ロケットガール

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ロケットガール
ジャンル	ハードSF
小説
著者	野尻抱介
イラスト	山内則康（初期）むっちりむうにい（中期以降）
出版社	富士見書房
レーベル	富士見ファンタジア文庫
発表期間	1995年 3月25日 - 1999年 8月25日
巻数	既刊3巻（旧版、新装版ともに）
話数	5話（1巻1話＋読み切り2話）
テレビアニメ
原作	野尻抱介
監督	青山弘
企画	ハピネット
シリーズ構成	中瀬理香
キャラクターデザイン	むっちりむうにい（キャラクター原案）大下久馬
メカニックデザイン	竹内敦志、垪和等
アニメーション制作	ムークDLE
製作	ハピネット
放送局	WOWOW
放送期間	2007年 2月21日 - 放送中
コピーライト表記	©野尻抱介・むっちりむうにい/ 富士見書房/ハピネット
■テンプレート使用方法 ■ノート

『ロケットガール』シリーズは、日本のライトノベル作品である。富士見書房発行（富士見ファンタジア文庫）。作・野尻抱介、画・山内則康・むっちりむうにい。

2007年 2月21日よりWOWOWでテレビアニメ版が放送されている。

注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。

[編集] ストーリー

とある宇宙開発団体「ソロモン宇宙協会（通称SSA）」は、南太平洋にあるソロモン諸島の島・アクシオ島で、日本初となる有人ロケットの打ち上げを計画していた。

しかし、計画は思うように進まず失敗の連続。責任者である所長・那須田勲の元に日本政府から「失敗したら計画を打ち切る」との通達が届く。

失敗続きの新型ロケット「LS-7」の代わりに、実績がある旧型ロケット「LS-5」を導入する決意を固めた那須田たち。しかしLS-5はパワーが不足しており、宇宙飛行士の1人である安川晴行の体重を78kgから40kgに減量するよう指示するが、当の安川は恐れをなして逃亡する。

那須田と医学主任の旭川さつきは、安川を追う途中、森田ゆかりに遭遇。ゆかりの体重が38kgである事を知った那須田たちは、ゆかりを言葉巧みに勧誘し、無理矢理宇宙飛行士にさせることに成功する。果たして計画の行方は…!?

[編集] 主な登場人物

表記は「人物名：アニメ版キャスト（声の出演）」。

森田ゆかり（もりた- ）：仙台エリ: 名門ネリス女学院（モデルはフェリス女学院か？）2年生の生徒。153cm、38kg、B80、W54、H82　BMI16.23。; 行方不明となった父親を探すためソロモン諸島に乗り込んだが、ひょんなことから宇宙飛行士になってしまう。本人の思い込みは「普通」であるが、実際には派手な所もあり、大胆不敵。意地っ張りな性格の持ち主だが、姉御肌の一面も。当初はバイトということで宇宙飛行士をしており1回飛んだら学院に復学するつもりだったが、飛行後バイトをしていたことがバレて（ネリス女学院はバイト禁止）退学処分になったためそのまま飛行士を続けることになった。
マツリ：生天目仁美: アクシオ島在住のタリホ族。酋長（ゆかりの父）とシャーマンの娘。153cm、38.5kg、B85、W53、H84　BMI16.45。; ゆかりの異母妹で、ゆかりとともに宇宙飛行士になる。性格は楽天的で天然ボケだが、シャーマンの血を受け継いだ動物的勘で仲間達をバックアップする。身体能力は3人の宇宙飛行士の中で1番で対G検査では13Gもの高加重に耐えたほどである。野生生活からごく短期間でゆかりのバックアップを努められるなったように頭は決して悪くないが、元がジャングルで生活してきた野生児であるため、ゆかりやSSAのスタッフを驚かすような奇妙な言動、行動をとることも多い。
三浦茜（みうらあかね）：長谷川静香: ゆかりと同じ学校の後輩（1年生）。153cm、36kg、B74、W52、H75　BMI15.38。; 生物部所属の品行方正な優等生。内気で引っ込み思案の所があるが、偶然ネリス女学院に不時着した際ゆかりと出会い、ゆかりに宇宙飛行士にならないかと誘われたことをきっかけに宇宙飛行士を目指すことになった。しかし、適正検査により対G特性に問題があり4Gを超えると気絶してしまうことが判明。一旦は適正なしと判断されたが、その知識や思考能力、そして体格が3人乗りオービタに搭乗可能な軽量小柄なMS（ミッションスペシャリスト）を求めるSSAの希望にかなっていたこと、そして温和な性格がゆかりとマツリらの個性の強いメンバーの間をうまくまとめ安全率を高めるのではないかとの期待から採用となった。
那須田勲（なすだいさお）：菅生隆之: ソロモン宇宙基地所長。50歳。SSAの設立に携わった。手軽に宇宙旅行を楽しめる未来を描いている。
旭川さつき（あさひかわ- ）：柳沢真由美: ソロモン宇宙基地医学主任。29歳。見かけは大人しいが、中身は宇宙飛行士訓練と称した「いじめ」みたいな訓練を好むサディスティックな人物。外見を見ただけで即座に体格や体重を言い当てる特技をもつ。
三原素子（みはらもとこ）：豊嶋真千子: ソロモン宇宙基地化学主任。34歳。燃料開発を担当。薬品会社にいた彼女を那須田がスカウトした。しかし燃焼にこだわりすぎているせいか、燃料の改良を繰り返し頻繁にエンジンテストの爆発事故頻発の原因となっている。ただ、非力なSSAのロケットで有人飛行を可能にするには彼女の開発した高効率な燃料が不可欠であり、しかも改良をやめさせようとすると燃料の生産を止めてしまうため、誰も彼女の開発衝動を止めることが出来ずにいる。
木下和也（きのしたかずや）：黒田崇矢: ソロモン宇宙基地主席管制官。44歳。ゆかり達を教える立場にある。スパルタ教育が信条で、ゆかり達には恐れられている。実は子供のころから宇宙飛行士になる夢を秘めており、SSA参加の際に適性検査を受けたがわずかに不整脈の兆候が発見され適正なしと判断され夢を断念している。
安川晴行（やすかわはるゆき）：田中一成: SSA所属の宇宙飛行士。航空自衛隊のテストパイロットを務めた経験がある。現在は現地でタクシー運転手として働いている。
黒須俊之（くろすとしゆき）：立木文彦: ソロモン宇宙基地保安主任。重度のミリタリー・マニア。; ちなみに、黒須のモデルは原作者・野尻抱介の元同僚であった築地俊彦。
向井博幸（むかいひろゆき）：土門仁: ソロモン宇宙基地技術主任。35歳。かなりのメカマニアで、宇宙開発技術の話になると歯止めが利かなくなる。女性に対して免疫は皆無のため、ぎこちない日々を続けている。
森田博子（もりたひろこ）：夏樹リオ: ゆかりの母。建築デザイナー。
森田寛（もりたひろし）：チョー: ゆかりとマツリの父。タリホ族酋長。
張天津（ちょうてんしん）：立木文彦: 中華料理店天津飯店の店長。

