営団1800形電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1800形電車(1800がたでんしゃ)は、帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄)が1958年(昭和33年)から1959年(昭和34年)にかけて銀座線の輸送力増強用として導入した電車。8両(車両番号:1819~1826)が製造された。
丸ノ内線300形の設計思想をより具現化し、銀座線では初めて両開き扉を採用した。また、車内放送装置や簡易行先表示器なども、同線で採用されたのは当形式からである。
なお、駆動方式は吊掛式のままであるため、性能的には1700形までの形式とほぼ同一である。
当形式は01系の増備進捗により、1986年(昭和61年)までに全車廃車されたが、1825号の台車と機器は地下鉄博物館に保存されており、主電動機は100形(129号)カットボディ内の機器操作により可動する。
カテゴリ: 鉄道関連のスタブ項目 | 日本の電車 | 東京地下鉄