兼子仁
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兼子 仁(かねこ まさし、1935年 - )は、東京都生まれの日本の法学者。専攻はフランス行政法、教育法、地方自治法、情報法。東京都立大学名誉教授。法学博士(東京大学)。川崎市市民オンブズマン代表。 祖父は、民事訴訟法学者で東京帝国大学教授の加藤正治。父は民事訴訟法学者で東京大学教授の兼子一。叔父は早稲田大学生産研教授等を務めた兼子宙。義弟は民事訴訟法学者で駿河大学学長、一橋大学名誉教授の竹下守夫。
[編集] 略歴
- 1957年 東京大学法学部卒業。助手。
- 1960年 東京都立大学講師
- 1965年 東京大学法学博士
- 1975年 東京都立大学法学部教授。法学部長を務める。
- 1998年 東京都立大学法学部教授を定年退官、名誉教授
- 2001年 川崎市市民オンブズマン
[編集] 著書
- 『地方自治法』(岩波新書、1984年)
- 『行政法と特殊法の理論』(有斐閣、1989年)
- 『行政手続法』(岩波新書、1994年)
- 『行政法学』(岩波書店、1997年)
- 『新地方自治法』(岩波新書、1999年)
- 『自治体・住民の法律入門』(岩波新書、2001年)
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