今帰仁城
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今帰仁城 | |
通称 |
北山城 |
城郭構造 |
山城 |
天守構造 |
なし |
築城主 |
湧川按司か |
築城年 |
13世紀頃か |
主な改修者 |
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主な城主 |
北山王、第一尚氏 |
廃城年 | |
遺構 |
城壁、石垣 |
位置 |
今帰仁城(なきじんぐすく・なきじんじょう、別名:北山城(ほくざん))は沖縄県今帰仁村にある城跡。14世紀に琉球王国三山時代の三山の一つ・北山王の居城であった。国指定史跡。
目次 |
[編集] 概要
城内からは中国や東南アジアなどの陶磁器が多量に出土し、往時の繁栄をうかがわせる。北山が滅ぼされた後は旧北山統治の要所として引き続き使用され、北山監守が派遣された。1609年の薩摩藩による琉球侵攻の際に、その第一の攻撃目標となった。
現在も石垣などの遺構の整備が進み、今帰仁城跡として1972年(昭和47年)5月15日国の史跡に指定されている。門から城の中心部へと向かう階段(戦後に造られたもの)の左右にはカンヒザクラの並木があり、毎年1月には開花する。本部町の八重岳などと並んで、沖縄の桜の名所として知られている。城内には志慶真乙樽歌碑や山北今帰仁城監守来歴碑記などの碑もある。
2000年11月首里城跡などとともに、琉球王国のグスク及び関連遺産群としてユネスコの世界遺産(文化遺産)にも登録されている(登録名称は今帰仁城跡)。
[編集] 城域
南北350m、東西800m、面積37000㎡ 沖縄県最大級の城(グスク)として名高い。
[編集] 観覧料 (歴史文化センターと共通。)
- 大人:400円
- 小中高校生:300円
[編集] アクセス
[編集] バス路線
各路線の詳細は、系統名の右のバス会社を参照。
今帰仁城跡入口バス停
[編集] 関連項目
琉球王国のグスク及び関連遺産群 |
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