頭と巻末に少しだけ出る。
- 登場作品:『ペパーミントの魔術師』
[編集] 『エンブリオ侵食』『エンブリオ炎生』の登場人物
- 穂波顕子
- 県立深陽学園の生徒。かつて水乃星透子と行動を共にしていたが、彼女が死んださいに記憶の大半を道連れにされたために本人はそのことを覚えていない。エンブリオと出会ったことで水乃星透子の能力であった「ストレンジ・デイズ」が一時的に復活する。
- 登場作品:『エンブリオ侵食/炎生』『ハートレス・レッド』
- 穂波弘
- 穂波顕子の弟。「エンブリオ」を持って逃げてきたサイドワインダーに直接接触した少年。その時エンブリオの影響を受け、周囲の物事が彼に差し障りのない様に流れる無意識の能力「タイトロープ」を発現させ、作品を通して自分自身と姉の顕子を守った。
- 登場作品:『エンブリオ侵食/炎生』
- 高代亨/イナズマ
- もののもろい部分、すなわち弱点が見える能力を持つ。最強と名高いフォルテッシモと戦い、相打ちまで持ち込んだ。イナズマという名前の名付け親はフォルテッシモ。由来は本名の「亨」の読みが「とおる」なので、それを北欧神話の「雷神トール」に掛けて「イナズマ」とした。ビートのディシプリンでのフォルテッシモとの邂逅時にはフォルテッシモをも凌駕する戦闘能力を披露するも、フォルテッシモに当てるには至らなかった。
- 登場作品:『エンブリオ侵食/炎生』『ビートのディシプリン』
- リィ舞阪/フォルテッシモ
- 機構の中で最強と言われている存在であり、自身もそのことを自覚している。とにかく強い存在と戦うことを望んでおり、ついにはブギーポップと対決を望むが、かわされてしまっている。空間の罅割れを見、それを指で広げることが出来る「ザ・スライダー」の能力を持つ。その能力は自らの足元の空間を切り刻み続けての高速移動や、ジェット機のような加速から、人の脳内の血管を斬り出す事まで、幅広く応用が利く。
- 登場作品:『エンブリオ侵食/炎生』『ビートのディシプリン』
- パール
- 統和機構がエコーズをコピーして生み出したマンティコアタイプの合成人間。エコーズ・マンティコア等と同様に変身能力を持つ。マンティコア・ショックと呼ばれるマンティコア逃亡事件・マンティコア型合成人間粛正の際に統和機構から命を狙われたために組織を裏切り、反統和機構組織「ダイヤモンズ」に逃げ込む。異名は「百面相(パールズ)のパール」。
- 登場作品:『エンブリオ侵食/炎生』『ビートのディシプリン』
- 瀬川風見/スワロゥバード
- 登場作品:『エンブリオ炎生』『ビートのディシプリン』
- サイドワインダー
この物語のきっかけとなる人物。統和機構からエンブリオを持ち出し、裏切り者のとして処分される。しかし死の間際、弘にエンブリオを託す。
- 登場作品:『エンブリオ侵食/炎生』
- ジ・エンブリオ
- モ・マーダー(佐々木政則)がキョウ兄ちゃんの脳波をコピーし、統和機構が造りあげた存在、人を”殻を打ち破らせ突破”させる能力を持つ。現在はムスク型のアクセサリーに身を宿し、フォルテッシモが身につけている。
- 登場作品:『エンブリオ侵食/炎生』『ビートのディシプリン』
- 本木三平
- 穂波顕子が手にしていたエンブリオの声を聞き、恐怖や焦燥が最大限になった時にそれを周囲の他人に感染させる「カウントダウン」の能力を手にしたが、その能力を危惧したブギーポップに気絶させられ、自覚しないまま能力を失った。
- 登場作品:『エンブリオ侵食』
[編集] 『ハートレス・レッド』の登場人物
- 九連内朱巳/レイン・オン・フライディ/傷物の赤(ヴァーミリオン・ハート)
