ベイ級ドック型補助揚陸艦
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ベイ級ドック型補助揚陸艦 | ||
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概歴 | ||
就役開始 | 2006年9月15日 | |
退役完了 | 就役中 | |
前級 | ラウンドテーブル級支援揚陸艦 | |
次級 | 最新 | |
要目 | ||
艦種 | ドック型揚陸艦 | |
排水量 | 満載排水量 | 16,100t |
全長 | 176m | |
全幅 | 26.4m | |
吃水 | 5.8m | |
機関 | ディーゼルエレクトリック 2軸推進 | |
ディーゼル4基 | 11.2Mw | |
バウスラスター1基 | ||
速力 | 18ノット | |
航続距離 | 8,000海里(巡航速度15ノット) | |
乗員 | 59人 | |
輸送能力 | ||
揚陸艇 | 大型揚陸艇(LCU Mk.10)1隻 小型揚陸艇(LCVP Mk.5)2隻 |
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艀 | 組立型動力ラフトMexefloat 2隻 | |
人員 | 356人、最大500人、過積載時700人 | |
車両甲板 | 総延長1200m、 12×40TEU/24×24TEU相当 |
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言語 | 表記 | |
日本語 | ベイ級ドック型揚陸艦 | |
ベイ級ドック型補助揚陸艦 | ||
計画名 | Alternative Landing Ship Logistic | |
英語 | Bay class landing ship dock (Auxiliary) | |
Bay class auxiliary landing ship |
ベイ級ドック型補助揚陸艦(Bay class Landing Ship Dock (Auxiliary))は、イギリス海軍補助艦隊のドック型揚陸艦。4隻が建造され、ラウンドテーブル級支援揚陸艦を更新する予定である。
全ての艦が「- Bay」という名称であることから、ベイ級とされている。搭載機は有していないが、CH-47・V-22の着艦が可能であり、格納庫の増設も将来的には可能とされている。固有兵装は有していないが、ファランクスなどの近接防御火器の装備スペースが準備されている。
第二波以降の揚陸戦力として建造されており、揚陸部隊が沿岸を確保した後に接近して揚陸を行い、港湾の確保後はRO-RO船にその任務を譲ると想定されている。
[編集] 同型艦
艦番号 | 艦名 | 起工 | 進水 | 就役 |
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L3008 | マウンツベイ(Mounts Bay) | - | 2004年4月9日 | 2006年9月15日 |
L3006 | ラーグスベイ(Largs Bay) | 2001年10月1日 | 2003年7月26日 | 2006年12月17日 |
L3009 | カーディガンベイ(Cardigan Bay) | - | 2005年4月9日 | - |
L3007 | ライムベイ(Lyme Bay) | - | 2005年9月3日 | 2007年予定 |
ラーグスベイ及びライムベイは、スワンハンター造船所が、マウンツベイ及びカーディガンベイはBAEシステムズが建造した。