入間県
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入間県(いるまけん)は、かつて日本に存在していた県。現在の埼玉県西部に相当する。
1871年8月29日(旧暦7月14日)に実施された廃藩置県によって、川越藩が廃止され川越県となった。そして同年10~11月(旧暦)に行われた全国的な府県統合に伴い、川越県を中核として12月25日(旧暦11月14日)に以下の各郡の区域をもって入間県が設置された。県庁は川越県・入間県ともに入間郡川越に置かれた。
- 武蔵国のうち
当初は多摩郡の一部も管轄するものとされたが(残りの区域は東京府が管轄)、間もなく多摩郡全域が神奈川県に属するものと改められ、入間県の管轄となることはなかった。
1873年6月15日、群馬県と合併し熊谷県となったため消滅した。
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