中田駅 (神奈川県)
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中田駅(なかだえき)は、神奈川県横浜市泉区中田南3丁目にある横浜市営地下鉄ブルーライン(1号線)の駅である。駅番号は4。
目次 |
[編集] 駅構造
駐輪場が地下1階、改札口が地下2階、ホームが地下3階にある。
- のりば
1 | ■ブルーライン(1号線) | 湘南台方面 |
2 | ■ブルーライン(1号線) | 戸塚・上大岡・関内・横浜・新横浜・あざみ野方面 |
エレベーターは地上~改札間に2機、改札~ホーム間に1機ある。出口は中田南方面に2カ所、中田北方面に4カ所ある。また、中田北側の出口はエレベータのみの出口が1カ所、階段のみが残り3カ所となっている。一方中田南側はエレベータとエスカレーター、階段のある出口となっている。 島式1面2線の地下駅。
[編集] 駅構内施設
かつて改札外に売店があったが現在はマッサージ店となっている。また、平日朝は新聞の販売も行われている。
[編集] 利用状況
- 1日あたり乗車人員 7,396人(2004年度)
[編集] 駅周辺
- しらゆり公園
- 横浜市立中田小学校
- 横浜市立中田中学校
- 中田寺
- 横浜中田郵便局
- 中田コミュニティーハウス
[編集] 路線バス
[編集] 歴史
地下鉄の戸塚駅から湘南台までの開通は戸塚駅までの交通渋滞と不安定なバスの運行に悩まされていた中田地区の住民にとっての数十年来の悲願であり、この開通により再開発も期待されているところである。 もともと現在のいずみ野線の予定線は立場を通過するものであったものが、遠く離れた丘陵地帯の開発を見込んで新線を敷設したため、いずみ野線開通により取り残された中田地区の住民は一日千秋の思いで開通の日を迎えたのである。
また、この地区は交通の便が悪い割りに1960年ごろから宅地開発が進み(この頃長後街道は未舗装)、人口は増え続けた。
とりわけそれは学校の分割状況を見れば明らかである。たとえば中田小学校は1968年には東中田小学校を分離し、その後も分離した小学校を生み出した。また中田中学校も中和田中学校から1973年に分離した学校である。やや地域は離れるが泉が丘中学、上飯田中学も中和田からの分離校である。
またこの地域は横浜の特徴である農村と新興の住宅地の共存が古くから見られる地域である。
したがって長後街道の慢性的渋滞などによる不安定なバス便のみに頼るしかなかった住民、とくに戸塚駅から横浜・東京方面に通勤通学する住民の長年の悲願は1999年8月29日の開通によって陽の目を見たのである
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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