ワシントン会議 (1922年)
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ワシントン会議( -かいぎ、1921年11月 - 1922年2月)とは、第一次世界大戦後にアメリカ合衆国大統領ウオレン・G・ハーディングの提唱でワシントンD.C.で開かれた国際会議。日本・イギリス・アメリカ・フランス・イタリア・中華民国・オランダ・ベルギー・ポルトガルの計9カ国が参加。国際社会の主導権がイギリスからアメリカに移った会議としての意義がある。
このワシントン会議を中心に形成されたアジア太平洋地域の戦後秩序をワシントン体制と呼ぶ。
[編集] 主な議決
- 日本・イギリス・アメリカ・フランスと結んだ、太平洋における各国領土の権益を保障した「四カ国条約」を締結。それに伴い日英同盟破棄。
- イタリアを加えた、主力艦等の制限を決めた軍縮条約。
- 中国・オランダ・ベルギー・ポルトガルを加えた、中国の領土の保全・門戸開放を求める「九カ国条約」を締結。石井・ランシング協定破棄。
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