- 幼い頃より両親から”気味の悪い子”と疎まれていた、両親が借金を苦に夜逃げするが朱巳自身は留まり借金取り等を相手に能力を発揮する(ただし、これはMPLSの能力ではなく彼女の話術による物)。その時ミセス・ロビンソンに見出され統和機構へ連れて行かれる。嘘の能力である「レイン・オン・フライディ」を使い、同校生から500円玉を受け取っていたが、詳細は不明。統和機構中枢からは自らの後継者候補の一人と認識されているが、実際は密かに統和機構の意思に反する工作を行ったり、同じく統和機構とは独立に動く飛鳥井仁らと共闘することもある。
- 登場作品:『ハートレス・レッド』『ビートのディシプリン』
- 九連内千鶴/ミセス・ロビンソン
- 手から”触れるモノを蒸発させる液体”を発する「ワイバーン」の能力を持つ間接戦闘型合成人間、戸籍上朱巳の母親を名乗る。任務上の偽装のはずが、いつしか朱巳という少女自身のありかたとその未来を意識するようになってしまう。朱巳の母親であることを望み、実は朱巳自身もそのことを望んでいた。
- 登場作品:『ハートレス・レッド』
- 内村杜斗/フェイルセイフ
- 九連内朱巳のクラスメイト。普段はおどおどしているが、その正体は水乃星透子から得た「人から死を奪う能力」を持つMPLS。九連内朱巳の殺害を企てるが逆に返り討ちに遭い、穂波顕子にその能力を奪われる。最後はブギーポップを懐柔しようとして失敗し、自らの死を告げられて"世界の敵"として死ぬ事になる。ブギーポップ作品の敵役としては珍しく小物であった。
- 登場作品:『ハートレス・レッド』
[編集] 『ホーリィ&ゴースト』の登場人物
- 濱田聖子/ホーリィ
- 能力は無いが、スリム・シェイプに見初められて、犯罪コンビ「ホーリィ&ゴースト」として活動を始める。ちなみに「ホーリィ」は名前の「聖子」に含まれる「聖」を英語にもじったもの。
- 登場作品:『ホーリィ&ゴースト』
- 結城玲治/ゴースト
- 能力は無いが、スリム・シェイプに見初められて、犯罪コンビ「ホーリィ&ゴースト」として活動を始める。ちなみに「ゴースト」は名前である「ゆうきれいじ」をホーリィが上手く聞き取れず「ゆうれい」と聞き、その英語をもじったもの。
- 登場作品:『ホーリィ&ゴースト』
- スリム・シェイプ
- コミカルな動きをする包帯イタチを模したコンピュータプログラムとして、ホーリィ&ゴーストや、タル、ジェスに指令を下していた人物。正体は全身麻痺で半昏睡状態にある入院患者「江守 譲」で、唯一動く左手でスリムを動かしていた凄腕のプログラマー。また、霧間凪と旧知の仲らしく、ホーリィ&ゴースト、タル、ジェスの事後処理を頼んでいた。
- 登場作品:『ホーリィ&ゴースト』
- ドクター
- 戦時中軍医として働いていた人物。寺月恭一郎の遺産の一つで、地面に植えつけると急激な勢いで何をも貫き根を広げる統和機構産の植物「ロック・ボトム」で世界を破壊しようとしていた。だが、それ故にブギーポップに殺される事となった。
- 登場作品:『ホーリィ&ゴースト』
- 宇治木貢
- 寺月恭一郎の遺産の三分の一を管理していた人物。その遺産の中にロック・ボトムがあった。
- 登場作品:『ホーリィ&ゴースト』
- 雨宮世津子/リセット
- 実姉である「雨宮美津子」と共に統和機構に属するMPLS。その高い戦闘能力からしばしばフォルテッシモと並称される。表の顔は警察官僚内で警視総監ですら恐れるほどの権力を持つ人物。その手の中から投げる、ないしは発射した物の着弾時の威力を自由に変える事が出来る「モービィ・ディック」という能力を持つ。その異名通り、その能力で「全ての事象を取り消し(リセット)」する。威力を最大にした場合の物理的な破壊力は巡航ミサイルすら上回る統和機構最大のものであり、逆に威力を絞れば鍵開けのような隠密の工作も自在に行える。
