北村製作所
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種類 | 株式会社 |
本社所在地 | 〒950-0322 新潟県新潟市江南区両川1-3604-12 |
電話番号 | (025)-280-7120 |
設立 | 1945年 |
業種 | 輸送用機器 |
代表者 | 北村泰作 |
資本金 | 10,000万円 |
従業員数 | 270名 |
外部リンク | http://www.kitamurass.co.jp/ |
株式会社北村製作所(きたむらせいさくしょ Kitamura Manufacturing Co., Ltd)は、新潟県新潟市江南区に本社を置く産業機械メーカー。アルミバン、ボトルカー等のトラック特装ボディーの架装で有名だが、トラック用リフト、通信・放送用局舎、産業用洗浄システムでも技術力を見せる。また移転した出来島工場跡地にショッピングセンター『デッキー401』を建設し、管理を関連会社で行っている。
比較的近年までバスの車体を製造するコーチビルダーとして知られていた。典型的な地方資本で、特定の自動車メーカーとのつながりは一切ない。
目次 |
[編集] 企業概要
- 称号 株式会社 北村製作所
- 創業年月日 1936年
- 設立年月日 1945年
- 本社所在地 〒950-0322 新潟県新潟市両川1-3604-12
- 取締役社長 北村 泰作
- 資本金 10,000万円
- 従業員数 270名
(同社ホームページより)
[編集] 沿革
- 1936年新潟市流作場にて自動車板金工業として創業
- 1945年株式会社に改組
- 1965年アルミバンボデー、冷凍車、保冷車等の製作・販売開始
- 1972年産業用超音波洗浄装置及び関連機器の製作、販売開始
- 1993年出来島より同市両川工業団地内に本社工場移転
- 1994年出来島工場跡地にショッピングセンター『DeKKY(デッキィ)401』オープン
- 1995年バスボディ製造事業をいすゞバス製造に移管、バスボディ事業から撤退
- 1999年「一級建築事務所」を開設、建設業に参入
- 2005年一般建設業(電気通信工事業)の申請許可
[編集] バスボディ・メーカー 北村製作所
1945年に株式会社となった北村製作所は、戦後の航空機産業転換メーカーの市場進出のなかで独自にモノコックバスボディの開発に成功、地元の新潟交通を足がかりに、東北日本海側や信州、一部は関東の事業者にまで路線バス車体を納入した。当初はメーカーを問わずに車体を架装していたが、徐々にコーチビルダーの系列化が進んだ結果、後年になると架装例はいすゞ自動車製に限定されるようになる。顧客として日本屈指のバス会社である新潟交通と神奈川中央交通を持っていたことから1960年代の中小バス車体メーカーの淘汰を免れたが、1980年代のスケルトン構造のバスボディ開発競争に難航、1986年に市場投入するまでの間に新潟交通と一部の小型バス以外のすべての顧客を失ったため、1988年度を最後に大型・中型のバスボディ製造から撤退。その後はいすゞ自動車の小型バスのみを製造していたが、1995年にいすゞバス製造(現・ジェイ・バス)へ移管し、バスボディ製造から撤退している。
[編集] 外部リンク
北村製作所 公式ページ
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