ラジオ東海
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
ラジオ東海（らじおとうかい）は、かつて岐阜県をサービスエリアとして放送していたラジオ放送局である。
[編集] 歴史
1954年11月に「岐阜放送」（略称GHK、現在の岐阜放送（岐阜テレビ&AM岐阜ラジオ）とは一切関係なし）として設立し、1955年3月にコールサインJOOF・周波数1460kHz・出力1kWで放送を開始する。
その後1956年9月にラジオ東海と局名を変更。1958年12月、三重県をサービスエリアとした近畿東海放送（旧・ラジオ三重）と合弁で東海テレビ放送を開局。これが縁となり、1959年11月に名古屋中波第2局を獲得すべく両者は合併。東海ラジオ放送岐阜放送局となるが、同社名古屋親局の開局に伴い1960年3月を持って閉局した。但し、現在も東海ラジオ放送岐阜支局として運営している。
[編集] その他
なおコールサインのJOOFはその後沖縄テレビ放送が日本の本土復帰がなされて以後のコールサインとして使用されている。また、岐阜県内には東海ラジオの放送局・中継局として、高山市（JOSN 1485kHz）、下呂市（JOTM 1485kHz）、恵那市（中継局 801kHz）、飛騨市（神岡中継局 1458kHz）の4ヶ所から放送が送信されている。
