三好池
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三好池(みよしいけ)は、愛知県西加茂郡三好町にある池。愛知用水の貯水池として作られた。貯水量220万㎡。総工費は2億8,000万円。愛知用水や三好池ができたことにより、三好町は農業も発展し、多くの企業の工場誘致をすることが可能となった。
目次 |
[編集] 概要
- 現在の三好池のエリアには『曲り池』『新池』『中池』『下池』など多くの池があった。三好池は、曲り池を核として造成された。
- 三好池は三好公園の一角となっている。
- 池にはカヌー競技場があり、国内外の大会が開催されている。また、町内の中学校・三好高校のカヌー部も利用している。
- 池の周囲は4.5Kmのトリムコースとなっており、地域の住民や企業の実業団が利用するジョギング・散歩コースとなっている。また、このコースを利用してマラソン大会も開催されている。
- 池の周囲には約2,000本の桜があり春には『三好桜まつり』や『桜マラソン』が行われる。
- 夏には『三好池まつり』が行われ、水中スターマインや水面を走る金魚花火や打ち上げ花火が行われる。
- 『夢水潤悠久の碑』の近くに、三好池神社やコロンバス市から寄贈されたハナミズキや宝くじ桜が植樹されている。
[編集] 沿革
- 1957年11月 - 着工
- 1959年1月 - 竣工
- 1981年5月 - 副堤防、取水施設、余水吐の改修が完成
- 1984年 - 第1回桜マラソン実施
- 1986年 - 夢水潤悠久の碑除幕
- 1993年 - 日本カヌーレーシングジュニア選手権大会開催
- 1994年 - '94三好カップ国際レディースカヌー競技大会開催、国体カヌーレーシング競技開催(秋篠宮ご夫妻ご訪問)