ヘルクレス座
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ヘルクレス座 (Hercules) | |
略符 | Her |
属格 | Herculis |
英語での意味 | Herakles |
赤経 | 17h |
赤緯 | 30° |
観測可能地域の緯度 | +90° ~ -50° |
正中 | 7月 |
広さの順位 - 総面積 |
5位 1225 平方度 |
明るい星の数 視等級 < 3 |
2 |
最も明るい星 - 視等級 |
ラス・アルゲティ(α Herculis) / コルネフォロス(β Herculis) 2.78~5.39 / 2.78 |
流星群 | ヘルクレス座τ流星群 |
隣接する星座 |
ヘルクレス座(Hercules)は、星座の1つ。 略符Her。属格Herculis。
ヘルクレス座は、全天で5番目に大きい星座である。あまり明るい星はないが、α星のラス・アルゲティ(Ras Algethi)は美しい二重星として知られている。また有名な2つの球状星団があり、北半球で最も明るいM13と、M92である。
トレミーの48星座のうちの1つ。
[編集] 主な天体
- コルネフォロス(Kornephoros) - 2.78等のβ星。
- ヘルクレス座デルタ星(δ Herculis) - 3.12等星。固有名はサリン(Sarin)。
- ヘルクレス座ラムダ星(λ Herculis) - 3.12等星。固有名はマシム(Maasym)。
- ヘルクレス座オメガ星(ω Herculis) - 4.57等星。固有名はクヤム(Cujam)。
[編集] 由来
名称は、ギリシア神話に登場する勇者ヘラクレスにちなむ。ただし、星座名は「ヘルクレス座」と綴ることに注意する必要がある。
勇者ヘラクレス(ヘルクレス座)は、大神ゼウスが王女アルクメーネとの間に設けた子で、王になる予定であったが、例によってゼウスの妻の女神ヘラの横槍が入り、王になれなかった。勇者でありながら、その後もヘラに生活の邪魔をされ失敗続きだったが、12の冒険を成し遂げ、神となり星座の仲間入りをした。