- 登場作品:『ホーリィ&ゴースト』『ビートのディシプリン』『ギニョールアイの城』『ロスト・メビウス』『オルフェの方舟』『しずるさんと無言の姫君たち』
- ピート・ビート
- 統和機構の合成人間。名前のみ登場。詳しくは『ビートのディシプリン』を参照
[編集] 『ジンクスショップへようこそ』の登場人物
- 楢崎不二子
- ある資産家の娘で、街でオキシジェンの能力を目の当たりにして商売に使えないかと考えた。
- 登場作品:『ジンクスショップへようこそ』『ソウルドロップの幽体研究』
- 柊/オキシジェン
- 統和機構の中枢(アクシズ)であり、酸素のように存在が希薄で人に認知されないことが多い。自然に偏在する運命の糸そのものを視る事が出来る能力を持つ。肉体そのものは既に死んでおり、中枢としての運命のみで生きている。次期中枢を探しており、末真和子を最有力候補として見ている。
- 登場作品:『ジンクスショップへようこそ』『ビートのディシプリン』
- カレイドスコープ
- 現在の中枢、オキシジェンの身を守る為に存在する合成人間。自らの解像度を変化させる「カレイドスコープ」の能力を持つ。また、特徴として左右の目の色が違う(金銀妖眼)。それを隠すために、常にサングラスを掛けている。
- 登場作品:『ジンクスショップへようこそ』『ビートのディシプリン』
- 伊東谷抄造/シェイムフェイス
- 楢崎家に仕える家令。相手が自分に向ける気配、視線を跳ね返す「シェイムフェイス」の能力を持つ。ブギーポップ共々ギミーシェルターの罠に嵌められ、動死体(ゾンビー)に囲まれる事になるが、ギミーシェルターを発見させるためにブギーポップとの共同戦線を解除し、そのまま絶命する。
- 登場作品:『ジンクスショップへようこそ』
- 澄矢雅典/ホワイトライアット
- 統和機構の対立組織の一員。相手の焦燥感の歯止めをなくす「ホワイトライアット」の能力を持つ。しかし、ブギーポップに世界の敵として葬られた。
- 登場作品:『ジンクスショップへようこそ』
- 小宮山愛/スイッチスタンス
- 血液を付着させた他人の意思、精神力を奪う「スイッチスタンス」の能力を持つ。柊の正体を知り、統和機構そのものの頂点に立とうと画策する。だがオキシジェンの精神に接触した際、世界のあり方の真相そのものに絶望して堕ちた。
- 登場作品:『ジンクスショップへようこそ』
- 仲村紀美香/ギミーシェルター
- 相手の体に自らの頭髪を植え付ける事で相手の精神、ひいては肉体、生死をも支配する「ギミーシェルター」の能力を持つ。"世界の敵"である事を自覚し、自らの能力で様々な人間を操り、自分に危険が降りかかる前に排除しようとしていたが、伊東谷の犠牲的な行動によってブギーポップに発見され、追い詰められる。最後は能力が消え去ったため、ブギーポップからは見逃されたが、既に彼女の命運は尽きており、デパートから墜落して命を落とした。
- 登場作品:『ジンクスショップへようこそ』
[編集] 『ロスト・メビウス』の登場人物
- 蒼衣秋良/コールドメディシン
統和機構とは別の組織が作り出した合成人間。 コールドメディシンと呼んでいる能力をもつ。 ふつうの人間として生活していたが来生真希子の死について調べているうちにリミットに出会う。 リミットが姿を消した後、統和機構に加入しリセットの部下として働いている。
- 登場作品:『ロスト・メビウス』『オルフェの方舟』
- 雨宮美津子/リミット
雨宮世津子の双子の姉。自分の周囲の空気を操る「エアー・バッグ」という能力をもつ。 牙の痕でイデオティックと出会い統和機構と対立するようになり、ブリックを手に入れ逃走した。
