ロレンソ・パーラ
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基本情報 | |
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本名 | Lorenzo Parra |
あだ名 | Lencho |
階級 | フライ級 |
国籍 | ベネズエラ |
誕生日 | 1978年8月19日 |
出身地 | マチケス,スリア州,ベネズエラ |
命日 | |
死地 | |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 28 |
勝ち | 27 |
KO勝ち | 17 |
敗け | 1 |
引き分け | |
無効試合 |
ロレンソ・パーラ(Lorenzo Parra, 1978年8月19日- )はベネズエラのプロボクサー。前WBA認定世界フライ級チャンピオン。フライ級にしては長めのリーチを上手く使いながらボクシングするオールラウンドタイプ。ただ、減量苦の影響のためか試合によって出来にムラがあるといわれている。日本にも4度来日して4試合をしている。ベネズエラのスリア州マチケス出身。
[編集] 来歴
- ロレンソ・パーラは1999年3月13日に20歳でプロデビューした。その後、ベネズエラ国内での試合であるが全勝を重ね、2001年7月28日には空位のWBAラテンアメリカフライ級タイトルを獲得した。2003年12月6日に自身初の海外での試合でエリック・モレルを破りWBA世界フライ級タイトルを獲得した。その後5度防衛しているが、そのうちの2戦は日本の坂田健史選手と行っており2戦とも防衛に成功している。1戦目は2004年6月4日に、2戦目は2005年9月19日に対戦した。
- 亀田三兄弟の次男亀田大毅とスパーリングを行ったこともある。その際、大毅は体当たりや頭突きなどのラフファイトを展開。これに激怒したパーラは、大毅を一方的に打ちまくり、スパーリングでダウン寸前まで追い込み、出血させる。
- スパーリング後、パーラは「(大毅は)大したことがない。彼はもっと頭を使わないと強くなれない」と吐き捨てた。対戦相手の健闘を称えるパーラが、ここまで相手を扱き下ろすのは極めて珍しい。ちなみに大毅は、スパーリング後のインタビューで「試合だったら序盤に俺がKOしていたな」と、相変わらずの亀田節を披露していた。
- 坂田健史との防衛戦を判定で勝利した控え室に、当時まだルーキーだった亀田興毅が乱入。亀田はパーラを睨みつけ「俺がお前のタイトルに挑戦するときまで世界王者のままでいろよ」と言って控え室を出た。その際、パーラは報道陣に「あの無礼な少年は誰だ」と語気を荒くしてたずねていた。
- ちなみに、その”亀田乱入事件”から約2年8ヶ月(2007年2月現在)が経とうとしているが、未だに両者の対戦は実現していない。
- 2007年3月19日、東京・後楽園ホールで坂田健史を相手に6度目の防衛戦を行うことが決定。パーラは2005年12月15日の試合後、怪我などが原因でブランクを作っていたため、今回の坂田戦が15ヶ月ぶりの試合となる。2007年3月18日の計量にて2.1キログラムオーバーのため計量失格、王座剥奪となった。
- 翌日の試合では、坂田に3RTKO負けを喫する。
[編集] 獲得タイトル
[編集] 関連記事
前王者 エリック・モレル |
第35代WBA世界フライ級王者 |
次王者 坂田健史 |