佐々木修 (野球)
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佐々木 修(ささき おさむ、1962年10月8日- )は、広島県呉市出身のプロ野球選手、野球解説者。
[編集] 来歴・人物
広島工業大学付属工業高校から近畿大学呉工学部に進み、1984年第15回明治神宮野球大会で、エースとして広島六大学野球連盟所属チームとして初めて決勝進出に導く(準優勝)。1985年、近鉄バファローズにドラフト1位指名を受け入団。その年の開幕戦・西武ライオンズ戦のリリーフ投手としてプロデビューし、以後サイドから力のあるボールで先発、抑えなど主力投手として活躍した。現役時代の成績は36勝38敗2セーブ、防御率4.40。1994年に現役引退。その後は朝日放送(1995年~2005年)、スカイ・A(2006年~)解説者、テレビ朝日「サタデージャングル」、朝日放送「おはよう朝日です」などのスポーツキャスターとして出演。所属は梨田昌孝事務所株式会社トゥルーマサ。
[編集] エピソード
- 1991年の某日、川崎球場で開催された対ロッテオリオンズ戦で、佐々木は堀幸一、山下徳人、高沢秀昭の3選手に本塁打を浴びた。当時川崎でのロッテ主催試合では、本塁打を打った選手がマスコット人形をスタンドに投入するファンサービスを行っていたが、この時スタンドに投げ込まれた人形を3個とも1組の親子がキャッチし、その様子が「プロ野球 珍プレー好プレー」などで幾度となく放映された(千葉ロッテマリーンズ#川崎球場時代のエピソードも併せて参照)。
- また、近年では東北楽天ゴールデンイーグルス戦のCS放送「ライブ鷲づかみ」(楽天イーグルスTV)の解説者の一人として定着し、ピッチャーの立場から解説をしている。そのなかでもひと際、楽天悪役マスコット「Mr.カラスコ」に理解を示し、キャラクターをひとつの生き物として捕らえ、淡々と「カラスコ」を当たり前の生き物のように扱う面白さを持つ。また、2006年9月24日の放送では『カラスコとは仲が良く、昨日もご飯を食べに行ってきた』と発言した。