五個荘町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
五個荘町(ごかしょうちょう)は滋賀県神崎郡にかつて存在した町。
2005年2月11日に、八日市市、神崎郡永源寺町、愛知郡愛東町、湖東町と合併して東近江市となり廃止した。
目次 |
[編集] 歴史
条里制の跡が現存し、また万葉集などに近隣の地名が登場することから、非常に古い時代から人が居住していたことがうかがえる。荘園時代に地域一帯が「山前五個荘」と称されるようになり、明治時代になって「五個荘」の呼び名となった。
江戸時代には、中山道や伊勢に通じる八風街道・千草街道などが通る交通の要衝である利点を生かし近江商人を多数輩出した。成功して財を成した近江商人たちの屋敷・庭園などが多数現存している。
[編集] 沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行により、東五個荘村・南五個荘村・北五個荘村が誕生。
- 1890年(明治23年)3月15日 東五個荘村が旭村に改称。
- 1955年(昭和30年)1月1日 旭村・南五個荘村・北五個荘村が蒲生郡安土町の一部と合併し五個荘町が発足。
- 2005年(平成17年)2月11日 八日市市、神崎郡永源寺町、愛知郡愛東町、湖東町と合併し東近江市となった。
[編集] 交通
[編集] 鉄道
[編集] 一般国道
[編集] 学校
- 小学校
- 五個荘町立五個荘小学校(五個荘町竜田)
- 中学校
- 五個荘町立五個荘中学校(五個荘町小幡)
- 専門学校
- 淡海書道文化専門学校(五個荘町竜田)
[編集] 名所・史跡
- 石馬寺
- 歴史民族資料館