マイク・スミス

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マイク・スミス（Mike E. Smith、1965年 8月10日 - ）は、アメリカ合衆国ニューメキシコ州出身の騎手。現在は米西海岸地区を主戦場として活躍しているベテランである。

[編集] 来歴

1981年、16歳で騎手免許を取得し、翌年にデビューを果たす。のちにニューメキシコから中西部へ、さらに1989年冬にはニューヨーク地区へと騎乗の拠点を移した。その過程で徐々に頭角を現し、1991年にはFourstars Allstarで愛2000ギニーに優勝。アメリカ所属の騎手として数少ない、欧州クラシック制覇を成し遂げた。1993年にはPrairie Bayouでプリークネスステークスを制覇。これが米クラシック三冠初優勝となった。1994年にはステークスレース68勝、GI競走20勝の新記録をマーク。2000年からはカリフォルニアに拠点を移し、現在も騎乗を続けている。

1993年・1994年には2年連続で全米リーディングジョッキーとなり、エクリプス賞最優秀騎手部門を受賞。2003年には競馬博物館名誉の殿堂（National Museum of Racing and Hall of Fame）に騎手部門で選出された。

日本ではあまり騎乗する機会が無いが、1994年のワールドスーパージョッキーズシリーズで初来日。翌年も同シリーズで来日しているが、両年とも騎乗馬に恵まれず勝ち鞍を挙げることはできなかった。その後、2004年のジャパンカップダートでTotal Impactに騎乗するため4度目の来日。11月27日の東京2Rでマイネコンテッサに騎乗し、日本での初勝利を挙げた。