保善高等学校
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保善高等学校（ほぜんこうとうがっこう）は東京都新宿区大久保にある私立高等学校、男子校。
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[編集] 沿革
- 1916年 前身の東京植民貿易語学校が開校、校長は新渡戸稲造。
- 1923年4月 安田財閥の持株会社である安田保善社に経営が移されに東京保善商業学校本科夜間部として創立。
- 同年9月1日 関東大震災で創立当初神田にあった校舎が消失。
- 1924年 両国横網に新校舎建設移転（現在は安田学園中学校・高等学校が所在する）。
- 1938年 昼間部を現在地に移転。
- 1948年 学制改革により普通科を併設、同時に東京保善高等学校と改称する。
- 1972年 現在の校名、保善高等学校に改称。
- 1997年 商業科の募集を停止し、特別進学クラスを新設。
- 2003年 創立80周年を迎え、校舎を高層化。
- 2005年 大学進学クラス、スポーツ進学クラスを設置。
- 同年10月1日 この年の文化祭は中止。前日の文化祭準備中に放火事件が連発したため。
[編集] クラス
- 普通科
- 特別進学クラス
- 大学進学クラス
- 総合進学クラス
- スポーツ進学クラス（2005年度から募集停止）
[編集] 特色
- 建学の精神は『剛健質実』、『初志貫徹』などである。
- 男子校でありスポーツが盛ん。
- ラグビーは全国高等学校ラグビーフットボール大会で過去4度の優勝を誇る古豪。1953年には優勝こそ逃すが同大会で初めて決勝戦に進出。1957年には念願の初優勝を果たし、1959年、1961年、1963年と優勝を積み重ねていった。
- 陸上競技部も全国高校駅伝に15回出場し、インターハイの常連でもあったが、近年はサッカー、バスケット、空手、スキーなどのスポーツも大会で上位に入賞している。
- 大学への進学率は70パーセントを超え、近年では京都大学ほか国立大、早慶など有名大学への合格者が増えている。
[編集] その他
戦後は併設校として保善中学校、日本商科大学が存在したが、日本商科大学は1950年に経営困難から廃止された（在学生は明治学院大学に転籍、敷地は海城学園に売却された）。また保善中学校は1960年に募集を停止、中学校とかつての東京植民貿易語学校は登録上は存続していたが、近年法的にも廃止された。
[編集] 出身著名人
- 安部譲二 作家（通信制課程）
- 金城一紀 作家
- 桜金造 タレント（中退）
- 大森隆男 プロレスラー
- 谷岡ヤスジ 漫画家
- 登坂淳一 NHKアナウンサー
- 瑛太 俳優・モデル
- 高野健一 株式会社ケイブ社長
- 渡邊泰憲 ラグビー日本代表 東芝ブレイブルーパス所属
- 安田桂 元ラグビー日本代表
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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