ヤクルト戸田球場

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ヤクルト戸田球場
Tokyo Yakult Swallows Toda Baseball Ground

施設統計
所在地	埼玉県戸田市美女木4638-1（ヤクルト本社戸田総合グラウンド内）
開場	1977年 2月1日
所有者	ヤクルト本社（用地は国より借用）
管理・運用者	ヤクルト球団（東京ヤクルトスワローズ）
グラウンド	内野：人工芝外野：天然芝
照明	なし
設計者
使用チーム、大会
東京ヤクルトスワローズが練習場・二軍本拠地として使用（1977年～現在）
収容能力
約200人（三塁側場外からも観戦可）
規模
面積：－m² 両翼：100 m 中堅：122 m
フェンスの高さ

ヤクルト戸田球場（ヤクルトとだきゅうじょう）は、埼玉県戸田市のヤクルト本社戸田総合グラウンド内にある野球場。荒川の左岸側河川敷に位置しており、プロ野球・東京ヤクルトスワローズが二軍（イースタン・リーグ所属）の本拠地として使用している。同球団の運営会社であるヤクルト球団が運営管理しているが、用地は国から借用している。

なお、戸田市内には北戸田駅近くに戸田市北部公園野球場（市営球場）がある。しかし市営球場は硬式野球では使用できないため、イースタン・リーグ公式戦は開催されないので、来場・観戦の際には誤来場に注意が必要となる。

[編集] 歴史・特徴

ヤクルトは1968年から1976年の間、神奈川県横須賀市にある武山グラウンドを練習場及び二軍本拠地としていたが、所有者の京浜急行電鉄に返還され、それに代わる練習場として埼玉県戸田市内でヤクルト本社が社員の福利厚生用に借用している荒川河川敷の敷地を使用することとなり、1977年にオープンした。

この球場の特徴は内野が人工芝、外野が天然芝というユニークなグラウンド形態である。内野のバックネットから三塁側部分にあるスタンドは約200人分のベンチがあるのみ。それ以外はフィールド周辺での立見か、三塁側場外にある土手を利用しての観戦となる。なお、一塁側場外はヤクルト陸上競技部のトラック・ヤクルトラグビー部の練習場と練習用サブグラウンドがあるため、通常は立入りできない。また、この球場の西側は戸田市が所有する運動広場「彩湖・道満グリーンパーク」（戸田市公園緑地公社が指定管理者として管理）に隣接している。南側にはヤクルト本社戸田総合グラウンドがありヤクルト本社の福利厚生用として使われている。近隣にはスワローズ戸田寮があり、スワローズの若手選手が起居している。

河川敷にあるため、荒川流域での台風、集中豪雨等で増水した場合、球場全体が水没する。水が引いた後でもグラウンドコンディションの回復を待つため数日にわたって使用できなくなることがあり、この場合はビジター球団の本拠地でヤクルトの主催試合を開催することがある。