四天王寺国際仏教大学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
四天王寺国際仏教大学
[[画像:|200px|center|画像募集中]]
大学設置 | 1967年 |
---|---|
創立 | 593年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人四天王寺学園 |
本部所在地 | 大阪府羽曳野市 |
キャンパス | {{{キャンパス}}} |
学部 | 人文社会学部 |
研究科 | {{{研究科}}} |
ウェブ サイト |
四天王寺国際仏教大学公式サイト |
四天王寺国際仏教大学(してんのうじこくさいぶっきょうだいがく、英称:International Buddhist University)は、大阪府羽曳野市に本部を置く日本の私立大学である。1967年に設置された。大学の略称はIBU(アイビーユー)。
目次 |
[編集] 概観
[編集] 大学全体
四天王寺国際仏教大学は推古元年に聖徳太子により、仏の教えを学ぶ場、そして人間教育の場として創建された四天王寺敬田院(きょうでんいん)が起源である。現在は5学科5専攻の人文社会学部、4科2専攻の短期大学部、1大学院研究科を設置している。
[編集] アドミッションポリシー
聖徳太子の仏教精神のもと、「人を理解し共生するための心の教育」の実践を志向している。この「心の教育」とは、総合的な人間力の形成を主眼においたものである。これは社会において他者の心情や立場を思いやる心を持ち合わせ、兼ねて知力・徳力・自己表現力などのコミュニケーション能力を備えた人材の育成を実践することに他ならない。かかる目標の実現に向け、仏教精神の体得や専門に関する深い知識と高い技能の習得、学際的教養を身につける教育に重点をおいている。したがって入学選抜もまた、このような人材として成長することが期待できる学生の入学に焦点を当てて実施されている。
[編集] 教育および研究
- ダブルディグリー取得制度留学
海外留学制度としてダブルディグリー取得制度を設けている。その内容は単位の半分をIBUで取得した後、オーストラリア・サンシャインコースト大学 (University of the Sunshine Coast) に留学し、残りの単位を取得する。その上でIBU、USC双方のディグリー(学位)を取得できるというものである。IBUは大学生活4年のうち2年をオーストラリアですごし、時期を遅らすことなく卒業できることをうたい文句にしている。しかし4年で卒業は可能ではあるけれども個人差があり、卒業が1年以上遅れることもありうる。2005年2月現在対象は大学生(全学科対象)のみである。留学パターンは次のとおりである。
- IBUで実施するTOEFL(マーク式、ライティングなし)で525点以上取得し、USC付属の語学学校 (ELC) で大学入学を目指す生徒専門のクラス (DEEP3) に入学。
- 480点上以上取得し、ELCの自分のレベルにあったクラスで勉強し、語学力を向上させる。
- 480点以下の場合はダブルディグリー制度を基本的にはできないが、私費留学というかたちでオーストラリアに渡り語学力を向上させる。
以上が基本であるが、例外的な措置もかなりある。1.が一番の近道であるが、DEEP3で学ぶことが、大学への入学を保障されるということではない。そのため一度入学の機会を逃してしまうと、セメスターごとに入学、ひいては卒業を先送りしなければならない。USCの入学基準によるとIELTSで6.0(ただしスピーキングとライティングが6.0以上)、TOEFLの正規の試験で550点以上取得すれば、語学学校に通う必要なくUSCに入学できるかもしれないが、IBUの規則ではその方法での留学について触れておらず、先例もない。
学生本人の怠慢やなにかしら困ったことがおきない限り4年間で卒業できそうなものである。しかし、海外生活という奔放な状況において、学業に打ち込むことは困難であり、自分との戦いといった感がある。
ちなみにこのダブルディグリー制度を利用すると、ELC在学中は15万円の奨学金がもらえ、USCでは所定の単位分の学費はIBUが支払ってくれる。(ただしIBUの学費は卒業するまで全額納めなければならない。)
[編集] 学風および特色
[編集] 沿革
[編集] 略歴
四天王寺国際仏教大学は593年(推古元年)、聖徳太子が創設した四天王寺敬田院に端を発している。その後、1922年(大正11年)に学校法人四天王寺学園を創設し、天王寺高等女学校を開設。1957年(昭和32年)に四天王寺学園女子短期大学を開設し、1967年(昭和42年)には四天王寺女子大学文学部を開設。1981年(昭和56年)に大学を男女共学に改制し、四天王寺国際仏教大学と名称を変更し、現在に至る。
[編集] 年表
- 593年4月 聖徳太子が四天王寺敬田院を創設
- 1922年4月学校法人四天王寺学園を創設、天王寺高等女学校として発足(現 四天王寺高等学校・中学校)
- 1957年4月 四天王寺学園女子短期大学を開設
- 1967年4月 四天王寺女子短期大学と改称、四天王寺女子大学文学部を開設
- 1981年4月 四天王寺国際仏教大学(共学)および同短期大学部(女子)に改制
- 2003年4月 四天王寺国際仏教大学大学院を設置、四天王寺国際仏教大学短期大学部(共学)に改制
[編集] 基礎データ
[編集] 所在地
[編集] 象徴
- 大学歌は武田正躬が作詞し、梁瀬直子が作曲している。ちなみに学校法人四天王寺学園の学園歌は北原白秋が作詞し、山田耕筰が作曲している。
- シンボルマークは略称であるIBUをデザインしており、I上部の5本線は学校法人四天王寺学園の学園訓を象徴している。
- スクールカラーはシンボルマークにもある赤色と紺色である。
[編集] 教育および研究
[編集] 組織
[編集] 学部
- 短期大学部
- 英語科
- 生活科学科(生活科学専攻、生活福祉専攻)
- 保育科
- 保健科
[編集] 附属機関
[編集] 研究
[編集] 教育
「*各種プログラムの採択はない。」
[編集] 学生生活
[編集] 部活動・クラブ活動・サークル活動
四天王寺国際仏教大学では、学生の自治組織である学生運営委員会がクラブ活動等を取りまとめている。大きくは体育会と文化会の2つに分かれており、体育会で20部、文化会で21部と特別活動団体として4団体が活動を行っている。サークル活動は原則認められておらず、全て公認の団体のみとなっている。
[編集] 学園祭
学園祭は「IBU祭」と呼ばれ毎年3日間にわたって、11月初旬に行われている。
[編集] 大学関係者と組織
[編集] 大学関係者組織
[編集] 大学関係者一覧
- 四天王寺国際仏教大学の人物一覧
[編集] 施設
[編集] キャンパス
[編集] 講堂
四天王寺国際仏教大学には、聖徳太子にちなみ、法隆寺夢殿をイメージした八角形の講堂がある。
[編集] 対外関係
[編集] 地方自治体との協定
[編集] 他大学との協定
大学コンソーシアム大阪に加盟しており、加盟校と単位互換を行っている。 また、海外のいくつかの大学と学術提携を結んでいる。
[編集] 社会との関わり
[編集] 附属学校
学校法人四天王寺学園として次の学校を運営している。
- 小学校名称未定、平成21年設置予定
- 四天王寺中学校
- 四天王寺高等学校
- 四天王寺羽曳丘中学校
- 四天王寺羽曳丘高等学校
[編集] Wiki関係他プロジェクトリンク
[編集] 関連項目
[編集] 公式サイト
[編集] 参考文献
カテゴリ: 大学関連のスタブ項目 | 仏教関連のスタブ項目 | 大阪府の大学 | 日本の私立大学 | 日本の仏教系大学