[編集] 小説

文学

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出版社・文芸雑誌
文学賞

作家

詩人・小説家
その他作家

主人公が女子高生である等、ライトノベル向けの要素は加味されているものの、有人ロケット打ち上げの技術的問題を正面から扱っている為、非常にハードSF的傾向が強い。小説版は、文庫本が旧版と新装版でそれぞれ3冊出版されている。このうち、旧版の「ロケットガール」のみ山内則康のイラスト、それ以降はむっちりむうにいがイラストを描いている。また、月刊ドラゴンマガジンに掲載された読み切り(単行本未収録)が2編存在する。; 小説版での3人のスタイルはアニメ版とは若干異なる。以下に小説版の3人のスタイルを示す。
森田ゆかり: 154cm、37kg、B81、W54、H82　BMI15.60
マツリ: 157cm、38.5kg、B85、W53、H84　BMI15.62
三浦茜: 153cm、36kg、B74、W52、H75　BMI15.38

旧版（絶版）

ロケットガール ISBN 4-8291-2618-3
天使は結果オーライ ISBN 4-8291-2723-6
私と月につきあって ISBN 4-8291-2896-8

新装版

ロケットガール1 女子高生、リフトオフ! ISBN 4-8291-1851-2
ロケットガール2 天使は結果オーライ ISBN 4-8291-1875-X
ロケットガール3 私と月につきあって ISBN 4-8291-1882-2

読み切り

クリスマス・ミッション - 月刊ドラゴンマガジン 1997年2月号
ムーンフェイスをぶっとばせ - 月刊ドラゴンマガジン 1999年9月号

[編集] アニメ

WOWOWで水曜24:00～24:30にノンスクランブルアニメとして放送。4月から時間変更で木曜24:00～24:30の放送となる。

[編集] スタッフ

原作：野尻抱介
シリーズ構成：中瀬理香
キャラクター原案：むっちりむうにい
キャラクターデザイン：大下久馬
メカニックデザイン：竹内敦志、垪和等
美術監督・美術設定：脇威志
CG監督：垪和等
色彩設計：関根栄子
撮影監督：関谷能弘
編集：小島俊彦（岡安プロモーション）
音響監督：鶴岡陽太
音楽プロデューサー：渋谷知子
音楽：光宗信吉
助監督：水野健太郎
監督：青山弘
協力：宇宙航空研究開発機構(JAXA)
アニメーション制作：ムークDLE
企画・製作：ハピネット

[編集] サブタイトル

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[編集] 前後番組

WOWOWノンスクランブル水曜24:00枠
前番組	ロケットガール	次番組
奏光のストレイン	ロケットガール	（枠消滅）
WOWOWノンスクランブル木曜24:00枠
護くんに女神の祝福を!	ロケットガール	-