レイモン・ドメネク
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レイモン・ドメネク(Raymond Domenech、1952年1月24日 - )は、フランス・リヨン出身の元サッカー選手、現サッカーフランス代表監督。
選手としてリヨンなどでプレーし、1983-1984シーズンを最後に現役を引退。指導者としての道を歩み始め、かつてプレーしていたリヨンなどで監督を務め、1993年からフランス代表ユースチームの監督を務め、多くの若手選手を育成、指導した。
その功績が認められる形で、EURO2004後に辞任したジャック・サンティニの後を受け継ぐ形でフランス代表監督に就任。2006年のドイツW杯出場権を獲得し、本大会でも指揮を執る。一方でロベール・ピレスやニコラ・アネルカ、フィリップ・メクセスらとの確執も取り沙汰され、彼らを排除するなどチーム作りには疑問の声も多くなっている。本大会では、メンバー選考も含め星座占いでスタメンを決めるなど話題を提供したが、準優勝という結果を残した。
ドイツW杯後にフランスサッカー協会との契約を更新し、2010年まで引き続き指揮を執ることで合意している。EURO2008予選のメンバー発表で代表引退を表明したマケレレを召集しチェルシーのモウリーニョ監督から非難されるなど、メディアを騒がせている。(マケレレ自身は召集拒否を示していたが、その後予選のみの招集を承諾している。)
[編集] 選手経歴
- リヨン(フランス) 1969-1977
- ストラスブール(フランス) 1977-1981
- パリ・サンジェルマン(フランス) 1981-1982
- ボルドー(フランス) 1982-1984
[編集] 指導者経歴
フランス代表 - 2006 FIFAワールドカップ(準優勝) | ||
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1 ランドロー | 2 ブームソン | 3 アビダル | 4 ヴィエラ | 5 ギャラス | 6 マケレレ | 7 マルダ | 8 ドラソー | 9 ゴブ | 10 ジダン | 11 ヴィルトール | 12 アンリ | 13 シルヴェストル | 14 サハ | 15 テュラム | 16 バルテズ | 17 ジヴェ | 18 ディアッラ | 19 サニョル | 20 トレゼゲ | 21 シンボンダ | 22 リベリー | 23 クーペ | 監督: ドメネク |
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