名鉄岩倉支線
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岩倉支線(いわくらしせん)とは、愛知県岩倉市の岩倉駅から同県小牧市の小牧駅までを結んでいた名古屋鉄道の鉄道路線である。岩倉駅と小牧駅の間を短絡する路線で、両駅間を犬山線、小牧線経由で行くよりも短い距離で行くことができた。また、名古屋市中心部へ向かう小牧市民にとっても同様に、短い距離で利用することができた。その後、名古屋までの鉄道アクセスが回復するのは、2003年3月に名古屋市営地下鉄上飯田線が開通するまで約40年待たなければなかった。現在は、名鉄バスが当路線廃止後の代替バスを運行している。
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[編集] 路線データ
※路線廃止時点のもの
[編集] 歴史
- 1920年9月23日 名古屋電気鉄道が小牧線として岩倉~(旧)小牧間を開業。
- 1921年7月1日 名古屋電気鉄道が名古屋鉄道へ路線を譲渡。
- 1945年5月1日 大曽根線の新小牧駅に乗り入れる。(旧)小牧駅廃止。
- 1946年11月5日 西小牧駅開業。
- 1948年5月16日 路線名改称で岩倉支線に。(大曽根線は小牧線に。)
- 1955年1月23日 架線電圧を600Vから1500Vに昇圧。
- 1964年4月25日 岩倉~小牧間が廃止。
[編集] 駅一覧
岩倉駅 - 中市場駅* - 小木駅 - 小針駅 - 西小牧駅 - 小牧駅
- *印の駅は路線廃止前に休止。