ヤマトグサ科
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ヤマトグサ科(Theligonaceae)は双子葉植物の科。1属3種が日本・中国・地中海周辺に隔離分布する。小型の草本で、葉は対生し、見かけはハコベに似る。葉腋に単性の花がつく。花被は1種類で、雌花は花被が合生する。雄花は花被が4枚ほどに分かれ、長い雄蕊が多数垂れ下がる。
ヤマトグサ(大和草、Theligonum japonicum)は牧野富太郎が発見し、日本人として初の新種報告であることからこの和名をつけた。
ヤマトグサ科はかつてはフトモモ目などに入れる考えもあったが、アカネ科に近縁と考えられるようになり、新しいAPG植物分類体系ではアカネ科の中に入れている。