北岡元
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北岡 元(きたおか はじめ、1956年 - )は外交官であり、日本のインテリジェンス研究家。国立情報学研究所教授。
1979年、東京大学法学部卒業後、外務省入省。1984年、オックスフォード大学国際関係論修士取得。外務省経済局国際経済第一課、中近東アフリカ局中近東第一課課長補佐、欧州局西欧第二課主席事務官、在バングラデシュ日本国大使館一等書記官、在フィンランド日本国大使館総括参事官、外務省国際情報局国際情報課課長、世界平和研究所主任研究員、内閣情報調査室内閣衛星情報センター管理部総務課長などを歴任。2005年から現職。2006年4月より半年間、拓殖大学大学院で非常勤講師(兼務)として博士課程(後期)の学生を対象に、国家安全保障からビジネスまで視野に入れてインテリジェンスの講義を行った。
単著に『インテリジェンス入門 ―利益を実現する知識の創造―』(慶應義塾大学出版会、2003年)、『インテリジェンスの歴史 ―水晶玉を覗こうとする者たち―』(慶應義塾大学出版会、2006年)がある。
[編集] 外部リンク
- 北岡元「米国のインテリジェンス・コミュニティーとわが国へのインプリケーション」(PDFファイル)『米国の情報体制と市民社会に関する調査(平成14年度 外務省委託研究)』日本国際問題研究所、2003年。
- 三井物産戦略研究所機関誌「THE WORLD COMPASS」鼎談:企業はインテリジェンス競争に勝ち残れるか?
- 日本のインテリジェンス体制-変革へのロードマップ
- インテリジェンス入門 ー利益を実現する知識の創造ー 慶應義塾大学出版会 2003年
- インテリジェンスの歴史 ー水晶玉を覗こうとする者たちー 慶應義塾大学出版会 2006年