マッハ!!!!!!!!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マッハ!!!!!!!! | |
監督 | プラッチャヤー・ピンゲーオ(Prachya Pinkaew) |
---|---|
製作 | プラッチャヤー・ピンゲーオ |
脚本 | スパチャイ・シティアンポーンパン |
出演者 | トニー・ジャー(ティン) ペットターイ・ウォンカムラオ(Petchtai Wongkamlao, ジョージ(ハム・レイ)) プマワーリー・ヨートカモン(Pumwaree Yodkamol, ムエ) ルンラウィー・バリジンダークン(ンゲク) スチャオ・ポンウィライ(コム・タン) チェータウット・ワチャラクン(ペン) ワンナキット・シリプット(ドン) チャタポン・パンタナアンクーン(サミン) |
撮影 | ナタウット・キッティクン |
公開 | 2003年 タイ |
上映時間 | 約105分 |
製作国 | タイ |
言語 | タイ語、英語 |
allcinema | |
All Movie Guide | |
IMDb | |
『マッハ!!!!!!!!』(英題:Ong Bak: Muay Thai Warrior、タイ題:องค์บาก)は、2003年製作のタイのアクション映画。原題の発音はオンバーク。主人公でイーサーン地方出身のティンが村から盗まれたオン・バークと呼ばれるアユタヤ王朝時代に制作された仏像の頭をバンコクまで探しにやってくるストーリー。
目次 |
概要
アクションの設定は1970年代から1980年代にかけて『Born to Fight』や『アイ・ペット・ボー・コー・ソー』に代表されるアクション映画で活躍したパンナー・リッティクライによる。アクションで使われる格闘技がテコンドーやカンフーのみでなくムエタイやラウェイを採用していることや、トゥクトゥクを用いた大胆なアクションシーンが目を引き2003年の国内の興行成績1位を記録した。
2003年に行われたバンコク映画祭では、この「タイ独特の」アクションが受けて上映権を求めて外国の配給会社が殺到した。なお、数ある国の中で一番多くの配給権料を払ったのは日本だと言われている。
映画は、日本人や欧米人などの「先進諸国」の人物がムエタイで倒され逆に先進国の人物に賞賛を受けるシーンやミャンマー(ビルマ)のムエタイと呼ばれるラウェイの使い手が主人公のライバルとなっており最終的に倒されるというシーンが登場する愛国色の強い作品でもある。
なお、映画はノー・スタント、ノー・ワイヤを主張しているが、映画前半の逃走シーンのジョージにはスタントが使われており、トゥクトゥク・アクションでは一部のシーンでワイヤがトゥクトゥクに使用されている。
日本語吹き替え
参考
- THAI FILMS 2004 - 2005 (ISBN 9749286596)
- Ong Bak (Special edition)・・・メイキング・ビデオ、VCD
外部リンク
- 公式サイト (日本語)