- 登場作品:『ロスト・メビウス』
- 長谷部京輔/イデオテック
統和機構でも特殊なポジションにいる男性。過去にオキシジェンと中枢の座を争い敗北した。 オキシジェン同様生命は停止しており死ぬことはない。霧間凪とは叔父と姪のような関係。
- 登場作品:『ロスト・メビウス』
- ブリック
天から降りてきた者たちの一人。赤い肌をしている。人の心にある物を引きずり出し爆弾にすることができる。 現在はリミットが赤ん坊の状態で所有。
- 登場作品:『ロスト・メビウス』
[編集] 『オルフェの方舟』の登場人物
- 須磨貞夫
- クレイムクラブの構成員。自分の運命を変えた統和機構を探っている。幼馴染の杉乃浦春海を鬱陶しいと思いつつ実は何よりも大切にしている。
- 登場作品:『オルフェの方舟』
- 杉乃浦春海/ワン・ホット・ミニット
- あらゆる物体を発火させる能力を持つMPLS。彼女には知らせずに危険な仕事に手を出しているらしい須磨貞夫の身を心配している。
- 登場作品:『オルフェの方舟』
- 相川靖子/ティアジャーカー
- 合成人間。六嶺に利用され春海を狙う。
- 登場作品:『オルフェの方舟』
- 六嶺平蔵
- クレイムクラブ主催者。会の趣旨は統和機構の活動への「異議申し立て」等ではなく、中立を保ってそこから利益を吸い上げることだが、本人には妻に関係する別の目的があった。
- 登場作品:『オルフェの方舟』
- 六嶺美登里/フォーリン・グレイス
- 六嶺平蔵の妻。MPLSだが自我が崩壊している。ブギーポップ曰く雪女。
- 登場作品:『オルフェの方舟』
[編集] アニメ版『Boogiepop Phantom』の登場人物
- ブギーポップ・ファントム (アニメ:浅野まゆみ)
- 百合原美奈子と同じ顔でブギーポップと同じ服装を身に着けている謎の人物。進化した人々を捕らえ、彼らが本来いるべき時代に目覚めるよう仮死状態にして保護していた。その正体はエコーズが光になった際に電磁的に干渉縞として定着した「マンティコアのトラウマ」。マンティコア・ファントムとは電磁場の量子振動を共有しており、片方が消えるともう一方も消滅する事になる。
- マンティコア・ファントム (アニメ:福山潤)
- 早乙女正美と同じ姿をした謎の人物。その正体はエコーズが光になった際に電磁的に干渉縞として定着した「マンティコアの記憶」。ブギーポップ・ファントムとは電磁場の量子振動を共有しており、片方が消えるともう一方も消滅する事になるはずだったが、同じく電磁場の量子振動で存在していた岸田一朗(黒田慎平)の身体を乗っ取り逃亡し、その後再び事件を引き起こす事になる。
- 如月真名花 (アニメ:小林沙苗)
- プームプーム (アニメ:栩原楽人)
- 森田巡査/スネークアイ (アニメ:江川央生)
- 殿村望都 (アニメ:能登麻美子)
- 鈴木康子(アニメ:渡邉由紀)
- 望都の親友。『ブギーポップは笑わない』作中にて語られた早乙女正美の昔の彼女。
- 城之内久志 (アニメ:程島鎮磨)
- 有藤美鈴 (アニメ:那須めぐみ)
- 遠山恵 (アニメ:日笠山亜美)
- 菅沼洋次 (アニメ:野島裕史)
- 若狭静枝 (アニメ:小谷伸子)
- フィア・グールによって引き起こされた殺人事件の被害者。『夜明けのブギーポップ』でも名前が出ている。
- 若狭幸子 (アニメ:宮寺智子)
- 及川鎮 (アニメ:吉野裕行)
- 及川小夜子 (アニメ:小林けい)
- 吉沢早紀 (アニメ:折笠富美子)
- 田畑良樹 (アニメ:一石芳史)
- 小島茜 (アニメ:安田美和)
- 山本巡査 (アニメ:小林壮太郎)
- 如月真弓 (アニメ:大坂史子)