さんさんバス
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さんさんバスとは、愛知県三好町が運営するコミュニティバスである。
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[編集] 特徴
[編集] 名称の由来
- さんさんバスの「さん」は、三好町の「三(さん)」と太陽の「SUN(さん)」、そして他人の名前を呼び時に名前の下に付ける「~さん」から。
[編集] 車両
[編集] 運賃
- 運賃は、1人100円。
- 未就学児と障害者、および障害者の介助者は、無料となる。
- 回数券(11枚綴りで1,000円)もある。
[編集] その他
- 各路線2台ずつ、合計4台で運行されている。
- 運行されている各路線に対して、個性的な愛称が付けられている。
- 4つ主要停留所(三好町役場、三好町民病院、三好ヶ丘駅、アイモール・ジャスコ三好店)には、電光掲示板付きの特別な装置(「バスロケーション案内システム」)が設置されており、「現在バスがどの区間を走っているか」、また「到着時間はどれくらいか」が表示される。さらにこの電光掲示板には、ニュースや町の情報なども表示される。
- 3つの停留所(三好町役場、三好ヶ丘駅、アイモール・ジャスコ三好店)へのバスの到着時間については、電話での自動案内サービスが行なわれている。
[編集] 路線
現在2路線が運行されている。
[編集] くろまつくん(交流路線)
- 町中央部にある三好公園の西側を経由して、町北部にある黒笹駅と町南東部にある明知下公民館を結ぶ路線。運行距離は21.7Km。
[編集] さつきちゃん(生活路線)
- 主な停留所:黒笹駅、東海学園大学、北部小学校、三好池東、アイモール・ジャスコ三好店、三好町役場、福田児童館
[編集] 年表
- 1999年10月1日 - 試行運転開始
- 2001年4月28日 - 運行開始
- 2004年9月30日 - 名鉄バス「三好ヶ丘団地線」廃止
- 2004年10月1日 - 路線の再編、乗合タクシーを10地区で運行開始
- 2004年 - 国土交通省の「バス利用促進等総合対策事業」の補助によりバスを2台購入
- 2004年 - 国土交通大臣から「特別指定生活路線」の認定を受ける
[編集] 利用状況
2005年度の実績
- 運行経費 : 59,542千円
- 運賃収入 : 23,837千円
- 町負担額 : 35,705千円
- 乗車人員 : 260,755人
- 1台辺りの乗車人数
- くろまつくん : 18.0人
- さつきちゃん : 14.5人
[編集] 運行会社
[編集] 乗合タクシー
路線が敷かれていない地域のために、バス停留所までの移動用の乗合タクシーが運行されている。乗合タクシーの乗り場は、町内に12ヶ所設置。そこから最寄り、または近くにある施設前などにあるバス停留所の間などの決められた区間を、移動する事ができる。
[編集] 運賃
さんさんバスとと乗り継いだ場合、タクシーかバスのどちらかで100円支払うことになっている。