井上達夫
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井上達夫(いのうえ たつお、1954年7月30日 -)は、大阪府生まれの法哲学者。
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[編集] 履歴
東京大学法学部助手、教養学部助手、千葉大学助教授を経て、現在、東京大学大学院法学政治学研究科教授。大阪市生まれ。
[編集] 受賞
- サントリー学芸賞(『共生の作法』)、1986年
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『共生の作法――会話としての正義』(創文社, 1986年)
- 『他者への自由――公共性の哲学としてのリベラリズム』(創文社, 1999年)
- 『現代の貧困』(岩波書店, 2001年)
- 『普遍の再生』(岩波書店, 2003年)
- 『法という企て』(東京大学出版会, 2003年)
[編集] 共著
[編集] 編著
- 『公共性の法哲学』(ナカニシヤ出版, 2006年)
[編集] 共編著
- (長尾龍一)『新ケルゼン研究――ケルゼン生誕百年記念論集』(木鐸社, 1981年)
- (嶋津格・松浦好治)『法の臨界(全3巻)』(東京大学出版会, 1999年)
- (今井弘道・森際康友)『変容するアジアの法と哲学』(有斐閣, 1999年)
- (河合幹雄)『体制改革としての司法改革――日本型意思決定システムの構造転換と司法の役割』(信山社出版, 2001年)
[編集] 門下生
- 大屋雄裕(名古屋大学大学院法学研究科准教授)