三条通り
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三条通り(さんじょうどおり)は、奈良県奈良市にある街路。県庁所在地である奈良市中心市街地を、東西に貫く目抜き通りである。春日大社一の鳥居から奈良市・生駒市を経て、生駒山暗峠ヘ至る。通常はJR奈良駅より東側を云い、各種店舗や飲食店・ホテル・金融機関・コンビニなどが軒を並べ、大勢の通行人で賑わう。歴史ある地元向け老舗店と観光客向けの土産店などが混在するが、近年は全国チェーンのレストラン、カフェ等も増えている。奈良市街地の中心であるが、道路幅は狭い(8m)ため16mに拡張が計画されている。車道は1車線のみで東向きの一方通行であり休日は歩行者天国となるが、国道24号奈良バイパス供用開始まではこの道が国道24号であった。
バサラ祭りや三枝祭・春日若宮おん祭などの行事でパレードのメインルートとして利用される。
名称は平城京の坊条制における三条大路に由来する。
近鉄奈良駅周辺では、やすらぎの道・小西さくら通り・東向き通り・餅飯殿通りなどと交差する。やすらぎの道や餅飯殿通りを南に下ると、ならまちが広がる。やすらぎの道を北へ向かうと奈良きたまちや鴻池運動公園・奈良テレビ・奈良ドリームランドなどへ至る。
- 好天の日は両側のビルの合間に聳える春日山の緑が美しい。