ボロディン弦楽四重奏団
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ボロディン弦楽四重奏団(ぼろでぃんげんがくしじゅうそうだん、英語:Borodin Quartet)は旧ソ連邦において1945年に結成されたロシアの弦楽四重奏団。歴代メンバーの亡命や国外流出を経てなお現在、世界で最も活動歴の長い弦楽四重奏団であり、2005年には結成60周年を迎えた。
元来はモスクワ・フィルハーモニー四重奏団と名乗っていたが、1955年に、近代ロシアの室内楽の開拓者というべき作曲家アレクサンドル・ボロディンにちなんで改名された。ソ連の誇るピアニスト、スヴャトスラフ・リヒテルと長年にわたって共演を重ねてきた。
作曲家ドミートリイ・ショスタコーヴィチとゆかりが深く、しばしば作曲の相談を受けた。このためショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲の録音が数多いが、メロディア・レーベルへは、とりわけフランクやドビュッシーらフランス近代音楽の録音によって名声を馳せた。
[編集] 歴代メンバー
- 第1ヴァイオリン
- 初代 = ロスティスラフ・ドゥビンスキー (~1976年)
- 第2代 = ミハイル・コペルマン (~1997年)
- (現在) = ルーベン・アハロニアン
- 第2ヴァイオリン
- 初代 = ヴラディーミル・ラベイ (~1947年)
- 第2代 = ニーナ・バルシャイ(~1953年)
- 第3代 = ヤロスラフ・アレクサンドロフ (~1974年)
- (現在) = アンドレイ・アブラメンコフ
- ヴィオラ
- 初代 = ルドルフ・バルシャイ (~1953年)
- 第2代 = ディミトリー・シェバリーン (~1995年)
- (現在) = イーゴリ・ナイディン
- チェロ = ヴァレンティン・ベルリンスキー